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魔石作りとおしゃべり

2年生になり授業が増えた なので魔石アルバイトの時間が減ってしまった


今日は久しぶりの魔石アルバイトだ


特別教室に行くと ロスター先生はいつものところにいた


「先生おひさしぶりです」


ロスター「ほんとですよー元気でしたか?授業はもう決まりましたか?」

「はい元気です授業が増えて少し忙しいですけど、楽しいです

 授業は、製造と製薬、ときどき戦闘という感じになりました。」

ロスター「ときどき戦闘?また面白いことをやってますねー

     魔石を作りながら聞かせてください ふふふふ」


ロスター先生が魔石入りの箱を取り出す 


「はい、そうですね。300個をとりあえず目標に。」

ロスター「そうですね」


そこからサクサクと魔石を作りながら授業の話をする


「製薬授業は始めから受けるつもりだったんですけど、あとの二つで迷って

 ニコ先生に聞いたら見学してからでもいいよっていってくれましたので まず見学を

 したんですけど、なぜか戦闘授業に参加することになっちゃいまして、そこに身体強化授業で

 一緒のジッテさんがいたんでたのしくなっちゃって、結構激し目にやりまして

 戦闘のダイパー先生がぜひ来てほしいって言ってくれたんです

 でも製造も受けたかったんでそっちを見てから決めますって言って。」

ロスター「ほうほう、アルノーラさんらしい」

「で、製造の授業がすごく楽しくて。フィク先生が魔道具作りを教えてくれるとのことで

 製造の授業を受けることに決めました。」

ロスター「それは良かったですねぇ、それにしても進みが早いですねえ。」

「ああ、加工の練習からだったんですけど、私とくいで。すぐ終わったんです、

 作った犬を先生が見本で欲しいっていってくれました。」


ロスター「もしかして銅のやつですか?」

「あ、知ってるんですか?」

ロスター「知ってるもなにも、フィク先生が職員室の机に置いてましたよ 

     なんとも丸くて不思議な  ふふふふ 犬?でしたね。」


「飾ってくれてるんですねー、フィク先生犬が好きみたいで。

 猫もつくったんですけど、これは魔物か?なんていわれましたよ。」

ロスター「ま、魔物みたいな猫ですか?それは興味ありますね・・・。」


「あ、ありますよ。 コレです。」

机の上に木彫りのブサ猫ちゃんをのせる


ロスター「こ、これは・・・・・・ぐっふ、 ふふふっふふっふ。」

「かわいいでしょ?ブサ猫ちゃんです。」

ロスター「か、ふふふふふ、かわいい、たしかに、丸くて、かわ。ふふふっふふふふ。」

気に入ってくれたみたいだ

ロスター「たしかにあの犬?もこんなフォルムでかわいらしい感じでしたけど

     この猫?はなんとも言えない顔をしていますね。ふふふ。」

「それ先生にあげますね、せっかくなのでいつものお礼です。」

ロスター「いいんですか?これを机に置いておけばいつでも笑顔になれそうです ふふふ」


「そう、それがいいところなんですよー。このなんとも言えない顔が好きで。」

ロスター「言いたいことはわかります、すごく。アルノーラさんは

     こんな才能もあるんですね素晴らしいです。」

マジマジとブサ猫ちゃんを色んな角度から見て 楽しんでいる

そしてある角度で止まってしまった


ロスター「あの、ここは・・・こんなにリアルにする必要が・・?」

「はい、ここがかわいいんじゃないですかー。」

にゃん玉とおしりの穴である ここがかわいい 鉄板だ


ロスター「若い子の感性とは不思議なものです・・・・・。」

そういってそっと机においた


「まあそれはさておき、戦闘の弓を教えてもらいたかったんです

 なのでダイパー先生に授業を選ばなかたった報告をしに行ったついでに

 弓だけ受けさせてほしいとお願いしたらOkをもらえまして。

 なので週に一回だけ戦闘をあとは製薬と製造でという感じになりました。」


ロスター「はあーいそがしいですねー。でも良かったですね

     フィク先生は現役で魔道具をつくってらっしゃる方なので

     かなり実用的なものを教えてもらえるかと、なにができるか楽しみですねー」


「そうなんですか?知らなかったです。作りたいものもあるので

 頑張って製品にしたいですねー」


ロスター「どんなモノを作りたいかうかがっても?」


「せんたくき、です」


ロスター「せんたくき、ですか。」


「はい、いま手でやっている洗濯を自動でできるようにするものです。」


ロスター「ほおーーーー、なるほど洗濯き。」


「洗濯、すすぎ、脱水までできたらいいんですけど。まだフィク先生に相談していないので

 実現可能かもわかりませんけど。」


ロスター「それは実現できればたいへんな発明ですね!」


「そうなりますかね?私は家事の負担がへればいいなあっておもって。」


ロスター「素晴らしい発想ですねー、製品になれば妻が欲しがりそうです ふふふ。」


「フィク先生と協力して作ってみますね ふふふ」


ロスター「楽しみですねー」


「あ、400個終わりました。」


ロスター「え!?私はまだ300個ですよ!」


「ふふふついに勝ってしまいましたね!」


ロスター「そんなーー。アルノーラさんの話が面白すぎるせいですよー」


「えーなんですかそれーー ははははははは」


ロスター「ビックリするようなことばかり話すんですもんー。」

ほんとに悔しそうでおもしろい


「あはははははは」


ロスター「そんなに笑わなくてもー。くやしーーですーー」



こうして魔石つくりアルバイトは終わり

私400個 先生300個  ぜんぶで 700個   金貨21枚


一回で21万  月2回やっているので 月収42万だ


これはもう父の収入を越えている気がする・・・・

いくらもらっているかは知らないが、まあ貯金だ いっぱい貯めておこう


「先生今日もありがとうございました。」


ロスター「はいこちらこそありがとうございました。また楽しい話をまっていますね」


「そんないつも面白い話があるみたいな・・・・・。」


ロスター「あるでしょう?」


「あ、あるかな・・・?」


ロスター「ふふふふ」


「じゃ、またネタを仕込んでおきます ふふふ」


ロスター「期待してまっています ふふふ」


こうして笑いあって アルバイトは解散だ

あー今日も楽しかった 最近は毎日が充実してるなー

明日がたのしみだー

ありがとござした!

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