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働いて稼ごう 

学校を辞めることを報告したあと

ゆっくりと歩いて帰る


これで学校生活は終わった なんだかまだ実感がないや

やらなければいけない事は

お金を稼ぐこと 家事 これを優先に

お金を稼ぐにはやっぱり冒険者だろうか?

とりあえず登録しにいくかな


冒険者ギルド、場所は知っていたけど来るのは初めてだ

商業ギルドより大きな建物で重厚感がある

大きなドアを開けると中も広い 半分が待ちあいと飲食スペース

もう半分が受付という感じだ

商業ギルドほど清潔感はなく ちょっと汗臭い

ちらほらいる人を見ればなんとなく理由がわかった


一番近い受付に行き話かける

「すみません、冒険者登録したいんですが。」

受付「はい、新規登録ですね。登録料は銀貨5枚で口座も一緒に開設でしたら銀貨8枚です。」

なるほど、口座も作れるのか

「じゃあ、口座の開設も一緒でお願いします。あと、ギルドの説明も受けたくて。」

受付「はい、かしこまりました。料金は銀貨8枚です。はい確かにちょうどお預かりしました。」


受付さんの説明では

冒険者は国に属さない独立組織で 国を越えて連携しているそうだ

なので、ここで登録しても他国でおなじように活動することができる

ランクはF~Sランクで

昇格にはギルド貢献度が必要でランクによっては昇格試験があるそうだ

ランクが上がればより高ランクの報酬が高い依頼が受けれるようになると


Cランクまでは一定期間依頼を受けないでいるとギルド登録から消されるらしい

依頼は常設依頼と通常依頼と指名依頼があるらしい

ここまでは、異世界知識と違いはないみたいだ


受付「登録用紙はこちらです、自分の得意なものをたくさん書いておくと依頼が受けやすくなったりパーティー募集の要件にハマりやすいのであればあるだけ書いておいたほうがいいですよ。」

なるほど、とりあえず埋めていく

「あの、名前って本名じゃなくてもいいですか?」

受付「ええ、冒険者としての名前でもかまいませんよ。」

「わかりました、ありがとうございます。」


得意武器  棒、弓、

魔法  水、治癒、風、火、身体強化、

特技  製薬、加工、家事


名前は・・・・・ルラ  にしよう


ラテン語の 青 (カエルラ)  と  アルノーラから取った

この名前で冒険者として生きていこう


「これで、おねがいします。」

受付「はい、確認しますね。・・・あの、この魔法のことろは本当ですか?あの、事実と違う事を書くとあとで困ることになりますので・・・・・・。」

あ、書きすぎたか  これでも減らしたんだけど

「本当ですよ、大丈夫です。見せましょうか?」

受付「いえいえ、本当なら大丈夫ですよ。ではこちらに魔力をお願いします。・・・・・はい。ではタグを発行してまいります少々お待ちください。」

「はい」


受付「お待たせしました。こちらが冒険者タグになります無くさないように気を付けてくださいね再発行は金貨1枚かかりますので、依頼はあちらの掲示板に張り出してあります。」

「ありがとうございました。」


掲示板を見てみる

町中依頼は 荷物運び、庭のお手入れ、掃除、など様々だ

常駐依頼は、薬草採取、魔物肉の納品だ

なるほど、 でもどれも報酬が少ないな 銀貨1枚~だ

これなら魔石を作った方がいいアルバイトになるなー


商業ギルドにもいってみるか 

受付のお姉さんに魔石のアルバイトが受けたい話をする

受付「商業ギルドのタグはお持ちですか?」と聞かれ 渡したら

受付「少々お待ちください」 と言われて待っている

何か問題が????

しばらくするとお姉さんが戻って来て

受付「失礼しました、アルノーラさんですね。水の魔石ですね?いくつお受けになりますか?」

「水以外も受けれますか?できれば沢山受けたいんですが・・・。」

受付「水以外もですか・・・少々お待ちください。」

そう言ってまたいってしまった

なんなんだろうか?

受付「お待たせしました、水の魔石を500個、火の魔石を500個でいかかでしょう?」

「え、そんなにいいんですか?ぜひお願いします。」

受付「かしこまりました。こちらになります、納期は10日になりますのでご注意ください。」

「はい、ありがとうございます。あと口座の残高を見たいんですが」

受付「口座預金はあちらのほうになります。」そう言って手を向けてくれた

あそこか「ありがとうございました。」


前世でいうATM的なものがある、これも魔道具か

使い方が書いてあったのでその通りにタグを当てる

手を置いて魔力を流すと、預金が表示された

えっと、一、十、百、千、万、十万、百万、・・・・・・・

ご、五千万・・・・? おいしいポーションの登録から一年以上ほったらかしにしていた


不労所得だ・・・・

コレをぜんぶお母さんに渡せていたらな・・・・なんて考えてもしょうがないか

まあ、このお金はもしもの時のためって決めてたし

見なかったことにしとこう


商業ギルドの帰りにアモラを迎えに行って

帰りにお肉を買う 銀貨2枚か、 約2000円 高い

これは自分で狩った方が安くつきそうだ、狩りしてみたかったんだいいじゃないか

ポジティブに行こう


家について晩御飯を作り始めた 調味料が塩しかない

スープと、焼いた肉、パンでいいだろう

しばらくすると姉と父も帰ってくる

父「学校は辞めてきたか?」

「うん、でも卒業試験は受けてって言われたから明日受けて来る。」

父「何が卒業試験だそんなもん何の役に立つんだ」

何か言っているがもう無視だ

さあご飯にしよう 料理を並べていく

「いただきます。」  もぐもぐ うん塩味だ もっと調味料がほしい

姉も父も文句を言わず食べている 肉を出せばおとなしいものだ

そうだ

「お父さん食費って」

父「そんなんもんあいつに渡していたから知らんぞ。なければ自分で稼げ」


は?

さすがに  は?

「お金は出さないってこと?」

父「そんな金あるわけないだろう、これからアガベーラは高等学校だしアモラも学校が始まるんだお前が食費を稼げ。」


・・・・・。


もうなんも言えない

7才の私に言う精神がわからんわ もうすぐ8才だけど



これからが真のハードモードなのかもな


ふう  


文句を言っても変わらないだろう

アモラの為に頑張ろう 

そう思った

ありがとござした!

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