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休日のクラミジアン

しばらくぶりの更新です!

明るい日の光が照りつけてくる。

「う、う~ん…あと五分…ムニャムニャ」

もう朝の十時だというのに陰毛鞭毛クラミジアンはまだ布団にくるまっている。

「そろそろ起きろよー、折角の休日が無駄になるぞー」

下利便小便屎尿糞尿屁クラミジアンはぐーたらな弟とは違い、早起きだった。

「ほら、カラオケ行くんだろ?起きろよ」

休日に昼からカラオケとはこの兄弟…

「そっかー…」

兄に急かされ、ようやく陰毛鞭毛クラミジアンが起きてきた。

「ふぁ~…あはようござひますお兄様……」

「おはよう。やっと起きたか」

下利便小便屎尿糞尿屁クラミジアンは既に朝食を食べ終わっていた。

「いいだきま~ふ」

陰毛鞭毛クラミジアンはトーストにかじりついた。と、同時に驚愕した。

「!!こ、これは!!!」

「下痢煮込みシチューじゃない!!」

「まともな朝ごはんだ!何年ぶりだろう………」

一般的な食事が何年ぶりとはこれ如何に。下痢便小便屎尿糞尿屁クラミジアンがいかにおかしいかが伺える。

しかしこんな特殊体質なのも、全ては例の[異性が視界に入ると強制射精してしまう]体質のせいであることは言うまでもない(?)。

「たまにはいいかな、と思ってさ」

「凄く美味しいです!!」

「それはよかった」

陰毛鞭毛クラミジアンが久しぶりのまともな食事を摂ったところで、二人は早速出かけることにした。

しかし下利便小便屎尿糞尿屁クラミジアンは街を歩くことすらままならない。

そこで、下利便小便屎尿糞尿屁クラミジアンは目隠しをし、陰毛鞭毛クラミジアンが手を引いて行くことにした。

実に仲の良い兄弟である。そして…

「ついたー!」

「カラオケなんて何年ぶりだろう」

「ね、ねぇ、一緒に沢山歌いましょうね、お兄様!!」

「おう。」

(そういやこいつは俺につきっきりだったからカラオケなんて初めてか……)




次回、『歌歌うクラミジアン』お楽しみにっ!

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