近接武器ゲットだぜ!
あれから10日が経ちました そうです!
ついに私の双剣が出来上がる日です まってました!
家族が全員出勤したあとすぐに家をでた
オドさんの鍛冶場まで向かう もちろん代金とジャーキーは持った
2袋って言ってたけど袋がわかんなかったから、ツボだ
こんだけあれば文句ないと思うんだよね
食べすぎ良くない 塩分取りすぎ良くない うん
鍛冶場についたのでドアノック コンコンコン
足音がドスドス聞こえる 今日は鍛冶してないみたいだ
ドアが開いてオドさんが出る
オド「来たか、入れ。」
「おじゃましまーす」
オド「出来てるぞ、確認してくれ。」 机の上には双剣しっかり鞘にも入っている
「わあーーーーすごいです、きれいーーー天才ですね!!」
なんかもう理想って感じだった 私のレプリカの比じゃないよこれは
オド「当たり前だろうワシが作ったんだ、裏で試してみろ」
「はい、わあ、はあー、すごい」
双剣を腰につけてみる、 このベルトもめちゃくちゃしっくりくるんですが
オーダーメイド恐るべし
裏庭に来た 一度抜いて刀身をみて見る
何の違和感もなく抜ける刀身 ぴっかぴかなのはもちろんだけど
なんだコレ綺麗だ 私のレプリカにはなかった不思議な模様も入っていた
「かっこいい・・・・・・。」
オド「はっはっは、だろう?我ながらいい出来だ見た目だけじゃないぞ。ふってみろ」
「はい」
一度鞘に戻し、順手で抜いてみる スルン
「!!、なんだコレ・・・・・。やば」 引っ掛かりがないというか
もはやヌルっと抜けている感覚だ
そのまま思うままに剣を振ってみる ヒュン シャシャ ヒュン
なんだコレめちゃくちゃ気持ちいい・・・・
くるくる回して逆手に持ち変える かまえて
思うままに動いてみる 自然と笑顔になる 気持ちいい
コレだ、私にはこの武器があっている そう思った
はあ はあ はあ 気が付いたら息が切れるまで動いていた
最高だ
「オドさん最高です。」
オド「ようもまあ、あんだけ動けるもんだな。まさしくお前さんのための武器になったな。一応聞くが変なところは無かったか?」
「ぜんぜん、違和感ゼロです。すごくきもちいい」
オド「そら良かったな、ワシも変わった武器を作れて楽しかったわ。双剣っちゅうのは両方のバランスが完ぺきでないといけんからな、腕の見せ所だったわ。」
「なるほど、確かにそうですね。このしっくりくる感じはそれなのかも」
逆手に持った双剣を一気に納刀する シャコン
ああ、気持ちいい
オド「うまく使うもんだな?ほんとに初めてか?」
「はじめてですけど、前のレプリカでだいぶん振り回しましたから。この形に行きつくのに何時間も振り回してました。」
オド「なるほどな、いい形だもんな。納得だ。」
「ふふふ、振り回してて良かったです。じゃあ約束の代金を、金貨とジャーキーです!」
オド「おおおおお、まってましたー!!」
「ジャーキーのレシピなんですけど、商業ギルドにジャーキーの作り方を登録してきたんで、もうすぐ販売されると思うんですそれでもレシピいります?」
オド「なに!買えるのか!!ならわざわざ作る必要もないか。」
「はい、もし作るってなってもお肉がおいしいスパイスミックスっていうのが必要になりますんでどちらにしてもソレを買う必要があるんですよね。あとはフォレストマウスのお肉でジャーキーを作るだけなんで、スパイスを買えば誰でも作れるんですよ。」
オド「なるほどな、じゃあ買うことにするか。ありがとな。もし武器にメンテが必要になったらいつでも持ってこい。」
「ありがとうございます。本当に大事に使います」
オド「いいってことよ、じゃあな。」
「はーいありがとございましたー。」 手を大きく振ってバイバイした
すごくいい買い物をした 金貨10枚でも安いくらいだよ
あんまり嬉しくてそのまま武器屋さんに見せに行く
「こんにちはー」
タイデン「おう、いらっしゃ・・・・・。嬢ちゃんじゃねえか。」
「ふっふっふー、見て!」
タイデン「おお、作ってもらえたのか?すげえじゃねえか、ちょっと見せてくれよ。」
「うん、いいですよー。すんごくキレイなんだから」
カウンターに双剣を置く
タイデン「はあーこりゃすげえ、オドさん相当気合い入れて作ったみたいだな、高かったんじゃねえか?」
「金貨10枚でしてくれたよ、あとジャーキーとお酒」
タイデン「コレを金貨10枚とはな、いつになく優しいじゃねえか」
「ですよね、もっと高くてもおかしくないですよね?」
タイデン「ああ、こりゃ店に置くなら金貨50はくだらねえな、俺ならそんぐらいで店に出すな」
「やっぱり、なんか楽しかったからいいんだって言ってました。」
タイデン「それもあるか、双剣なんて作る機会そうねえもんな。しかも作っても売れやしねえしな」
「そうか、売れないのか。こんなにカッコイイのに。」
タイデン「カッコよくてもなあ、扱えないんじゃ死んじまうからな・・・・。お前さんは大丈夫か?」
「はい、いままでで一番しっくり来てます。ちょっと見て見ます?」
タイデン「いいのか?裏にいこうぜ」 なんかウキウキしてるな
私もウキウキしてるんだけど ふふっ
「いきます」 まずは順手だクロスで引き抜き そのまま攻撃を繰り出す
くるくる回して逆手に持ち直し そこからは回転乱舞だ
回転しつつ連撃 勢いを増しつつ攻撃を続ける コレは実践でかなり使えそうだ
ひとしきり動き回って 逆手から納刀する シュッコン
「はあ・・・・。」 きもちいい
タイデン「すっげえな、なんだありゃ」 パチパチパチ
タイデンが拍手している ね?双剣ってかっこいいよね!
と、言ったら 「カッコイイが、誰でも使えるもんじゃねえ」 だ
そっかあ
「お前が双剣を欲しがった理由が分かった」って言っていた
ふーーん? そうなんだ
とりあえずオドさんを紹介してくれたお礼としてジャーキーを渡しておいた
紹介が無かったら絶対出来上がってないからね!
タイデンさんもジャーキーをたいへん気に入ってくれた 良かった
もうすぐ商業ギルドで買えるようになるはずだよって宣伝しておいた
大人にはジャーキーを渡しておけば間違いないかもしれない
100発100中だ
こうして新しい近接武器を手に入れられたということは
森へ挑戦するときがきたようだ
今から楽しみすぎる
きっと大物もいるよね
ジッテさんはディアがおいしいって言ってたな
あーーーーー早く行きたい!!
たのしみだーーー
ありがとござした!




