第一章 異世界に転移する
初めてなのでどこかミスしてるかもしれません。
いつもと変わらない日常…
普通に学校に通い普通に今を過ごす。
そんな変わらない日々を俺はおくる…はずだった。
「どこだ?ここは…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
季節は春…
鮮やかな桃色の桜が空を舞っており、頬を撫でるかのような心地よい風が吹いている。
その中で一人、竹刀を振りかざしている一人の少年がいた…
俺の名前は月城夜空、もうすぐ十八歳で現在高校三年生。
部活は剣道部に所属しており、毎日楽しい日々をおくっている。
朝は毎日六時に起き、顔を洗って少しジョギングをしてから家に戻り、シャワーを浴びて登校する。
家から学校までは徒歩で行くことができ、それほど遠くない距離だ。
学校の校門まで着くと、そこには見覚えのある人物がいた。
俺の幼馴染、柊結衣だ。
彼女とは幼稚園からの付き合いである。
「ねぇねぇ夜空、今日の最初の授業体育だから一緒にやろう?いいよね?」
「別に構わないが…俺なんかとでいいのか?」
「いいに決まってるよ、む むしろ夜空がいいの!」
「そ そうか…でもなんで俺がいいんだ?」
「もう!一々そういうの聞かなくていいの!ほら、早くしないと先行っちゃうよ」
「わかったからちょっと待ってくれ」
それから下校する時間になった。
今日は部活が午後はないので結衣と一緒に帰ることになった。
(だが、この後まさかあんなことになるなんてこの時の俺には知るよしもなかった…)
「ねぇ夜空」
「ん?なんだ?」
「私たちっていつまでもこういう関係?」
「それはどういう意味だ?」
「だからさ、そのもっと仲良くっていうか恋人になるというかゴニョゴニョ」
「ん?何言ってるか聞こえねぇよもう少し大きな声で言ってくれ」
「もう夜空のバカ‼︎知らない!」
そう言いながら結衣は走って行った、だがそこは…
「おいバカ赤信号だ止まれ!」
運が悪かったのかそれがまたは運命だったのか…
そこには走ってくる一台の車が。
「くそ!間に合え‼︎」
ド!
良かった…間に合った…
「え!?」
キキィー ドッ ガシャーン!
「うそ、夜空?夜空ー!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「うわぁ!はぁはぁ! ん? ここは、どこだ?」
辺りを見回すとそこは何もない真っ白な空間のみ。
うわ!なんだこれ俺浮いてる?つーかここ、どこだ?
「あ、そうだ俺は結衣を助けようとしてそのあと…」
「そうか、俺…死んだのか…」
「そうだとしたらここはどこだ?」
俺が辺りを見回していると…
不意に後ろから声が聞こえた。
「ここは若くして死んでしまった者を他の世界へと転移させる場所です」
そこにはいつの間にか二十代ぐらいの銀髪の女性が立っていた。
「うおっ ビックリした、誰だあんた!?」
「私はイシス、これからあなたを転移させる世界で私は魔法の女神イシスと呼ばれています」
「転移させる?魔法?女神?あんた何言ってるんだ?」
「それは向こうの世界に行けばわかります」
「ちょっと待てあんた何言って…」
「大丈夫です、向こうの世界でもちゃんと生活できるようにさまざまな魔法やスキルなど、ほかにも身体能力などもかなり上昇しておきます、よっぽどの事がない限りあなたは絶対に死ぬことはないでしょう」
「ちょっと待てって!」
「転移するにも時間に限りがあるので説明してる時間はありません、さぁ、お行きなさい」
「うお!?なんだこれ下に穴が!ヤバイ!落ちる…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ドサッ
「イテテ、ん?」
辺りを見回すとそこは見知らぬ場所だった。
「どこだ?ここは…」
次回は月城夜空の旅仲間が一人加わって、街に向かいます。
次回の話を投稿する日にちは未定ですがたまにちょくちょく投稿していくんで、なにとぞよろしくお願いします。