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3BECAUSE  作者: Guru
70/131

第70話「???VS???②」

「気づきましたか…?トウマさん…

いや…


ヤコウトウマ!

俺がここで死ぬわけないんだよ


ねぇ、ジンさん」



「はっはっは!

俺が自分のかわいい“部下”を殺すわけがないだろ!?」



「よく言いますよ…ジンさん…


あなたなら、やるでしょそれ?」



「ん!?そうだったか…?」




キング・黒崎嵐


彼はヤコウの下で、よく動いてくれていた。

ヤコウの信頼も厚い。



しかし…

キング・黒崎…


この男はジンがキングに送り込んだスパイ。



今までキングの情報や行動、それらすべてはジンに筒抜けであった。


それは一番身近な存在に、ジョーカーの一員がいたからだ。



ヤコウは握りこぶしを作り、唇を噛んだ。

ヤコウの体とその手は、悔しさからか震えていた。



(くそっ…黒崎嵐…


信じてたのに…おまえとエーコだけは、信頼していたのに…)



すべてを知ったヤコウ。


付き添った年月が長いだけに、ヤコウのショックはあまりに大きい。


弱ったヤコウにジンが漬け込む。



「どうやらおまえはライジングサンにスパイを送ったらしいな


キングとライジングサンで同盟を組むために…



だが、それ以前に自らにスパイが紛れ込んでるとは思ってもみなかっただろう!


くっくっくっ…哀れな男よ!」



「黙れ……」



黒崎が呆れた表情でヤコウに告げた。



「あなたと過ごした日々…

なかなか楽しかったですよ…


本気でジンさんを倒そうって言うんだから…

ほんと笑えますよ!!」



「嵐!!!貴様!!!」



「やめてもらえますか?そんな言い方…


もう私は、あなたの部下でも、何者でもないんですから」



「!!!


くっ………」



黒崎がきつい一言を言い放って、ヤコウの横をゆっくりと通り過ぎていく。


そして、黒崎はジンの後ろへとついた。



きっとこの行動は、黒崎はもうキングの人間ではなく…


ジョーカーの人間…


そう意味するものだったのだろう。



黒崎を従えたジンが語りかける。



「なぁトウマ…


なぜ今まで下っ端しか送り込まなかった俺が、ここに来て自ら出向いたんだと思う?」



「知るか…

貴様の考えることなど、理解できん…」



「飽きたんだよもう」



「飽きた…?」



「おまえが余計なことをするからだ…


橘善にレトイン…そして俺



“エレクト”の力を持つ者達…

役者はそろった 舞台は整いつつある


そこにおまえみたいな、エレクト“じゃない”脇役ども…」



「………」



「そんなやつが俺達のステージへと上がってこようとする…

目障りなんだよ


てめぇなんか脇役どころか、観客で十分!

傍観者が一番お似合いだって話だ!!」



「昔の俺と今の俺は違う!!


確かに俺はエレクトの力は持たない…



それでも、見せてやるよ…

そんな俺でも、どれだけ力を持っているのかを!!!」




キング・ヤコウ


ついに覚悟を決めた。



(やってやる…!!


俺だって今まで、決して遊んでたわけじゃない!!

勝つ…ジンをここで俺が倒す!!)



ヤコウがジンを標的にし、向かっていく。


すると嵐がジンをかばうように、さっとジンの前に立った。



「私がやりましょうか…?」



「いや…昔のよしみだ…


俺にやらせろ」



ヤコウは“ライト・リミテッド”

“光”の力を放った。



「くらえジン!!


こいつはただの光ではない…不可視光の放射線!!

目には見えまい!!」



ヤコウにが目にみえぬリミテッドの攻撃を放つも……



「確かに…何も見えねぇな…


てか本当におまえ、なんかしてんのか?」



「!!!」



目の前にいたはずのジンが、次の瞬間には自分の背後にいる。


いとも簡単に攻撃はかわされていた。



二階堂 仁


この男の強さは、なにもリミテッドの力だけではない…


身体能力はもちろんのこと、知力・体力、すべてにおいて頂点に至る。



(いつの間に背後に!?


くそっ…手下ばかり動かして、自分は決して動くことはない…

腕は落ちていると思っていたが…)



戸惑うヤコウに、ジンが構えた。



「何もしないんだったら、俺からいってやろうか?」



「!!!


(来る!!エレクトの力か!?)」



エレクトとの力を恐れ、ヤコウは後ずさりした。

そのびくついたヤコウを、ジンは嘲笑する。



「何をそんなビビってんだ?


大丈夫だって!

おまえごとき…エレクトの力、使うまでもない」



「な、なめやがって…」




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