表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あ・さ・お・き・た・ら  作者: ミント


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4/6

 木山さんが朝起きたら、昨日板に打ち付けたはずの釘が床に散らばっていた。


 木山さんは冷静に、その釘の数々を観察する。強引に引き抜かれた様子もなく、真っすぐのまま何事もなかったように転がっている釘を見て木山さんは「あーあ」と呟く。


 せっかく人間の形をした、珍しい妖精を捕まえたから生け捕りにしたのに。誰かに見せてやろうと思って、逃げないよう釘で打ち付けておいたのに。


 がっかりした木山さんは、そのまま不貞寝してしまったという。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
言葉は通じなかったのだろうか……
ちょっとぉぉぉっ!? 一体どんな感じに打ちつけたのか、気になるなあ。 Vの字に二本打ちつけて固定しただけなのか、それともキリストの如く磔刑な感じだったのか。 どうしたかによって木山さんの為人が解る。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ