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生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


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身体強化授業 開始 鬼コーチ バルバロ

数日後、身体強化の授業の初日だ

運動できる服装とは言っていたが 無いので買ってきた

適当なズボンとTシャツだ 着替えてから 魔法訓練場に行く

訓練場には人型の的も増えていた 体術ようだろうか


この場にいるのは10人ほど 身体強化が使えるひとはそんなに多くないみたいだ


ロスター先生いわく、身体強化は親から遺伝することが多くそのまま親から教えてもらうことが

だいたいなのだと教えてもらった でも、親から教えてもらえない子たちのために

身体強化を教えてくれる教師をさがしていたそうで、身体強化を使えるような人は

冒険者や、体を使う仕事を選ぶことが多くなかなか教師のなり手が居なかったそうだ

でも、ちょうど引退する冒険者バルバロさんがいた、という話だそう

幼年学校で教えてるところは少ないみたいで、それはやはり教師不足とのことだ


なので、すごくラッキーだった

独学じゃなくちゃんと教えてもらえるなんて


しばらくするとバルバロ先生がやってきた

バルバロ「ようみんな来てるな、身体強化はそんな難しいもんじゃない、体で覚えていくもんだ。だからまずは走るところからだ。まずは集中して全身に魔力を行きわたらせろ、よしできたか?じゃあいくぞ、俺が鬼だ、みんなは逃げろつかまった奴は罰ゲーム。10数えるぞ、いーち、にーーい、さーーん・・・・・。」


おお!はやいはやい、説明もなにもあったもんじゃないな

なるほど身体強化を使う人はこんな性格のひとが多そうだ、じゃない逃げなきゃ



みんな散らばっている 私も端の方に行こうかと思ったが 真ん中らへんに陣取る

逃げる方向が多い方がいい


バルバロ「・・・じゅーーーーう。よーし追っかけるぞー死ぬ気で逃げろよーーー。」

ダダダダダダダダダッ    はやっ


秒で一人つかまってしまった

「ぎゃーーーーーーー」「いやーーーーーー」   もう子供たちは悲鳴だ

  

バルバロ「オラオラオラァ、もっと必死でにげろー!」

最初につかまった子が絶望の顔で先生に抱えられている なんて可哀そうな


あんなに大きな体なのにすごいはやいな

うまくやらないと捕まりそうだ     「いやぁーーー」


もう三人捕まっている  可哀そうに


さすがに三人は抱えられないのか 下している

あ、こっちにきた!

バルバロ「オラオラオラァ、つかまえちまうぞーー。」


とりあえず普通に走って逃げる  早いが逃げられないほどじゃない

でもこれを続けてもなーと 思っていると進行方向にひとり

「こっちくんなーーー!」   あぁ、捕まってしまった 君の犠牲は忘れないよ


この調子で進行方向にいるお友達たちはどんどん先生の餌食に

そしてあっという間に最後のひとりになってしまった  ふう 一対一はきついな

逃げるほうが不利じゃないだろうか?


バルバロ「すばしっこいな、ほら追い詰めたぞどうすんだ?」

「どうもしませんが。」   先生悪人みたいですよ


バルバロ「余裕じゃねーか、よしつかまえてやる」

真正面から向かってきた 反対に逃げずに向かっていく 


バルバロ「な!?」  そのままスライディングで先生の股下をくぐり抜けた


「せいこう!」  すぐに立ち上がりタッタカ逃げる


「すごーい」「いいぞーーー逃げろーー」なんて声援が聞こえる


手を振って答えておく


バルバロ「ずいぶん余裕じゃねーーかーーーー!!」

げっ、鬼だ本物の 


そのまま逃げ続ける 横に逃げたり 跳び箱のように先生を飛び越えたりした


なるほど 使い方がわかってきた

全身を強化するけど 使う体の部分に多く魔力をもってくると 強く強化できる

飛ぶときは足に 前転、宙返りは手と腕にも   わかった



「こうさんでーす」  両手を上げて降参のポーズだ


バルバロ「なにぃ!?お前にげんのか!」

「はい?たしかに走って逃げてましたけど・・・・・。」

バルバロ「そうだけど、そうじゃねぇ!」  なんだか先生が怒ってる なんでだ?


捕まったみんなのところに戻ると

みんなが拍手してくれた 「すごーい」「あんな怖い鬼からにげきるとは」「ほんとに」

なんて口々に褒めてくれた やっぱりね鬼が怖かったからね

必死に逃げたよね


バルバロ「最初はこんなもんだが、体の使い方がわかってきたら、 こいつのように動けるようになってくる、で?どんな感じで強化してたんだ?説明してやれ。」

え?私が?  なんでだ?  疑問に思いながらも説明する


「えっと常に全身を強化するんじゃなくて、使っているばしょを強く、強化する感じで、走るなら足を重点的に、前転とかなら手、それをうまく使い分けるって感じだけど、正直考えながらだとうまく動けないからいっぱい動いてお覚えるしかないような・・・・。」


バルバロ「正解だ。 体の一部を強く強化する、これが大事だが。考えながらやるもんじゃねぇ、そんなことできるもんでもねぇ。実践あるのみだ、しばらくは鬼ごっこだからな。必死ににげるように。以上だ!」


みんな「あーこわかった」「やばかったね」なんて言いながら帰っていく

でも楽しそうだ 泣く子がいなくてよかった うんうん



バルバロ「おい、降参なんてしやがって。」

「だってコツはわかったし、終わらない気がしたんで。」

バルバロ「確かにな最初に手加減なんてしてやるんじゃなかったぜ、上達すんの早すぎんだろ。ケガさせずに捕まえるなんて無理だろあんなもん。」


「ふふふ、ありがとうございます。おかげ様でかなりわかってきました。」

バルバロ「どーいたしまして。くそなんか負けた気分だぜ。」

「わたしの勝ちですね、ふっふっふー。」


バルバロ「覚悟しとけよ、あいつらができるようになってきたら組み手鬼ごっこだ、蹴りも突きもアリだ。」

「え!そんなことまでするんですか! すっごいたのしみーーー」

バルバロ「!? ははっ、こいつは大物だ。楽しみか、俺も楽しみだ ははははは。」


バルバロ先生は大雑把ぽいけど すごく気持ちのいい性格みたいだ

これからの授業も楽しみだーーー




ありがとござした!

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― 新着の感想 ―
理解して協力しながら教えてくれる先生達が良い先生過ぎる。
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