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夜を駆けるクラミジアン

みんな、アニメうしおととら、見よう!

「寒い…寒いわお兄様…」

家が全焼して帰る場所の無くなった二人。宿に泊まるお金も遂に底をつき、野宿を始めてからはや3日も経とうとしていた。完全にホームレス状態である。

陰毛鞭毛クラミジアンは学校も一週間前から休んでいる。

季節は涙も凍る極寒の真冬。温かい食べ物を満足に食べるだけのお金もない二人の体力は限界に達していた。

「しっかりしろインゲー!くそっ!俺が何とかせねば…」

下痢便小便屎尿糞尿クラミジアンは自身の体質故、外を出歩くことは非常に困難であった。そのため、買い出しや段ボールハウス作りは全て陰毛鞭毛クラミジアンが行っていた。なのであまり動いていなかった分少し体力に余裕があったようだ。

「金!そうだ…何をするにもまず金が必要だ!だがどうやって金を集める…?マトモな手段では間に合わん…」

「やはりあるところから取ってくるしかない!インゲー!もう少し待っていろ!!」

そう言って下痢便小便屎尿糞尿クラミジアンは夜の街へと飛び出した。

幸いにも時刻は既に深夜。通行人と出会う可能性も低い。

「遠くへ行けばその分女に遭遇する可能性も高まる…近くで金のありそうな家は…」

「ここだ!いくぞっ!!」

下痢便小便屎尿糞尿クラミジアンは目についた豪邸の塀を登り初めた。

「なかなかのセキュリティだな…」

塀を登った先の庭にはドーベルマンデカが20匹近く放たれ、周りを威嚇しながら徘徊している。

「監視カメラは3つ…楽勝だな」

下痢便小便屎尿糞尿クラミジアンは塀から降り、落ちていた石を素早く拾うと監視カメラに投げつけた。石のぶつかったカメラはかすかな煙をあげて停止した。

しかし、それと同時にこちらの存在に気付いたドーベルマン達が一斉に襲いかかってきた。

「たかが犬風情がぁ…この俺に敵うと思っているのかぁ!!」

下痢便小便屎尿糞尿クラミジアンの戦闘力は伊達ではない。次々と襲いかかるドーベルマンを千切っては投げ、千切っては投げ、あっという間に庭のドーベルマンは全滅してしまった。

「さて、こっからが本番だ…」


とうとう家の中に忍び込む下痢便小便屎尿糞尿クラミジアン。

果たしてどんな恐ろしい罠が仕掛けられているのか!続く!!

いつ終わるんですかね…

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