やりたいことたーーくさん
今日は製造の授業だけどちょっと抜けて 戦闘の授業へ
ダイパー先生に買った弓をもってきていいか聞くためだ
運動場にいくともう始まっていた
「ダイパー先生こんにちは」
ダイパー「おお!来てくれたのか!さっそく入ってくれ」
「いえ、今日は聞きたいことがあって来たんです。」
ダイパー「聞きたいこと?どうしたんだ。」
「あの、弓を買ったんですけど学校の練習で使ってもいいかな?と思いまして」
ダイパー「なるほど、いいんじゃないか?ただし矢は持ち込み禁止だぞ、凶器になるからな。」
「やった、練習用だと加減して引かないといけなくてやりにくかったんですよ。」
ダイパー「たしかにアレを身体強化で引くと壊れるだろうな」
「はい、でも新しく買ったやつはいい感じなんです。」
ダイパー「そうか!自分に合ったものがあって良かったな!じゃあさっそく練習に入っていけ!。」
「え、あ、いや、今日は着替えてないですし。」
ダイパー「そうか・・・・・。残念だ・・・・。」
めちゃくちゃシュンってしちゃったよー
「ま、また来ますから!」
ダイパー「ほんとか!?じゃあ待ってるからな!!」
凄くうれしそうだ 犬っぽいな先生・・・
聞きたいことは聞けたので
製造の教室にもどって 魔法文字の書き出しを再開だ
フィク「おお戻ってきたか、ダイパーに残れって言われなかったのか?」
「入っていけ!って言われましたけど、着替えてないのでまた来ますと言って逃げてきました。」
フィク「ははっそりゃ上手く逃げたな。あいつ相当お前さんを気に入ってるからなもう今日は戻ってこないかもと思ってたぜ。」
「戦闘授業も楽しいんですけど、こっちも進めたいですからね。また別日に行きますよ弓の授業もありますしね。」
フィク「弓か上手くできたのか?」
「ええ、すっごく楽しくて組手より弓の方が好きかもしれません。武器屋さんで自分の弓を買ってきちゃいました。」
フィク「おお、弓まで買ったのか。あいつのところか?髭面のタンクトップの・・・・。」
「はい、そんな恰好でした。身体強化を使えるって言ったら試し打ちもさせてくれて矢と矢筒もサービスしてもらえました。」
フィク「ほーあいつも子供には優しいところもあるんだな。まあ楽しそうで良かったな、こっちは授業と関係ないし自分のペースで進めればいいからなできる範囲でやれ。」
「はい、ありがとうございます。」
フィク「そういや武器作りとかには興味ないのか?」
「あります、ナイフを一本作ってみたんですけど。なんかイマイチで・・・・。」
フィク「そりゃ独学でか?」
「はい、適当に鉄の塊を無理やりナイフの形にしただけですけどね。」
フィク「そりゃいけねえや、金属は鍛えなきゃいけねえ。何度も精錬して不純物を出して鉄を強くしていく必要があるんだ、今度本を持ってきてやろうか?」
「読みたいです!」
フィク「ぶっはっ、いいけどよお前忙しすぎないか?」
「えーでもどっちもしたいです。武器の本を読んでからこっちに取り掛かろうかな?」
フィク「こりゃ洗濯機ができるのは卒業した後かもな がはははは。」
自分でも欲張りだとは思うんだけど
仕方ない 知りたいことやりたいことがありすぎる
魔法のある世界はできることが多すぎて、この人生だけで足りるのだろうか?
そんな不安まで出てきた
不思議だな前世はこの人生はいつ終わるのかなぜ生まれてきたのか
そんな事ばかり考えてたのに
今世はこんなに忙しい ああ楽しい
こんな日がずっと続けばいいのになあ
フィク先生に武器作りの本を見せてもらう約束をして
家に帰る
秘密基地で武器用の金属を作っておく
一体どれくらいいるのかわからないので、またスキがあれば作っておかないとな
皮とか木とかもいるかな
また買い物行かないといけないな
ああ忙しくなってきた
楽しみだー
ありがとござした!




