悲しい思い出
千蜜が気絶している間に見た悲しい思い出。
彼女が心を失くした誰も知らぬ悲しき記憶
「汚らわしい。」
「その色香で父親まで誘惑する気か?」
「妖に殺されてしまえばいい、、、。」
しねばいい、おまえなんていらない、きえてしまえばいいにに、、、同じ言葉を繰り返す狂ったような顔の大人たち。
その中心にはいつも私がいた。
汚らわしい華宮の女、、、、
そう呼ばれてきた。何故?私はなんで嫌われたの??
昔の幼い千蜜には理由がわからなかった。
だから必死に大人の前に歩みよって笑った。
だが、千蜜の姿を捉えた大人たちの残酷な言葉は容赦なく幼い彼女の心をすり減らし粉々に壊していった。
「汚らわしい、よるな。」
父親にまでそう告げられた。
ワタシハ、ケガレテル、、、?
その時をきっかけに悲鳴を上げていた幼い少女の精神は心に深く鍵をかけた。
なにを言われても反応なく虚ろな瞳でただ時が過ぎるのを待ち続けた少女、千蜜に味方など存在しなかった。
近ずいてくるのは、千蜜の体から香る華宮の色香に誘われた雑妖ばかり。
怖い、怖い怖い怖い怖い怖い怖いっ怖い。
誰も来なければいい。私の周りに近づかなければいいの。
千蜜は独りぼっちでいいから、、、誰か平和な、、、何にも怯えないところへ連れて行って。
世界が終わればいい。この世が終焉を迎えれば、、、自分も終われるから、やっと死ぬことができるから、、、。
頭の中で拡がる二つの矛盾した願い。
生きたい、だけれど終わりたい。
この果てしない苦痛から逃げたい、二つの願いは同じ。
同じ願い、苦痛から逃げるために死ぬか、逃げるために生きるか。
矛盾していてだけれど叶う事のない密かな願いだった。
そうして長い夢は覚める、だるい頭を抑ええながら悲しい夢から覚めた千蜜は辺りを顔だけを動かし室内を見回した。
「あ、起きたよ兄弟!お姉さん起きた!!」
可愛らしい少年のこえが響いた。
すこ~し更新。
千蜜ちゃんの小さいころの思い出
色々と意味の解らないところありましたが気にしないで下さい<(^^:)>
ではでは、またいずれの日か会えんことを、、、。




