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読み切り短編集

ちょっと不思議

作者: ルーク猫

ついさっきあった、ちょっと不思議なできごと。


牛乳がなかったので、近くのコンビニに買いに出た。

近くと言っても歩いて10分ぐらいかかる。


実家なので、子どもの頃から見知った道を歩いていた。


あそこに住んでた綺麗な男の子は

中学1年の時に死んじゃったんだよな、

皆で泣いたな、

とか。


ここに住んでた同級生のお父さんは

台風の前に屋根を修理しようとして

落ちて死んだんだっけ、

とか思いながら。


牛乳を手に下げて、ヘッドホンでゲームのテーマソングを聞きながら歩いていると、

頭の左側に何か、ぶつかった。


風船のような、ボワン っていう感触。


頭を振って、周りを見回しても何も無い。

触っても何もついていない。

高台なので、左手にあるのはガードレールだけ。

しばらく行き過ぎて、振り返っても、なにもない。


ただそれだけの話。


あまりにも大したことがなくて

数分後には忘れそうだったので

ここに書いておく。


お盆が終わって、帰ろうとした魂が

ぶつかったのかもしれない……











⋈ ・・・・・・ ⋈ ・・・・・・ ⋈

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