表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/29

その8の2 集団でなんかされる。(ところでした)

次の章の話でもしましょうか。次の章はファンタジーの色を強くするつもりです。魔法とか。新キャラも出すつもりです。次こそ同級生出す。たとえ背景キャラになろうとも。はっ、小説には背景が無い!?

あまりにも理不尽な選択肢によって、半強制的に部活の見学へ駆り出されてしまった啓太であった。



Turn "KEITA"


「失礼します」


とりあえず、部活の見学が自由だというのがありがたい。

どこでもそうなのだろうか?ふむ。学校というものを知らんからな。


(主含め、俺も)



Turn "Narrator"


啓太の容姿は、黒髪のよく似合う、とてもクールな雰囲気にも関わらず、背の低く可愛らしい顔立ちというギャップが人気の男の子。

裏ではファンクラブが出来てしまっているほどである。

(ちなみに、優華と日向のファンクラブもある)


「え…!?あれって噂の転校生の…」

「うわ〜…本当に可愛い…」

「…な…ナデナデしたい…」


学校にいる時には周りに対して警戒していないので、周りの小さい声は聞こえていないわけで。


「練習をしているところなのにすみません。見学させてもらえるでしょうか?」


啓太は知りもしないだろう。この多くの部活が使用している体育館の中には、その啓太ファンクラブに入っている女子部員が多いことに。



Turn "KEITA"


今、体育館では女子バスケットボール部、女子バレーボール部、そして、舞台の上でやっている男子卓球部の三つ。

どこもすごい熱の入りようだ。

しかし、この高校はさして体育系では名を馳せているわけではない。

無理もないだろう。将来強くなると思う選手はみんな名のある高校に行くから…。


「…」


しかし、なんだろう。

この先程から感じる居心地の悪さは。

そろそろ出ようか…?


「ねぇねぇそこの君!」

「…む…あ…いかん。癖で…なんでしょうか?」

「ちょっとこっち来なよ」


呼んでいたのは女子バレー部の…休憩に入った人だろうか?


「いや、女子しかやってないところに見学に来るなんて何でかな〜って」

「ああ…どうやらタイミングが悪かったみたいなんです。まさか女子の使用している日だとは。だから卓球部くらい見ていこうかと…」

「ふ〜ん」


…さっきっからやたらと体に触ってくるなこの人は。

むずむずするからやめてほしいのだが…って!


「あら?」

「ど、ど、どこに手を持っていこうとしている!」

「股」

「ええい!普通に答えるな!」

「いいじゃん減るものじゃあるまいし…」

「いろいろすり減る!」


…後ろ!


「ひゃっ!」

「きゃっ!?」

「な、何を後ろから拘束しようとしているか!」

「ご、誤解です」

「手錠を持っていて言い逃れができると思うな!というかどこから出した!?」


…まさか、この居心地の悪さはこういうことだったとは。

逃げねば危ない!

(主に小説が)


「で、では見学はこのくらいで!さようなら!」

「待って〜」


なぜだ!?


「啓太く〜ん」

「って!あなたは男だろう!」

「愛には性別など関係ない!」


いかん!

つかまったら本当に危なくなってきたぞ!?

(主に小説が)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ