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学習したこと

はじめての攻撃魔法は 一言でいえば楽しかった

色々と想定外はあったけど・・・・・ね

先生がロスター先生じゃなかったら本当にヤバかった

これまでもそうだったけども

今回も思った ロスター先生で良かった

なんだか一緒にいたずらする 悪友のようにも思うけど ふふふ


今回の授業で攻撃魔法が打てたのはいい経験だった

今までは生活系の事にしか使って来なかった

これからは攻撃に使えそうな魔法も練習して行かないとだ

だって授業で習った 町の外には魔獣が居る いつかの為に戦えるようにならないと

水魔法もそうだけど他の属性でも実験していかないとな

水魔法のウォータージェットはかなり良い攻撃のように思ったけど

動きながら使えるんだろうか?

ほんと色々試していかないと

やりたいことはいっぱいある


そういえば精神魔法系はどうなんだろう?

今度ロスター先生に聞いてみよう 眠らせたり、幻覚を見せたり、できたら便利だ

 

あとは身体強化かな、学校では教えてくれないのかな?

ロスター先生は身体強化できそうなタイプにはみえない・・・な

水球投げるのもけっこうヘロヘロだったし    ぷぷぷ


これからの授業もたのしみだ

たまには先生のあの顔も見たいから いたずらでも考えとこうかな ぷぷぷぷぷ



家に帰ってきて 畑の手入れをする 順調だ

ジャガは もうすぐ収穫できそうだし

玉ねぎっぽいやつも順調だ  おっきくなるんだぞー いつもの植物魔法で成長をうながす

この魔法のおかげでかなり魔力量が増えて行ってる気がする

消費が大きいから すごくいい練習になっている

前よりも長い時間 植物魔法が使えるようになっている

あとはこの魔法を使っても野菜はちゃんと育つのか?っていう素朴な疑問

むりやり成長させたことで めちゃくちゃ小さいジャガだったりして

結果がたのしみだー






次の日、学校でお知らせがあった


ニコ先生「この学校に新しい先生が来られます、身体強化を教えてくれる先生です

     授業に出たい人は試験がありますので

     明日の放課後に特別教室に集合でお願いします。

     参加資格は魔力操作ができるひとであること、なんですが

     このクラスは全員ができますので問題ありませんね

     受けて損はありませんので是非皆さん受けてみてくださいね 以上です

     お疲れ様でしたー。」



マリー「ねぇねぇ!受けにいく?」

「もちろん」

シャール「そうね、できたほうがいいものね」

マリー「やったーいっしょにいこーね。それとこうげきまほうのじゅぎょうどうだった?」

「たのしかったよ」

「「そうじゃないのよ」」   え?ちがうの??

シャール「ちゃんと魔法がうてた?まとにとどいた?とかそういうこと

     わたしは、たぶんとどいてなかったわ、そもそも見えないから

     かんかくがあまりわからなくて」

「あー風はたしかに、むずかしそう。わたしはできたよ  パーンって」

マリー「えーいいなぁ、あたしはぜんぜんとばない。ぜんぜんだよ」

「そうかー飛ばすのがむずかしいのか」 まぁそのうちロスター先生が投げつやつを

みんなに教えてくれると思うから できるようになるだろう

わたしには ちょっと詠唱とか、杖とか・・・・恥ずかしいや。


シャール「風は見えないから、砂ぼこりで、あー出てはいるんだなー

     って感じだわ。先生の見本はまとに当たって音がするからわかるのよね」

「あーなるほど?風はどーやってだすの?かたまり的なイメージ?

 水は球にしてたよ、 ほらこんなかんじ」 手の上に水球を作る

シャール「風のかたまり?ちょっとわからないわ、かたちなんて」

「じゃ丸くしてみれば?飛ばしやすくなるかも?」

シャール「風をまるに?ふしぎなことをいうのね」

「え?ふしぎなの?こんなかんじで手のうえでぐるぐるできない?」

手のうえの水球に流れを作って ぐるぐるまわす

シャール「ぐるぐる、かぜをぐるぐる」

言いながらシャールは手の上で風を起こして ぐるぐるとまわしはじめる

だんだんと竜巻のようになる ちいさな竜巻だ

ここまでくれば目でも結構見えるし わかる

シャールは「まるは・・・・・むりね。むずかしいわ」

小さな竜巻は霧散してしまう

「そうかー、でもその竜巻も投げてみたらけっこういりょくありそうじゃない?」

シャール「なげる???????」

「そうボールとか投げたことあるでしょ、あんなかんじで、えーーいって」

シャール「なるほど・・・・・それいいかも。こんどの授業でためしてみるわ ありがとう。」

マリー「投げるの?ならあたしもできそう、あたしなげるのけっこうとくいよ!」


たしかにマリーは得意そうだ  ふふふ


なんて会話をした つぎの授業で

シャールはたいへん驚くことになる 投げたミニ竜巻は的で強く回転し

ギュルルルルと音を立て 切り刻むように 丸太に薄い傷をくさんつけていた

これを人に向ければたいへんなことになるだろう

先生から注意が入った 絶対にひとにやらないことと

シャール「わかりました、きをつけます」

人にむければズタズタになりそうな攻撃だ

おそろしいものを生み出してしまったかもしれない


教えた本人はちょっと教えただけのつもりだろうが・・・・。


ロスター先生はわかっていた

アルノーラさんだ 絶対に

ありがとござした!

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