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だが…その後…彼の国は跡形もなく消滅した。
……神閣下に進言した事が認められたようだ。
すまんな…リア充よ。
そして…俺は天界に戻って次のミッションの指令を待っていた。
「しかし…スネーク…君は本当に凄いね」
「なにが?」
「ゴミのような戦闘力であのチートを捕獲するとは…」
確かに今回の任務の成功は奇跡に近い。
「運が良かっただけだが……まあ惚れ直したか?」
「も、元々惚れてない!だが…君の戦果には感心している」
アイシェラの照れた顔は中々可愛くてむらむらしてしまった。
「そうか…アイシェラ…一つ聞いていいか?」
「なんだ?」
「君の首は…頑丈か?」
「はあ?」