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生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


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屋台は楽しい暇つぶし

予想外に蓮根採取が入ったけど、屋台は楽しかった


何よりもみんなが喜んでくれる

ダンジョンの中で手料理が食べれるっていうのは大きいみたい

確かに、私以外の料理している冒険者はみないもんね


その事をガロルドに話たら

「そもそも料理ができる冒険者が少ないんだ」って

旅の途中で狩った魔物を焼くくらいはするけど、料理道具を持つ人はいないって

旅やダンジョンに潜っている間はずっと保存食って・・・・


私は無理だなー


ガロルドが私の手料理に釣られたのがわかるよ、うん


とりあえず飽きるまでは屋台をしよう

みんな喜んでくれるし


入り口付近で『平原の風』と一緒に野営をして

翌朝に見送った

地上に戻って、蓮根流通のために頑張って欲しい


とりあえず『花グモの蜜』を取りに行って、また3階の入り口に戻って来る

ガロルド「じゃあ、行って来る」

「はーい、いってらっしゃーい」


ガロルドは今日もラット狩りだ、どうやら商業ギルドにも卸して欲しいって言われてるらしい

それならもっと狩らないとね


私は今日のサンドイッチの具を作ろう

今日は牛カツサンドにしよう、キャベツの千切りにソースをたっぷりの牛カツ

もう想像だけで美味しいでしょ

さっそくカツ用の赤牛の肉を切っていく、バッター液とパン粉

熱した油で揚げて行く、じゅわっわっわわわー


「あー美味しそう・・・」

牛カツは最近食べて無かったなー、朝ごはん食べたはずなのにお腹が鳴りそうだ

さっそく一番最初に揚げたものを切って、味見してみる

ソースじゃなくて、塩で食べてみよう

カツの断面がレアで美味しそうすぎるー


一切れをつまんで食べる、ザクっと、しっかりとした肉の味

「おいしー」

牛カツって、お肉食べてる!って感じが良いよね


美味しさの確認ができたので、千切りのキャベツを挟んだコッペパンに

切った牛カツをソースにくぐらせてから乗せる、だいたんに3切れ乗せちゃおう

はみ出るくらいが良い

ソースにはからしを混ぜておいたので、ちょっとピリッとして

これまた良い


ノリノリで鼻歌なんか歌っちゃって

ふんふんふーーん♪ご機嫌で量産していると


「おはよう!今日は何作ってんだ?」

「おはよー」「おはよう」

昨日、最初に来てくれた冒険者3人組だ


「おはようございます。今日は牛カツサンドですよ~」


「牛カツ・・・・聞いた事ないな・・・」

「うん、めっちゃいい匂いすんだけど・・・」

「いつ来たら買える?」

カツはこの辺では見た事ないなー、揚げ物自体がレアだもんね


「もう、買えますよ。昨日と同じ小銀貨5枚です」


「買う!」「俺も!」「俺もだ!」

「はいー、まいどあり~」


まだ朝なのに食欲旺盛だなー

3つを渡すとすぐにかぶりついていた


「うっっっめぇ~」「やばっ」「美味すぎ」

相変わらず良いリアクションだ


「今日もサトウキビを取るんですか?」


「ああ、あと1日はここで採取だ」

「だから、明日までは店を出しててくれー」

「頼むー」


「あはははっ、大丈夫ですよ。そんなすぐに飽きたりしないです」


「良かったー」「また来る!」「昼にな!」

「はーい。お仕事頑張って~」


3人組のあとも、朝ごはんとして買いに来る人が多かった

料理していると近くの人は美味しい匂いで釣られちゃうって言ってた

まあ、美味しいご飯を食べるためにも採取を頑張って欲しい

私がキビ砂糖を買うので、うん


カツをたくさん揚げて、サンドにしたら

今度はジャーキーを作る

だって、めっちゃ売れるから

在庫がほぼなくなってしまった


ここにいたらラットのお肉には困らないけど、おいしいスパイスミックスが足りなくなりそうだ

調味料が尽きたら、さすがに一回地上に上がりたいな

柚子レモネードも、浴びるように飲んじゃうからジャムももっと作っておかないとだ

休むことなく、作業して、作り置き

たまにくるお客さんに商品を渡しつつも、料理した


お昼になって、またたくさんの冒険者が来て、大量の牛カツサンドが売れた

昨日と違うメニューっていうのも良かったみたいだ

みんなが喜んでくれた

お昼に一度戻ってきたガロルドも牛カツサンドをガツガツ食べて

そしてまたお散歩に旅立っていった・・・・

一体あの魔法カバンにはどれくらいのラットが入っているのか・・・・恐ろしい


午後はコッペパンが減ったので、追加で作りながら

屋台での販売もした、最終的には牛カツサンドも売り切れ

夜ごはんとして食べる人達が多いみたいで、日が落ちる前にたくさん買いに来てくれた

今日も好評だったので、明日も違うメニューにしよっかなー


ガロルド「楽しそうだな」

「うん、思ったよりも楽しい!っていうか、みんなが喜んでくれるからやりがいがある」

ガロルド「ダンジョンの中で料理が食べれるなら冒険者は誰でも嬉しいだろうからな」

「良い暇つぶしだけど、先に調味料系がなくなりそう。特に美味しいジャーキーに使うスパイスミックスが切れそうなんだよねー」

ガロルド「それはダメだな・・・買いに行かないと」

「だよね・・・・この調子だと、あと3日って所かな?」

ガロルド「よし、3日後に戻ろう」


「了解」


今後の予定が決まった

残りの日数、美味しいものを屋台で出せるように頑張ろう~



そして、翌日も『花グモの蜜』を取りに行ってから屋台だ

今日は、牛肉とレンコンの甘辛炒めをコッペパンに挟む、食感が楽しいサンドだ


そして、看板に残り2日のカウントダウンを付けた

3日後に地上に戻る話をすると、みんながとっっっても残念がっていた

もう食べれなくなる事がわかって、飛ぶように売れた

今日も忙しいなー、とか思っていたら



予想外の出来事が起きた・・・・・


なんと・・・・












ベルアート様が目の前に現れた!



ギルマス「随分と楽しそうな事をやっているねぇー?」

腕を組んで、屋台を挟んで向こうがわに立つベルアート様は何とも言えない表情だ

笑顔は笑顔なんだけどね・・・

そしてベルアート様の後ろには『平原の風』のみんながいる

どゆこと??



「えへへへ、屋台をちょっと・・・・」

ギルマス「それは見たらわかるんだけど・・・・メニューが気になってるんだけど?」

「あー、一応ダンジョンの中で取れるものを中心に作ってます」

ギルマス「それだよ、それ!とりあえず全部ちょうだい!」

「あ、はい・・・」


本日のメニュー、蓮根と赤牛の甘辛炒めサンドと、柚子レモネード、美味しいジャーキー

座って食べれる所まで、持って行く


「はい、お待たせしましたー」


ギルマス「これが例のメニューだね、レンコンはいいとして・・・他のメニューを説明してくれるかい?」

「あ、はい。これが赤牛と蓮根の炒め物ですね。そして、柚子レモネード、これは3階層にある果実を使ったジュースです。美味しいジャーキーはその辺にいるラットを使ったジャーキーですね」


ギルマス「・・・・・・どれもここで手に入るものだね・・・・どうして隠してたんだい?」

「え?特に隠してないですけど・・・・」


ギルマス「ファインが隠れるようにレンコンを取ってたって言っていたけど?」

「あー、だって池の中に入ってたら変だと思いませんか?」

ギルマス「思う」

「だからです」


ギルマス「はぁー・・・・言い分はわかった。でも、ダンジョンの中で利益が出るものならギルドに共有して欲しい。ユズだっけ?いい使い道があるなら教えて欲しい。商品登録してもらっていいから」


なるほど・・・・


「あー、それが面倒で・・・・・・・。だから自分たちだけで楽しんでたんですけど。こんなに気に入ってもらえると思って無くて・・・採取に手間もかかるし、日持ちもしないし。柚子に関しては何かに使ったりしてるんじゃないですか?」


ギルマス「商品登録が面倒?だからレンコンをギルド預かりにしたってのかい?言っている事はわかるけど、大儲けのチャンスだよ?」

「そうですね、自分でやらなくていいならいいと思って。お金に困ってないので・・・」


ギルマス「はぁー、Sランクってのはこんな所まで規格外なのかい・・・」

ファイン「ね?言ったでしょ?頓着が無いだけだって」

メルト「ふふふっ、聞けばなんでも答えてくれそうですよ?」


うん、特に困らないので

答えれる事なら何でも答えます

秘匿なんてしてないです


ギルマス「じゃあ、このダンジョンで見つけた使えそうなものを教えておくれ。悪いようにはしないから」

「あ、はい」


ギルマス「ほんと拍子抜けだわ・・・・・」

ファイン「報告の通りでしょ?」

メルト「ふふふっ、ルラちゃんらしいわ」


どうやら、ダンジョンで手に入るものを秘匿していると思われたらしい

ギルマスが自ら確認しに来る事になったのは、私がここで屋台をはじめた事で

蓮根以外の物も秘匿している可能性があると思ったって


柚子の話は何処で取ったとか、話をしたもんね


柚子は採取して料理にも使われているはずだけど、こんな風に飲み物として使う事は無かったらしく

これも秘匿していると疑われる元となったらしい

なんでだ・・・・・


食べ物をどう使おうと個人の自由だと思うけどな・・・

ギルマスからは「他に隠しているものはないかい?」って詰め寄られたから

柚子の使い道は知っている事は全部話した

ラットに関しては商業ギルドに言っているから、問題なしだ


ある程度話をした後で「他には?」って詰め寄られて

「他に何かあったかな?」と考える

ダンジョンを探索したのは結構前だからなー、あと何があったかなー?



あ!わさびだ!!

ありがとござした!

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