01 俺の試練!←そんなに難しくもない(前)
頭の中の設定がおかしい(笑)。こんにちは、歌マウミと申します♪( ´▽`)初めてに方ははじめまして( ´ ▽ ` )ノ
評価・感想をしてくれたら嬉しいなと思う今日この頃・・・(^_^;)お願いしますぉ
【ヴァルキュリア軍】
ヴァルキリー帝国において最重要な役割を果たすことから一般とは違い、身分や待遇面においても差が出てくる。むろん、日本人も軍に入ることは可能だが、階級は2等兵からでなかなか上がらない。日本人とヴァルキュリア人では闘争本能が違うからか?
帝国陸軍と帝国空軍があり海軍は空軍管轄となる。
ヴァルキュリア軍における階級は
(3等兵)、2等兵、1等兵、兵長、伍長
2等空(陸)士、1等空(陸)士
軍曹、軍長
2等空(陸)尉、1等空(陸)尉
2等空(陸)佐、1等空(陸)佐、特別空(陸)佐
2等空(陸)将、1等空(陸)将である。
最頂点にあるのが最高統括軍団長で皇帝陛下がそれに当たる。
しかし、皇帝陛下は軍事に関しては無知が多くお飾り状態である。
それは今代のヒルダ・ラ・ヴァルキュリア女王陛下でも同じことであった。まだ齢16の少女であるが、先代の皇帝陛下が早くにお亡くなりになり15歳で即位された。
軍事のことは全く知らないとは言わないまでも、素人には変わらず代理を必要とした。
代理には第1〜第12特務部隊隊長が合議制をとって軍をコントロールする。
議長は第1特務部隊隊長で、日本人で弱冠15歳、一等空将の少年である。これはヴァルキュリア軍では異例なことであった。そもそもヴァルキュリア軍において日本人で15歳という若さでは尉官を獲得するのも難しいのである。しかし、ヒルダ女王陛下はある条件を出して各官僚達を抑えたのである。__________
ーーーーーーーーー☆ーーーーーーーーーーー
「アイン・バルクホルン卿お疲れ様です!」
今日最初の秘書官の言葉がそれだった。彼女の名前は荒木 薫子(15)、俺が直々にスカウトした女の子で階級は1等空尉。破格の出世として一時的に世間を賑わせたのも有名な話らしい。
「荒木一等空尉?そういう言い方はやめてくれないかな。」
「何を言っているんですか!アイン卿に対してこれ以外の言葉などありません!」
んー、やっぱり秘書官は固いなぁ。
「そういえば今日、女王陛下と食事なんだけどくるかい?」
「と、と、とんでもありませんっ!私ごときが陛下とお食事などっ」
そうかな?と思いつつ、今日あった事を秘書に言ってみる。
「今日は学校の入学式だったよ。だるい。それに何かよくわかんないやつが友達になってくれって。ばれてるかも。」
「それって大丈夫なんですか!?それによく許可がおりましたね。日本人で軍トップなのに。」
「んー、いづれはバレることでしょ。それに日本人も軍トップの関係ないし。でしょ?荒木一等空尉考えたらわかることだよ」
ちょっとからかってやった。しかし冗談をいうようにと言ったのは俺の方だった。昔、彼女がまだ秘書官職について間もない頃は、感情のこもってないロボットのようなものだった。まぁ、これは昔の俺の噂を聞いた連中が彼女に変なアドヴァイスをしたせいだったのだが・・・。
「し、失礼しましたっっ!秘書官としてあるまじき行為、お詫び申し上げます!」
冗談に決まってるだろ、と俺は苦笑して制服に着替えた。
「なんて素敵なお花畑なの、私たちの愛はこの花畑のように深く、そして清らかで美しいわ」
・・・何だこれ。唐突すぎだろ・・・っ!
「現場報告っ。ただいま本基地内でハルート副隊長の創作劇が行われておりますッ。」
そう、俺がエレベーターホールを抜けFBDハンガーのドアを開けた途端、このふざけた劇が始まったらしい。
「このバカッ!何やってんだ!?ここは基地だぞ、何度言ったら分かるんだ!」
「だってぇ、ここしかやるところがないしぃ、みんなも楽しんでくれてるしぃ。ねぇみんな?」
おぉぉぉ、と歓声が上がった。何だこいつら....。俺の部隊の評判がぁぁぁぁ。このままではまずいと全員を睨めつけると、どよめきが一瞬にして消えた。
「そういうのは家でやれ!ここでするな!見てたやつ減俸1ヶ月!」
そりゃないですぜ隊長ぉ、その場にいた兵士からそんな声が出る。
「仕事しろっ!仕事しないやつに明日など来ない。だいたい・・・」
俺が説教してると話の最中にハルートが、
「あぁ、私たちはもう終わりなのね。私たちの愛はこの氷で覆われた湖のように冷たく、閉ざされてしまったんだわ。」
ブチッ。兵士たちが恐怖で顔を蒼白とさせている中、「ハルート、ちょっと来い」とだけ伝えハンガーを出た。
この第一特務部隊は精鋭中の精鋭で人数は少ないのだが、みなそのほとんどが一級勲章を女王陛下か賜ってた者たちである。したがって扱いが大変難しいのだが・・・。
「何ですかぁ、隊長ぉ。用事はぁ、早めに済ましてくださいよぉ?」
特にこのハルート・ルセアニッド特佐(特別空佐)に至っては、限度を超えている。
この腑抜けた感じは面を合わしても変わらない。
「お前なぁ、もうちょっと副隊長らしくしてくれ。パイロットとしての腕は良いのはわかるんだが、あれじゃ女王陛下の審判で降級になっちまう。」
そう、ヴァルキュリア軍では女王陛下の月一回の部隊見回りでS、A、B、C、D(←解散)の部隊ランクが決まる。今俺たちのランクはAであり、本来ならSのはずだがこいつの奇行のせいでAどまりなのである。
「これ以上落ちないですってばぁ。やるときはやる男ですよぉ?」
お前は女だろ・・・。その時けたましいサイレンが基地中に響き渡った。
"第一種警戒体制!繰り返します、第一種警戒体制!"
"第一種警戒体制!繰り返します、第一種警戒体制!"
なおもアナウンスが鳴り響く中、俺とハルートは軍議を開いた。
「隊長、ここは私が出ます。隊長の機体はまだレイアウト前でしょうから。作戦指揮は隊長にお任せします。」
誰かお分かりいただけただろうか。ハルートである。彼女は戦闘のことになると頭が切れ別人になるのだ。が、なぜかハルートに違和感を感じた。何かがおかしい。
「確かにいい案だ、お前の機体があればな。お前の機体はまだ修理中だろ?どうするんだ?」
「さっき劇の時に直し終わったらしいです。一応確認のためにハンガーに行きましたが。」
「え?じゃあさっきの劇はなんなんだ」と聞くと、もちろん、暇つぶしに行っていた趣味のうちの一つですが?的な視線が帰ってきた。
「アイン・バルクホルン卿。特一級電文でF3-0が発令されました」
特一級電文でF3-0だと!?
軍における伝達系統はAから順にHまでありそれぞれが100通りある。F3は、F(反ヴァルキュリア勢力)の3番目(テロリストに関する項目)である。末項の0は様子見のち威嚇射撃を意味する。つまりこの命令で我々はこの戦闘でテロリスト対し手も足も出ないということだ。
「誰だ!誰がこんな命令を出した!状況もまだわかっていないんだぞ!」
「 特一級暗号電文です。アイン卿」
特一級電文____すなわち最高統括軍団長の直接指示だ____ヒルダの指示なのか?
「女王陛下に直接確かめたい!ヴァルキリー帝国直轄回線を・・・」
「なんでしょう、アイン・バルクホルン一等空将。私ヒルダ・ラ・ヴァルキュリアに用事かしら?」
俺の言葉を遮ったのはなんと女王陛下だった。俺は敬礼するのも忘れ呆け、慌てて敬礼をした。
「じょ、女王陛下!何故このようなところに」
俺が敬礼するとハルートを含め今まで空気のようだった第一特務部隊全員が一斉に女王陛下に敬礼をした。
「今日は視察の日ですよ?貴方たち第一特務部隊の」
穏やかな、それでいてどこか悲しい声だった。
「い、今はそれどころではありません!第一種警戒体制中です!」
女王陛下に恐れ多く進言すると、辺りがしん・・・と静まった。
「・・・それこそが今回の視察の内容よ、アイン卿。前回の視察と今回の視察では隊長能力の有無について、この基地の皆さんと話合って見極めたの。あなたには才能がないみたいね、降級かしら?」
続く____
どうも歌です( ;´Д`)
なんかどんどん話が意味不明になって行くねぇw
頭が痛くなったけど、もうちょっとわかりややすくお届けしたい(>_<)
改稿もたくさんするかもぉ、よろしくお願いしますよぉ( ̄^ ̄)ゞ
評価・感想を書いてくれると嬉しいですっ(=´∀`)人(´∀`=)ではまた、次回会いましょう!♪( ´▽`)