看板作りと、ダンジョンの準備
屋台販売を終えた翌日にギルマスの所に報告に行った
笛を無料で配った数と、原価を計算して、請求
これからは雑貨店での販売になるので、そちらは商業ギルドに任せるらしい
ギルマス「いやー助かったよ。かなりの数が配れたね」
「はい、最終日もまだ列が出来ていましたけど、だんだん数は減ってましたんで、あと数日で配り終えられそうな感じだと思います」
ギルマス「これで一安心だろう、あとは衛兵隊が吹き方を教えてくれるってさ、雑貨店にも張り出してあるらしいよ」
「ああ!そういえばそんな話もしてました。あとで見に行ってみますね」
ギルマス「そうそう、あの看板はどうしたんだい?」
「ベルアート様のやつですか?ここにありますよ?」
ギルマス「そうそう、それ。それを店に置きたいって言われたんだよ。いくつか作ってもらえないかい?」
「あーはい、同じ絵でいいんですか?」
ギルマス「違うポーズも描けるって事かい?」
目がキラキラとしている
「まあ、簡単なものでしたら」
ギルマス「いいね!是非描いておくれ!どんなポーズでもするよ!」
「ふふっ、わかりました。簡単にポーズだけ描かせて下さいね」
ギルマス「まかせな!」
紙とペンを取り出して、ベルアート様が取るポーズを簡単に描いていく
3ポーズを描いて、そこに服や表情を描き足していく
どれもカッコよくなりそうだ
「じゃあ、これを看板に描いて来ますね。ココに持ってきたらいいですか?」
ギルマス「ああ、頼んだよ。これは色を塗ってもいいかい?」
「はい、お好きに着色してもらっていいですよ。値段とかが書ける場所を開けて、絵を配置しておきますね」
ギルマス「お願いするよ。お代はどれくらい請求する?」
「え?・・・・考えて無かったですね・・・木はタダだし、原価はほぼゼロです。いくらがいいですかね?」
ギルマス「じゃあ金貨3枚でどうだい?」
「ええー、高くないですか?」
ギルマス「私の絵だよ?それぐらいするだろうさ!」
確かに・・・・
「では、それでお願いします」
ギルマス「了解。じゃあ楽しみにしてるねー」
話が終わったので冒険者ギルドを出て来た
ガロルド「また依頼が来たな」
「もう終わったつもりだったのにね、ふふっ。まあベルアート様を描くのは楽しいからいいけど」
ガロルド「じゃあ、明後日からダンジョンに入るか?」
「うん、今日は雑貨店をちょっと見て、買い物も少ししたいな」
ガロルド「わかった」
2人で雑貨店を見に行くと、『防犯用の笛』が売っていた
傍には張り紙があって『犬の衛兵さんからのお知らせ!助けを呼ぶ時は、3回吹いてね!』
と、書いてある
可愛い犬の絵が描かれていて、子供が喜びそうだ
「随分可愛い張り紙だねー」
ガロルド「ルラの犬に似ているな、ふふっ」
「ほんとだね、ここにも広がって来てくれて嬉しいなー」
ガロルド「他の町にも広がっていくだろう」
「うん、早く広がってくれると嬉しいな」
ここはベルアート様の助力もあって早かったけど、他の町も心配だな
早く広まって、防犯に役立ってくれると嬉しい
雑貨店で売られているのを確認できたので、お買い物だ
ダンジョンに入るし、調味料系、スパイス系、お米も買った
買い物が終わったら、町の外に出て野営
ガロルドたちはお散歩で、私はベルアート様の看板を作る
3種類作るけど、どれもスカートをなびかせているポーズだ
3分の1ほどはスペースを空けて、書き込めるスペースを作る
下書きをしたあとに大胆に描いていく、ベルアート様が踊っているのがわかるように
これだけ素敵なら銅像にしたっていいんじゃないだろうか?
ちょっと作りたくなったけど我慢した・・・・だってどこに置くんだ・・・・
丁度完成した頃にガロルド達が戻ってきた
ガロルド「良い感じだな」
「うん、キレイにできた!」
ガロルド「じゃあ、夜ごはんにするか」
「あ!何も作って無かった・・・・」
ガロルド「まだ屋台ご飯が残っているから、それでいいだろう」
「そっか、じゃあスープだけあっためようかな」
ガロルド「いいな」
買いだめしていた屋台ご飯とお味噌汁で夜ごはんにした
ちょっと物足りなかったので、デザートにプリンアラモードを作った
プリンに生クリーム、カットした果物を乗せた
たまに食べたくなるんだよねー
ガロルド「プリンに生クリームは最高だな」
「ね!美味しいよねー」
エメ『おいしい』
「きゅうー」「きゅぃー」
みんな大好きみたいだ
エメもプリンを食べる時は毎回出て来る
一番好きみたいだ
翌日に、冒険者ギルドへ行って、完成した看板を渡す
どれも気に入ってくれたようで、「最高だね!」といってくれた
良かった
お代ももらって、あとは希望の店舗に渡しておいてくれるらしい
これで依頼は完了だ
やっと目的のダンジョンに入れる
今回は『花グモの蜜』を数日かけて取るつもりなので、十分に準備をする
あと、ガロルドの希望で、ラットもある程度狩るつもりだ
もちろん、おいしいジャーキーの為にね
ダンジョンに入る前に作り置きを増やしておくために、外で料理だ
天気の良い平原でキッチンを作って料理
気持ちいい
解放感抜群のキッチンだ
今日はパンを焼く、コッペパン的なやつだ
もうほとんど在庫がないので、大量に捏ねる
発酵に時間がかかるので、その間に挟む物を準備していく
卵サラダや、ツナサラダはもちろん、ホットドッグ的なものも作りたいので
この前買った、ハーブが効いた腸詰めも焼こう
一緒に挟む野菜も準備して、あとは唐揚げもはさんじゃおっかなー
エビカツとかもいいんじゃない?
生ハムもいいよねー、照り焼きチキンもいいな、魚のフライも最高
コロッケとかも美味しいよねー・・・・・って、作りすぎかな?
ちょっとやり過ぎたかもしれない・・・・・まあ、いっか
ナンボあってもええですから!
気を取り直して、パンを焼きます
コッペパンはシンプルイズベストだ
他にも2匹が大好きなクリームパンを作っておく
起きてくるのが遅いときは、いつもこれを食べてもらっている
髪につかないし、キレイに食べてくれるからね
おにぎりはダメだ、髪がおコメ粒だらけになっちゃうから
そうだ、おにぎりも作っておかないとだ
お米を炊いて、中に入れる具を吟味しよう
ツナマヨはもちろん、角煮は絶対いるよね
あ、煮卵!煮卵食べたい!
麻薬卵にしちゃおっか、パンチがある味の方が合うよね
茹で卵を作ってー
ネギと、玉ねぎはみじん切り、めんつゆ、ごま油、おろしにんにんく、白ごま、唐辛子
これを全部混ぜて、茹で卵を漬け込んで1日放置だ
めんつゆが濃縮タイプじゃないから、味が薄めかもしれないけど仕方ない
これは今日は使えないから、このまま置いておきまーす
次に使おう
おにぎりを握りつつ、パンの焼き上がりを待つ
いい香りがする~
焼きたてのパンって幸せだよね、焼きたてはジャムとバターを塗って味見しよう
きっと最高に美味しい
そうだ!子供の時好きだった、バターシュガーを作って塗ろう!
絶対美味しい!
さっそくバターを取り出して、常温に戻す
これに砂糖をまぜるだけ
焼きたてのコッペパンを取り出して、一つ取る
あっちあっちのパンを割って、そこにバターシュガーを塗った
溶けていくバター
なんて幸せな見た目だ~
ちょっとふーふーしてかぶりつく
じゅわっとバターが溶けて、砂糖の甘味とバターの風味がパンと良く合う
「おいひいぃー」
コッペパンも良い感じに焼けている、これを冷ましてから具を挟んでいこう
きっと美味しい
味見として、そのままコッペパンをひとつ食べた
「美味しかったあ、イチゴジャムとバターを塗っても良かったなー、ピーナッツバターとか今度作ってみようかな?」
ピーナッツバターは食感が少し残っている物が好きだ
自分で作るなら、そこも自在なので良い
次に何を作ろうか考えながら作り置きをする
かなり膨大な量のコッペパンサンドができたけど、これもいつかなくなる
なんだかんだ配ったりするからね
気が済むまで作りおきをして、夜ごはんを作るのを忘れていた・・・・
仕方ないので簡単に親子丼を作ったけど
みんなが好きなのでOKだ
鶏肉がたくさんあって良かった!
ありがとござした!




