表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/29

その十 お酒は二十歳になってからですよ!めっ!by日向

啓太は新たな事件を予感しながらも、今だに何も起こってはいなかった。



その10 お酒は二十歳になってから。


Turn "KEITA"


…。

空倉葉が持ってきたチョコなのだが…まさか酒が入っているとは…。

いや、すこしならまだしも…


「…ヒック…」


…なぜ酔う。

風味付けとかじゃないのか?あまりそういうのには詳しくはないが…。

食べなかった俺と空倉葉、食べたが何とも無い日向以外(仲野、風見、優華、陽美)全員撃沈…。



優華の場合


「兄さん…」


相変わらず無表情だが、顔が赤い。


「キスしていいですか」

「ダメだ」

「抱き締めていいですか」

「ダメだ」

「ではどこまでなら許容範囲ですか」

「知らん」

「わかりました。性交までですね」

「まて、ちょっとまて、止まれ」



仲野の場合


「仲野」

「あははははは!」

「おい、仲野」

「あははははは!」

「…」

「あはっあはははは!」

「…」

「くっ、苦しい〜!あははは!ひっ、ひぃ〜!」

「…駄目みたいだな」




風見の場合


「大丈夫か」

「…ぐすっ…うう…」

「泣くな。わけわからんが泣くな」

「ふぇ〜ん」


普段からは想像できない姿がそこにはあった。


「ほら、大丈夫だから」

「…ぐすっ…うん…」

「まったく…疲れるなこれは」



陽美の場合


「啓太!」

「な、なんだ!?」

「なんであんたは啓太なんだ!」

「な、なに!?」

「ちくしょ〜!」

「うおっ、抱きつくな!」



空倉葉の場合


「どうするんだ空倉葉」

「家に連れて帰る」

「それで?」

「口説く」

「…たった今お前を殺せる口実が出来た」






…結局、学校で足止めをくらった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ