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3年生になりましたー

いよいよ3年生だ

クラスメイトは変わらず、先生も変わらないから実感は少ない

でもジッテは卒業してしまった

唯一の上級生の友達だったのに・・・

寂しいけどジッテは冒険者になると言っていただからまた会えるだろう

きっと


3年生で変わったことはほとんどない

基礎の勉強、国語、算数が少しづつ難しくなっていること

歴史、地理があることだろうか


選択授業は変えてもいいしこのまま続けてもいいとのことだ

私は変えないけど


製造と製薬は絶対だ、まだやり残したことがある

戦闘も気晴らしにはとてもいいので時々行くようにしたい


製造の授業ではいよいよ洗濯機の試作をしていこうと思っている

やっとだ まってたこの時を

本体を作っていくために設計図を書いていく

フィク先生からのアドバイスをもらいながら書いていく、魔石を取り付ける場所やボタンの場所や形状を細かく決めては書いていく


「先生材質なんですけど、水を使いますしできるだけ軽くて錆びないものがいいんですけどどうですか?」

フィク「錆びに関しては錆び防止の魔法をかけて貰えばいいだろう。」

「錆びぼうしの魔法?」 あ、付与魔術ってやつか! これは勉強してなかったわー


フィク「しらねえか、魔法でな硬質化とか錆び止めとかな、付与できんだよ。」

「それって私でも出来るようになります?」

フィク「誰でも出来るってわけじゃないと思うけどな、ロスター先生に聞いてみるのがいいんじゃねえか?俺はいつも外注してるからな専門外だ。」


「わかりました、相談してみます。じゃあここら辺に使う材質は銅とかでも大丈夫ですね。」

フィク「そうだな、重さ的にも価格的にもいいんじゃねえか?」

「じゃ、これで設計図は完了ですね。あとは作っていくだけだ。」

フィク「ああ、あとな回路図を引く練習をしといたほうがいい、あれは結構難しいんだ。」

「わかりました、次の授業で教えてほしいです。」

フィク「わかった、練習できるようにしとくぜ。」


こうして製造の授業は終わった


付与魔術忘れてたな、使えたら絶対べんりだ

ロスター先生に聞きに行こう


職員室へ向かい先生をさがす

「ロスター先生いらっしゃいますかー?」


ロスター「はい?あれ?どうしました??。」


「ちょっと聞きたいことがありまして。」


かくかくしかじか 付与魔術を知りたいんだーと説明


ロスター「なるほど、説明するのは難しいので関連書を持ってきますね、貸しますので読んでみて下さい」

「ありがとうございます!」


これで勉強できそうだ ロスター先生いつもありがとうございます!



翌日、ロスター先生から本を借りてさっそく読んでいる

「付与魔術徹底解明!」という本だ


なになに付与魔術は武器にかける場合、硬くしたいのか、切れ味をよくしたいのか、をしっかりイメージをして魔力で包みこみ仕上げにぎゅっと絞り込んで出来上がりです。


大事なのはその物体をどうしたいのかしっかりイメージして

強くかけたい場合は魔力を濃く厚くして包むこと

そして仕上げにぎゅっと絞り込んで定着をさせる これが大事です!

だいたいこんな事が書かれていた

あとは形状などで異なる注意点などだ


いままで読んだ魔法書の中でも一番ふわっとした説明だったな

もう学べることも無さそうだったので帰りに先生に本を返しに行った


ロスター「どうでした?なんとも感覚的だったでしょ?ふふふ」

「はい、すごくふわっとした説明でした。」

ロスター「そうなんですよ、私もできないことはないんですけどイマイチ使いこなせないといいますか、私は論理だてて説明がないと呑み込めないんですよね。」


「なんかわかる気がします・・・とりあえずちょっと試してみますね、できるかわかりませんが。」

ロスター「がんばって下さいねー」


家に帰って確かめることにする

実験台は木の枝だ、ポキっと折ってみるすぐに折れる

これを、強化してみる 硬くなる折れなくなるをイメージして魔力ですっぽり包む、で、最後にぎゅっとしめるっと

これでいいんだろうか?


ぐっと力を入れる、お? 折れない グッ グッ

ひざも使って折ろうとしてみる グッ グッ 

おお!折れない しなってはいるけど折れないや すごいじゃん

両手でつかみ地面に思い切り叩きつけてみる  バッキッ

これでやっと折れるのか、なかなかいいんじゃないだろうか?


やってみたらめっちゃ簡単だった ふふふ


明日ロスター先生に報告しよう きっとビックリするだろう ふふふ


ありがとござした!

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