目覚め、そして波乱
恐怖の末、意識を失う千蜜。
目覚めるとそこは、、、。
「で、、、だから、、、な、んで、、、」
「お、、、い、、、おき、、、だろ、、、!?」
ざわざわ、、、周りが煩い、、、。
いつも、私の周りは静かだった。
人を避けなるべくかかわらずに生きてきたから、身内さえも私を認識しているかどうか定かではない。
「んっ、、、。」
千蜜は静かに起き上がると周りを見渡した。
確か自分は森の中にいたはずだ、だが今は真っ白の壁に白い棚、棚の中には薬品が入っているだろう瓶が置いてある見るからにどこかの病室か学園の保険室と言った風に見える。
「あ、起きたよ兄弟!お姉さん起きた!!」
千蜜が考えこんでいると仕切りのカーテンが開き栗色の柔らかそうなウェーブのかかった髪が覗きまだ子供らしさの残った男の子が顔をだした。
「本当だ!お姉さん、気分は!?どこか痛いとこない!?」
「え、、、あ、の、、、」
千蜜は早口に迫ってくる同じ顔の少年達にたじろいだ。
「あ、兄弟。お姉さん困ってるみたいだね、どうしてだろ?」
「そうだね兄弟。でも、見た感じどこも痛くなさそうだね?大丈夫??」
一卵性の双子であろう少年たちは同じ方向に首をかしげる。
何をしてもそっっくりだ。髪型から女の子のような瞳に通った鼻筋、見るからに美形に入るであろう少年達が何故自分の目の前にいて私を心配してくれるのかわからなかった。
双子の一人の問いにコクリと頷くと少年たちはうれしそうに笑った。
「だれ、、、?」
千蜜はまだうまく回らない頭をゆすり体をおこした。
「僕は草矢 翠だよ。お姉さん。」
「僕は草矢 蒼だよ。お姉さん。」
「「よろしくね」」
双子、翠と蒼は息ぴったりにあいさつした。
千蜜は翠に他に聞きたいことは?と問われ、しどろもどろに聞いた。
「ここ、、、、、どこ。」
千蜜は目覚めてからの疑問を口にした。
「ここ?ここは、保険室。お姉さんは森で倒れて暁につれてこられたんだ。」
「あんな暗くて気味悪い森で何してたの?」
{気味の悪い森}そう聞いて千蜜は肩をすくめ以上なほど震える体を抱きしめた。
「お、お姉さん?どうしたの?」
「だ、大丈夫だよ?ここは安全だから落ち着いて?」
そういって手を伸ばしてくる双子の手を見て千蜜の記憶は思い出したくない暗い思い出を呼び起こす。
「、、、、、っ!!!」
千蜜は意識が遠くなる寸前に暖かい人のぬくもりを感じ確かめることも拒絶することも出来ずに意識をてばなした。
これが、千蜜の運命の歯車を壊し始める一番めの扉
短くてすいません(^^:)
がんばりますので気を長くしてみまもって下さい。




