お買い物 2
香辛料にお鍋、それにペッパーミルまで
良い買い物ができた お金はだいぶん使ったけど
さあつぎは食料だ
昨日のお肉屋さんにいって お肉の話を聞く
昨日もらった骨は フォレストバードという鳥の骨だそうだ
また骨がほしいというと
店主「いいけどなにすんだい?」 と聞かれる
「いいダシが出るんですよ」
店主「だし??」 ダシの概念はないかー
かくかくしかじか 時間をかけて火にかけるんだって説明する
店主「ほー聞いたことねえな、まあ欲しいならやるよ今日はオークなんてどうだ?」
でた!オーク、2足歩行ブタさんね
「オーク肉ってもしかして、コレですか?」 豚っぽい肉を指さす
店主「そうだよくわかってんじゃねえか、うまいぞ」
「じゃそれを1キロと、骨を下さい。」
店主「まいど、銀貨2枚だ」
「はい、ありがとうございました。」
お肉は買えた 次は野菜だ
野菜と果物を置いている店に行く 青果店だ
ちょっと野菜はまだまだ攻略できていない 半分くらいは知らない野菜だ
隅のほうに見慣れた野菜を見つける アレは・・・
手に取って匂いをかぐ 間違いない ショウガだ、しかもこっちはニンニク!
やっと見つけたー これこれほしかったんだー
「すみませんコレをカゴいっぱいに欲しいんですけど、安くしてくれませんか?」
店主「ああ、ガリクとジンジャね。そうだねー全部で銀貨3枚でどうだい?」
「買います、これでお願いします。」
店主「まいどありー」
どっちもカゴいっぱいに買った これでしばらく持ちそうだ
いい買い物でした
いっぱい使ったから稼がないとだな
帰りに冒険者ギルドによって依頼をみて見るか
冒険者ギルドに行くと人はまばらだった
依頼掲示板を眺める なになに 庭掃除、荷物運び、魔道具加工の手伝い
これだ! 魔道具加工の手伝い 完全歩合 銀貨1枚~
めちゃくちゃたのしそうだ
依頼書を持って受付に行く
「あの、コレを受けたいんですけど」
受付「はい、こちらの依頼は歩合なのでもしできなければ報酬はありませんがよろしいですか?」
「はい大丈夫です」
受付「では依頼書に書いてある場所に明日の昼前に行ってください。こちらの紙を見せれば依頼受注者だとわかってもらえますので向こうの方に渡してください、最後に依頼完了のサインをもらって冒険者ギルドに届ければ依頼終了で報酬のお渡しになります。」
「わかりました。」
受付「では頑張ってね。」
「はい」
よし、これで初依頼受注だ
楽しみだなー何を作るんだろうか
家に帰って 今日買った鍋でスープを作ろう
いいなやっぱりこのお鍋 ほぼ寸胴だ たっぷり入る
貰った骨についている肉をこそげ落とす
昨日集めたぶんと合わせて肉団子でも作ろう うん
下処理が終わればあとはひたすらに火にかけて灰汁を取ってだ
今日はショウガも手に入れたからコレもいれよう
やっぱり豚骨スープになるんだろうか? いまの所臭さも感じないし
だいじょうぶそうではあるんだけど
弱火にして雑用をしよう 洗濯と畑いじりだ
いまはパプリカっぽい野菜が収穫できたところだ 匂いを嗅いでみる
まんまパプリカだ パプリカパウダーが欲しかったんだよなー
これをパウダーにして保存しておこう 一気に調味料が充実してきた
でも高かったから少しずつ使おう あれは高級品だ
日本で買えば数百円が数千円だ、十倍だ
日本で住んでたころはこんな香辛料を集めたりしなくてもまとめて入っている万能調味料とかがたくさん売っていたもんなー恋しいな、焼き肉のたれとか食べたい 味ぽんも
ワサビとかはさすがにないかな?ゆずとかカボスとか・・・・・
ああ、思い出しただけでよだれが
醤油と味噌はあるんだろうか、どっちも知識があるから作れはするんだけど
買えるなら買いたい そのためにもお金はいっぱい稼いどかないとね
豊かな食生活のために・・・
豚骨スープ?の灰汁を取りながら前世の食べ物に思いを馳せる
やっぱお米だよね 小麦が売っているお店にはなかった 世界中探せばあるかな
いつかはみつけたいな お米 食べたいな 牛丼、かつ丼
てことはやっぱり醤油がいるなー
作るかな醤油
麹菌をね作るところからしないとなんだよね
時間はかかるけど収納があるし熟成させる場所には困らないよね
つくってみようかなー
よし、時間がある時に仕込んでおこう そうしよう
考えるとすごく日本食が恋しくなってきた ああ食べたい
ぐうぅぅうx- ダメだ考えるのを止めよう
アモラを迎えにいくまで
魔法文字とにらめっこしよう 浄化の文字列を見つけるんだ
没頭するうちに豚骨スープができあがりなかなかいい味になっていた
これに野菜をたっぷりいれて晩御飯にしよう
さあアモラを迎えに行って
晩御飯のよういだ
学校には行かなくなったけど
それなりに楽しくやっている これからは食を充実させていこう
日本食再現にむけて!
ありがとござした!




