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ゲームの始まり

今回が初投稿です。設定などが、がばがはでお見苦しいかもしれませんが見ていただけたら嬉しいです


VRMMOプロジェクトーーーそれは多くのゲーマーが望んだ理想。自身がゲームという架空の世界で実際に遊びたいというゲーマーならば一度は願う夢物語。そしてそれは、現実となった。






「明日より発売となったドリーム&ファンタジー・オンライン。その熱はまさに今年最大とも言える熱狂ぶりでしょう!ドリーム&ファンタジー・オンライン、通称DFOでは専用のヘッドギアを使用したVR体験でRPGがプレイできます!~~~………」




テレビからは新発売されたゲームの情報が流れている。それを見ている自分は手元にある《VRヘッドギア》と《ドリーム&ファンタジー・オンラインの本体ソフト》に目を向けて、


「何でこうなった?」



そう言うしかなかった。








私の名前は山吹やまぶき 真夜まや現在高校2年生。これは数日前のことだ、



学校の帰り道、


「ひったくりだー!」


白髪の60代ぐらいのおじさんの鞄を引ったくった男がこちらに走ってくる。手にはお約束のナイフまで持っていた。私が女で小柄なのが災いしたのか男は私をターゲットにして走ってきた。


「てめーを人質にしてやるから逃げんじゃねぇ!逃げられたら俺様がてめーを飼ってやるよ首輪をつけてな!」


脅しのつもりかナイフを振り上げ切りつける体制に入った。ここで言うのもなんだが私は護身術を覚えている。私の幼馴染みと姉と弟が絶対習えと三人揃って至近距離まで顔を詰めてきたときはなにがあった?と驚いた。つまり何が言いたいかというと、


バンッ!


ガスッ (グシャ)


「◯★+@∮*♪%*#ーーー!?!?!?」


上から鞄が男の腕を弾いた音、男の股間を綺麗に蹴りあげた音(多分潰れた)、男の言葉にならない悲鳴である。なお、それを見ていた男集は大人、子供違わず皆内股になり股間を隠していた。どうやらかなり恐ろしいらしい。引ったくり男もひとしきり騒いだら痛さのあまり気絶したのか口から泡を吹いて白目をしていた(俗にいうレイプ目)その後事情を警察に話したり鞄をおじさんに返した。この時、


「ありがとう、この中には大事な紙があってねぇ、ああ、そうだ。取り返してくれたお礼と君を危ないことに巻き込んでしまったお詫びににこれを渡そう。ありがとう、それじゃあね」


おじさんが去っていった後に紙を見ると


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

VRMMO《ドリーム&ファンタジー本体ソフトと専用ヘッドギア》プレゼント引換券。※発売前日に以下の店舗へ持っていくと無料で引き換えできます。発売日を過ぎても交換可能。注)・・・・・・・・・・・・・・・・・etc

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


と書かれていた。どうやらゲームの引換券らしい。家に帰って廃人ゲーマーの幼馴染みに聞いてみようと思った。








「はあっ!?ドリーム&ファンタジー・オンラインの引換券をもらっただと!?……本物だ…マジかよ。お前のリアルラック頭可笑しいだろ…」


「そうかな?てかリアルラックって…」


「事実だろ?保育園の遠足で迷子になったときや宝くじでまさかの一頭百万円、しまいにゃ株に手を出せばマイナス無しって…」


そう言えば幼馴染みを名前をまだ言ってなかった。こいつの名前は渡辺わたなべ 悠斗ゆうと生まれた病室、時間が同じ、家が隣、とそんな感じで本当に小さい頃からの腐れ縁だ。因みに保育園の遠足の件は悠斗が先頭を歩いていたら迷子になって私が前を歩いたらすぐに皆と合流出来たこと。宝くじは文字通り、株に関しては何故か私が買った株が何故か上がるという謎現象(買った時にマイナスでも)が起きた。



「取り敢えず俺は買うつもりだから一緒にやろうぜ」


「まぁ、良いけど。私は悠斗みたいな廃人ゲーマーじゃないから期待しないでよ…」


「やったぜ!お前とゲームをすると退屈しなくていい」
















サービス開始日



「そろそろかな?」


ヘッドギアをつけた私はベットで横になる。


「アクセス」


瞬間目の前は真っ暗に。







『ドリーム&ファンタジー・オンラインへようこそ。ここでは初期設定を行います。まずは名前を入力してください』


「名前かぁ、リアルネームはご法度って言うし…よし、《YORU》っと」


『YORUさまでよろしいでしょうか?』



ピコンっ!という音の後にYES|NOの選択肢が出てきた。私はYESを押す。


『次に職業を決めます。自作とオート、どちらにしますか?』


次は職業を決めるらしい。自分で選ぶかコンピューターに選んでもらうかするらしい。説明はこうだ。因みにメイン職業とサブ職業がある。


自作

自分のなりたい職業でスタートできる。

選べるのは

近接

《剣士》

《槍使い》

《格闘家》

《斧使い》


遠距離

《弓使い》

《魔法使い》

《僧侶》



サブ職業限定非戦闘職

《職人見習い》

《調教師》

《吟遊詩人》



以上9種類(11種類)から選べる。


オート

コンピューターに任せる。確率はランダムで終盤でしかなれないようなレア職にもなれるが作り直しが出来ないため要注意。外れもあります。


「どうしよう…そもそもどの職業がいいのか知らないし…オートでいいや」


ポチ!


オートを選択した。どうやらルーレットのような形で決まるらしい。目押し出来ないように職業名が見えなくなってから押せるようになった。ストップのボタンを押す。


ピタッ!


「なになに?《竜魔女》?《予言者》?説明は??」


職業《竜魔女》

竜と人間(魔女)の2つの姿を持つ。竜の時は高いHPと攻撃力、防御力を持ち空を飛ぶことができる。人間(魔女)の時は高いMPと魔法攻撃力、魔法防御力を持つオールラウンダー。レベルアップで竜としての種族が変化。(竜)HP、攻撃力、防御力にプラス補正(人間(魔女))MP、魔法攻撃力、魔法防御力プラス補正。取得条件???



サブ職業《予言者》

カードや水晶、星などを使って予言ができる。魔法職と同時に使うことで高確率の予言が可能になる。???が高いと的中確率アップ。MPにプラス補正。取得条件???



「アウトだと思うんだけど……まあ、《魔法使い》で通すか」


『それではドリーム&ファンタジー・オンラインの世界へ行ってらっしゃいませ!貴女の旅に祝福がありますように』










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