新しい開発とお買い物
卒業式後に走って帰ってる途中に気づいた
アモラを迎えに行かないと!急いで迎えにいく
あぶないあぶない すっかり忘れていた
少し遅れてしまった事を謝って アモラを連れてかえる
晩御飯の仕込みは終わっているから 家についたらアモラを水浴びさせた
水浴びって言っても私が入れるから温水だけど
アモラの前でガンガン魔法を使ってきたけどもうすぐアモラも幼年学校だ、この普通じゃない魔法の使い方にも気づいてくるかもしれない
今更使わないようになんてできないかも・・・・
ま、いいかなるようになるだろう
アモラを水浴びさせたら 乾燥 これでよし
さ、晩御飯作りますか
収納から、骨から取ったダシを使ったスープを出して火にかける
うん、美味しくできてる
でもやっぱコショウとかスパイス系が欲しくなる、買い物して探さないとだな
やっぱり高いんだろうか、異世界あるあるだよね
香辛料が高いってのは、でもニンニクはありそうだな
なんて考えていたらアガゴリが帰ってきた
アガゴリ「ただいま」
「おかえり」
そういえばもうすぐアガゴリは卒業で、アモラは入学だ
学校のチャコセットとかマントは買ってあるんだろか
アモラの入学式についていくちょっときれいな服も用意しとかないとだな
服を買いにいかないと
アモラは服をたくさん持っているからきれいなやつを着せればいいか
無いと可哀そうだからいちおう父に聞いておこうか
父「ただいま」
「おかえり、アモラご飯にしようかお姉ちゃん呼んできてくれる?」
アモラ「やだ」 アモラは誰に似たのかこういう時まったく手伝ってくれない
はあ、仕方ない呼びに行くか
コンコンコン 「ご飯だよ」
返事もしない
なんなんだこの家族は はあ
テーブルに並べていく
鳥だしスープに焼いたお肉、パンだ
「いただきます。」 うん おいしい骨貰ってよかったー
誰も何も言わないからマズくはないんだろう
アモラもがつがつ食べてるし
アモラ「おかわり」
「ん?スープ?」
アモラ「ん」
はいはいどこの亭主関白ですかね おかわりをついであげる
父「おかわり」
あんたもですか なんだおいしいんじゃん 美味しいって言えよ
おかわりをついで渡す
アガゴリ「おかわり」 あんたもか 美味しいって言え
「これでもう無いからね」
アモラ「えーーー」
「もう空っぽだよ」 足りなかったか?次はもう少し多くするか
アモラもおっきくなってきたしね 大きいお鍋ほしい
そうしてご飯を食べ終わり 後片付けをする
洗い物も乾燥も魔法だから一瞬だ なんて便利だ
全て片付けたら自分の部屋に行く
今日はいろいろあった 卒業式嬉しかったな
そうだ貰った花 押し花にしよう 本が無いから鉄のインゴットに挟もう
重さもあるからイケるだろう
で、これからの収入について考える
魔石のアルバイトで受けた分が 1000個 ×300円だから
30万 金貨30枚だ
これはいい収入なんだけど 無限にあるわけじゃない
受けれて2週間に一回か3週間に一回
貯金もしたいからやっぱり不労所得があるといいな
なにか発明するしかないか・・・・・・
不労所得があれば収入気にせずに 依頼を受けたりお肉をとりにいったり
雑用をいろいろできるようになるんだよな
そんでちょっと考えてたのは 浄化
浄化って使い勝手がいいのに 使えない人が意外と多いらしいんだ
だから、あらかじめ魔法陣的なモノを作って そこに魔力を流せば発動できる
っていうモノを作りたいんだ
でも、浄化の魔法文字っていうのは無いんだっていう
でも魔法があるのに文字がないって変だなって思っていて
いまある魔法文字の羅列でなんとかならないかな?って
なので今片っ端から関係ありそうな魔法文字を並べては確認をして
浄化にならないか確かめている
これが出来たら木の板に書いて トイレとかに置いておく
これだけで誰でも使えるようになる
水でおしりを洗うなんてしなくて良くなるんだ めっちゃ良いよね
衛生的にも良い
もう学校じゃないし 登録できそうなものを開発して
不労所得を得たい
これを目標にしよう
さあ寝て明日は買い物に行こう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
翌朝、いつも通り起きて ご飯を作ったり用意したり
アモラのお世話して
2人を送り出して アモラを託児に預ける
さあ、買い物にでかけようか
その前に商業ギルドに納品してこよう
これで金貨30枚ゲットだぜ お買い物できるー
なんか受付のお姉さんビックリしてたな ロスター先生もいっつもあんな感じだったのかな?
そう思うとなんだかクスッとした
まずは服を買おう身長も伸びたし服がほしかったんだ
さあ掘り出し物探しだ
結局同じようなモノを選んでしまう
スラックスみたいなパンツと 生成りのシャツ
入学式についていくのに ちょっと肌触りの良いシャツも一枚買った
あとは靴も買おう もうボロボロだし
全部で金貨5枚 高い 服は高い
あとはスパイスが見たいけどどこで売ってるんだろうか?
見たこと無いからいつも行っている店には無いのはわかっている
とりあえず食品が売っている店の通りを歩いてみる
ここは、小麦かな?穀物系だ パンを作るのもいいな硬いパンしか売ってないからなー
覗いて見れば小麦以外も置いているみたいだ
木の手の平サイズの入れ物が並んでいる これはもしや?
ペッパーと書いてある コショウでは?? 「あの、これって」
店主「ああペッパーだよ、香辛料だ」
「みてみてもいいですか?」
店主「ああかまわんよ、コレが黒こしょう、こっちが白こしょう、これはマスタードシード」
名前も一緒なのか!これは助かる!
「黒コショウ一つでいくらですか?」
店主「この入れ物ひとつで銀貨3枚だな」 うーん思ったより高くないけど
安くもないなー よし
「これ全種類ひとつずつ買うんで安くしてくれませんか?」
店主「全部かーじゃあ金貨2枚と銀貨6枚でどうだ?」
「もう一声!小麦も一キロ買います!」
店主「わかった小麦一キロつけて、金貨2枚と銀貨6枚にしてやるよ」
「やったー!ありがとうございます。」 値切り成功だ
店主「まいど」
「あのお鍋とか売っているお店知りませんか?」
店主「鍋か、こっち側に3件いったところにあるよ」
「ありがとうございます。」
店をでて3件となりを見る あれか
店に入ってみると お鍋などのキッチン用品がたくさんあった
すごくいい こういうお店好きだ
「あの、すみませんお店で一番大きいお鍋ってどれですか?」
店主「一番大きいのはアレだな」 店主さんが指さす先には確かに大きな鍋
でも横にもでかい あれは持てないかも知れない
「あの、こう縦に長い感じのやつはないですか」 イメージしているのは寸胴だ
店主「縦長か、こっちのやつは?」
「ああ、これすごくいいですね。おいくらですか?」
店主「金貨2枚だ」 ああお高い でもそんなもんか
「このお鍋はお店に何個ありますか?」
店主「3つあるな」
「じゃあ3つ買うので安くして欲しいです」
店主「お、ほんとか。じゃまとめて金貨5枚と銀貨5枚でどうだ?」
「買います!」 カウンターでやり取りしているとあるものが目に入る
これはペッパーミルじゃないか?手に取ってみて見る、刃もついている
「店長さんこれって・・・・・。」
店主「ああ、それは香辛料を入れてこうすると削れて出てくる便利なもんだよ」
「買います!3個!」
店主「これは1個銀貨7枚だ。」
「3つ買うんでお鍋と合わせて安くして欲しいですーーーー」
店主「しゃあねえな、たくさん買ってくれたしな。全部で金貨7枚でどうだ?」
「買います!」
店主「まいど、鍋はどうやってもってかえんだ?」
「収納があるので大丈夫です」
店主「そりゃあいいな。」
「はい、ありがとうございました。」
店主「まいどありー」
欲しいモノたくさん買えたなー
良い買い物でした!
ありがとござした!




