狩りの準備と 再会
アモラが幼年学校に通い出した
託児のお迎えがなくなったので少し時間に余裕ができた
なので念願の狩りに挑戦したいのだ
なのでまずは装備からそろえることにする
弓を買った武器屋さんに行く
「こんにちはー」
店主「おういらっしゃい」
「以前ここで弓を買わせてもらったんですが・・・」
店主「ああ、あの嬢ちゃんか大きくなってきたなー今日はどうした?」
「あの、弓用の胸当てってないですかね?」
店主「あー胸当てか、胸当ては大人用しかなくてなあ。子供にはデカいかもしれん」
「なるほど、じゃちょっと見てもいいですか?なるほど?うん」
作りはすごく簡単だこれなら作れそうだ
「ありがとうございます、ちなみに皮が売っている所とかって・・・」
店主「もしかして作るつもりか?皮の店はあっちに4件ほどいったとこだが」
「はい、作ってみます。ではありがとうございましたー」
無いのなら作ればいいのだー
胸当ては別になくてもいいんだけど、服がねすごく痛むんだ
身体強化でもどうにもならないのが服と靴だ 困ったもんだ
教えてもらった皮のお店に来た 店内は皮製品ばかりだ
皮!って感じの匂い充満している
店主「いらっしゃい、何をお探しですか?」
「あの皮が欲しくて」
店主「なんの皮がいいんだい?」
「弓の胸当てがつくりたくて、なんの皮がいいですか?」
店主「そうだね、弓の胸当てなら毛の無いやつがいいな。これなんかどうだい?ブルの皮で手入れしやすく加工してある、厚みもあるし汗にもつよい」
「じゃあこれにします、これぐらい欲しいですけどいくらですか?」
手で大きさを表す 1メートル無いくらいだ
店主「そうだな、銀貨8枚でどうだい?」
「思ったより高いですね・・・・じゃあもう少し小さくして・・・。」
店主「しゃーねえな銀貨7枚に負けといてやるよどうだい?」
「買います!」
店主「まいどあり」
必殺、高くて買えないかも、作戦だ! ふっふっふー
いい買い物をした 気分よく店を出る
作るのは寝る前でいいとして
後は、どんな魔物とか動物?がでるか勉強しないとだね
冒険者ギルドで調べたりできないかな?
ちょっと行ってみよう
受付のお姉さんに聞いてみたところ
魔物生息図の本を無料で読ませてくれるらしい
タグを見せて本を借りて 待合室のような所の席に座って読む
ふーん、なるほど
町の近くはほとんど出ないと・・・・ ホーンラビット これは定番だね
あとはワイルドラット、ネズミか おいしいのか?食用可とは書いてあるけど
ちょっと抵抗あるな
森に近づけば フォレストバード これはお肉屋さんによく売っているやつだ
フォレストスネーク、食用可だって 食べるんだ
フォレストボア、フォレストベア、フォレストディア、この辺が定番の森の魔物ということだ。
なるほどなー、森シリーズだ
本を読んでいると急に暗くなった
顔を上げるとジッテさんだった 「やっぱりな、そうだと思ったぜ」なんていっている
「ジッテさんだ!」 すごく久しぶりな気がする
ジッテ「おう元気だったか?」 少見ない間にすごく大人っぽくなったな背もすごく伸びている
「元気だよー、ジッテさんも元気そうだし、すごく背がのびたね」
ジッテ「そうかな?自分じゃわかんねえや。それよりお前学校は?」
「あーー、ちょっと色々ありまして。」
かくかくしかじか 色々あったこと 冒険者登録したこと
楽しくやっていることなどを説明した
ジッテ「そうか、お前大変だったんだな。で、勉強中なんだな」
「うん、やっと狩りに行こうかと思って。この辺で一番おいしいお肉ってなに?」
ジッテ「肉のうまさで選ぶつもりか・・・・まあ好みによるがフォレストバードかフォレストボアらへんが人気だな。俺はフォレストディアが好きだめったに狩れないけどな」
「なるほど、参考になります。」
ジッテ「良かったら狩りに連れて行ってやろうか?この辺とか狩り方を教えてやるよ。」
「え!いいの?助かる!!」
ジッテ「いいぜ、明日はどうだ?」
「もちろん大丈夫です。よろしくお願いします先輩。」 頭を下げておく
ジッテ「ははは、アルノーラに頭を下げられる日がくるとはな、いっつも負けてたからな。」
「そんなー先輩いじわる言わないでくださいよーー」 下僕ムーブでよいしょしておく
明日の狩りの約束をしてギルド前でおわかれをした
朝イチから行くか?と聞かれたが
家の事をしてからなのでもう少し遅くがいいとお願いして
学校へ行くのを見送ったらすぐに来る事を約束した
夕方まで帰って来なくてもいいように ご飯も洗濯も掃除も終わらせておこう
お昼御飯用にたくさんサンドイッチつくって持っていこう
まるで遠足だ 楽しみすぎる
早く家に帰って 胸当ても作らないと
お肉ゲットの為にがんばるぞーーーー
ありがとござした!




