初依頼達成と しょうゆへの道のり
冒険者ギルドで初依頼を受けて 工房での加工のお手伝いをしてきた
ランプの傘と土台、魔道回路までやらせてもらった
すごく楽しかったし、いいひと達だった
楽しいしお金ももらえて最高の依頼だったな
いつでも就職しにきてもいいよと言ってくれて
また、お手伝いしたいなーと思った
最後に依頼終了のサインをもらって そのまま冒険者ギルドで完了の報告をした
報酬は歩合なので計算して後日口座に振り込みらしい
いくらになるのだろうか?
まあ安くてもまたしたいな やっぱり加工は楽しい
そして今日は、いったん仕事はお休みだ
なぜなら「しょうゆ」を作りたいからだ 仕込んでから半年~1年は寝かせる必要があるので早く仕込む方がいい
まずは材料を買いに行く
この前行った小麦粉を売っていたお店に行って 小麦を購入
小麦を買う人は飼料として買う人が多いからビックリしていたけど
笑ってごまかしておいた えへへへへ
次は大豆、これは見つけていた
屋台で売っている豆屋さんの所にあった 鑑定でも「大豆」と出ているから間違いない
これもたくさん買う びっくりされたがここも笑ってごまかす えへへへへへ
あとは塩だ大量に 塩も売っているところは知っている
岩塩屋さんというのがあるのだ そこには天日塩も売っていた
一番安い塩を買う コレも大量に買った えへへっへ でごまかす
これで材料は完ぺき
家に帰りさっそく仕込む
大豆は蒸す 小麦は炒って砕く
全部魔法だ なんて便利な
ここからはちょっと工夫がいる この二つを混ぜて
30度前後の温度と湿度100%を保たないといけない
地面に穴を掘って、専用の部屋を作る ここに入れて温度と湿度をキープできるようにちょっした魔道具を作った、これに水を入れておけば温度も湿度も保ってくれる はず
ちょっと実験してないのでわからないが・・・・・。
たぶん大丈夫だ
コレをするために専用の魔道具と、専用のカメを作った
参考にしたのはテレビでみたことのあるカメの形だこれぞしょうゆ甕という形で蓋つき
上手くできたんじゃないかと思うあとは48時間放置だ
これでしょうゆ麹、しょうゆの素が出来るんだ
うまくできますように なーむー 手を合わせておく
ちなみに他の菌が入ると台無しになるので 手当たり次第に浄化した
浄化便利
翌朝、確認してみる
ちょっと熱いなというくらいの室温と湿度がキープ出来ているいいんじゃないだろうか
カメを開けると白いモケモケが出てきているいい感じだ
これを混ぜる、発酵が進むと熱が出るから 均一になるように混ぜておく
あとは、また放置だ この白いやつが黄色くなるまで
夕方にもう一度確認する、うん成長してる まぜまぜして放置
黄色くカピカピになるまで 3日かかったが
ちゃんと出来ている気がする
さあこれが麹です これに塩水を入れて しっかり混ぜる
ここまで出来ればあとは放置なので、収納の時間経過アリに入れて熟成だ
時々とりだして混ぜるのが大事らしい
ここから半年~一年か、待ち遠しすぎる
しょうゆの仕込みに何日かかけている間に
いつのまにか8才になり、アモラは幼年学校に通いはじめ
アガゴリも魔法高等学校に通い始めた
アモラの入学式にはちゃんとついていった
先生たちの元気そうな姿を見て 嬉しくなった
手をふっておいた
アモラを迎えにいくのを早めに行って先生たちと少し話した
冒険者に登録したこと
楽しくやっていること
魔石作りのアルバイトもさせてもらっていること
これからアモラをよろしくお願いしますと、言っておいた
アモラはちょっと自由なところがあるけど
先生たちにまかせておけば大丈夫だろう 安心だ
ちなみにアモラの入学セットは父がしっかり買っていた
良かった
アガゴリもなんか沢山買ってもらっていた
すごく自慢されたし 「お前は魔法高等学校にはいけないだろうとか」
「私はすごいんだ」とか「お前とは違う」とか
すごいしゃべっていたけど 大丈夫だろうか?
幼年学校と違って魔法に特化した人たちが行く学校でしょ?
ロスター先生がいうには、「威力は上がったが、制御が不安で」とのことだった
きっと魔法の優等生たちばかりが集まっていると思うんだよな
ほんとに大丈夫か? 自意識過剰は身を亡ぼすと思うけど・・・・・
「ガンバ」とだけエールを送っておいた
それはさておき、なんとエリーの魔法がメキメキと上達し
魔法学校に行くのも夢ではないそうなのだ
確かに、詠唱なしでバコバコ魔法をはなっていたし
投げる火魔法はなかなかの発動の早さだった すごいじゃんマリー
次に会うのが楽しみだ
みんな元気そうで良かった
私も元気です
アモラが学校に行くようになったしそろそろ町の外にでて狩りでも挑戦しようかな
あーーーたのしみだーーー
ありがとござした!




