餃子パーティー
餃子の事を考えながら寝たら、朝起きて餃子が食べたくなった
なんて食いしん坊なんだって自分でも思ったけど
こればっかりは仕方ない
その日は空を飛んで移動した後に、昨日とは違う具を使った餃子を作る事にした
余ったら収納で保存しておけばいいからね
ガロルドと一緒に作る約束をしていたので、皮の仕込みからしていく
生地を捏ねて寝かせておいたので、ガロルドと一緒に伸ばしていく
「なるべく丸くなるように、伸ばしてずらしてを繰り返すんだよ」
ガロルド「なるほど、やってみよう」
真剣な顔で生地を伸ばすガロルド
私は昨日考えていた、生地を伸ばすだけ伸ばして切る作戦で行ってみる
今日は丸い生地と四角の生地を作って、四角は一口餃子にするつもりだ
できるだけ薄くなるように、破れない限界を目指す
餃子の皮を作ってて思ったけど、ワンタンの皮ってもっと薄いよね?
あれってローラーとか使って薄くするのかな?人力?もはや神業だよね
自分が思う限界まで薄くしたら、カットしていく
大きさにバラつきがあるのはご愛敬だ
こっちの方が早いし量も作れるなー
ガロルドの方を見ると、真剣に生地と向き合っているようだ
何度か失敗して破れているのがあるのを見るに、なるべく薄くしようと頑張っているみたいだ
がんばれー
四角の生地が量産できたら、今度は具を作っていく
今日は大葉入りの具と、普通の具
あと、エビ餃子、そしてエビ大葉だ
エビ入りはお肉を半分減らして、エビを投入、片栗粉も少し
長ネギのみじんぎりも追加、ニンニクは控えめで、調整だ
エビ餃子を四角の生地で包んでいく、普通の餃子の形じゃなくて
四角の生地を使う時は包み方も色々あると思うんだけど
中の肉汁がこぼれない包み方なら何でもいいと思う
自分は、具を入れて三角に畳んでから、端っこをくっつけるやり方だ
具はたくさん入れることはできないけど、簡単だ
もくもくと作っては、バットに並べていく
ガロルドも生地が完成したみたいなので、包み方を教えてあげた
最初は具は少な目で包むのが良い、具が多いと包むのが難しくなるからね
何度か挑戦して、やっと納得のいく形が作れたみたいだ
どんどんいれる具の量を増やして、ぎりぎりを攻めるみたいだ
わかるわかる、いっぱい入れたくなるよねー
ガロルドが作った生地は、形はいびつだけど、生地の薄さはなかなかだ
昨日、私が作ったものよりも薄そう
包むのも慣れてきたみたいだし、どんどんと作ろう
普通のが包み終わったら、大葉入りも包んでもらう
種類がわからなくなってしまうので、バットを交換してならべていく
私はもう、エビ餃子は完成した
大葉入りと、普通の2種類
ガロルドと一緒に包んでいく
ガロルド「こっちはいい香りがするな」
「こっちは大葉入りなんだ。昨日のやつよりさっぱり食べれるよ」
ガロルド「それは美味そうだ」
「美味しいよー」
全部を包み終わって
ガロルドのリクエストで、大葉入りを先に焼いて行く
昨日と見た目は一緒だけど、かなりさっぱりとした味になっているはずだ
炊き立てのご飯と、タレも2種類用意して、完ぺきだ
「さ、焼けたよー」
フライパンにお皿をかぶせて、ひっくり返すと良い焼き色だ
ガロルド「美味そうだ・・・・」
「キレイに焼けたね、ガロが包んだやつもキレイにできてる」
中身が出ることなく綺麗だ、ちゃんと包めている
ガロルド「嬉しいな」
嬉しそうなガロルドの前にお皿を置いて、2匹の分も取り分けてあげる
「きゅうーー!」「きゅぃー!」
飛び跳ねて喜ぶ2匹
「熱いからね、冷まして食べた方がいいよ」
そう言ってからお皿を置くと、さっそく風で冷ましている、お利口さんだ
ガロルド「美味い!さっぱりとしているが、肉汁が凄い」
さっそく食べたガロルド
私も味見に一つ食べてみる
ふーふーしてからかぶりつくと、さっぱりとした大葉の風味にたっぷりの肉汁が出て来る
これは何も付けないで食べるのが正解かもしれない・・・・
「おいっしーねー!」
ガロルド「ああ、無限に食べれそうだ」
「ふふっ、次の焼いて来るね」
無限宣言に負けないように焼かないと
昨日の倍は作ったから、無くなりはしないだろうけど
2日連続で餃子とは思えない勢いで食べている
2回目は大葉入りと、エビ餃子を焼く
エビ餃子は小さめなので早く焼けた
パリッとした皮が美味しそうすぎる・・・・
お皿に移したエビ餃子は小ぶりだけど、良い感じだ
「はい、こっちはエビ餃子だよ」
ガロルド「エビか・・・美味そうだ」
さっそく一つ食べるガロルドを見て、自分も味見で一つ食べてみる
ふーふーして、口に入れると、焼き目がパリパリで凄く美味しい
エビの淡白さが焼き目の香ばしさと良く合う
ひと口餃子にして正解じゃない?
ガロルド「これも美味い・・・・皮がこっちの方が薄いからか、エビの食感を良く感じるな」
「うん、ひと口でいけちゃうから、いっぱい食べちゃいそうだね」
ガロルド「これも無限に食べれそうだ・・・」
「ははっ、こっちも大葉入りを作ったから、次はそっちを焼いてみるね」
ガロルド「ああ、楽しみだ」
2匹にもエビ餃子を入れてあげる
ひと口でいける大きさだから、2匹はこっちの方が食べやすそうだ
こっちも気に入ったみたいで、凄い勢いで食べている
2回めの大葉餃子も焼けたのでお皿に移して
今度は大葉入りのエビ餃子を焼いて行く
これは自分的には一番美味しいんじゃないかと期待している
エビって高かったから、こんなに贅沢に使えるなんて幸せだ・・・・
焼きながらしんみりしてしまう
冷凍のむきエビでも買う事はほとんど無かった気がするな・・・貧乏性なもので・・・
エビたっぷりのエビ餃子とか美味しい予感しかしない
わくわくしながら焼いて、ぱっちり焼けたところでお皿にうつした
「うん、キレイに焼けた」
お皿を持ってガロルドの前に置く
「これが大葉入りのエビ餃子だよー」
ガロルド「これも美味そうだな・・・・」
さっそく一つ食べてみる
パリッとじゅわっとぷりっと・・・・・大葉でさっぱり
これが正解では?
「美味しすぎる」
ガロルド「これはヤバいな・・・・・」
同感です
エビ餃子には大葉が正解
「何か完成形って感じだね」
ガロルド「ああ、エビがさらに美味くなった気がする」
「うんうん」
しっかりと噛みしめて、2個目
小さいからパクパク行けちゃう、危険だ・・・・
2匹にも大葉入りのエビ餃子を入れてあげると、喜んでいた
この美味しさがわかるか・・・・グルメちゃんだねー
食べながら焼いて、味も変えつつ、これぞ餃子パーティーだ
満足いくまで食べて、やっと落ち着いた
「餃子って凄い・・・・」
もう動けない、食べ過ぎた
ガロルド「ああ・・・・過去最高に食べた気がする・・・」
椅子にのけぞって、二人でしばらくぼーっとしていた
2匹はもう寝ている
お腹いっぱいですぐに寝るなんて幸せな生活だな・・・
苦しいお腹をなだめて、なんとか片づけを済ませて
残った餃子は、焼くだけでいいし便利だ
まあ、半分以上は食べてしまったんだけどね
2日連続とは思えないよね
ガロルドの提案で、1か月に1回は餃子を食べたいって
ハマりにハマったみたいだ
気持ちはわかる
皮を一緒に作ってくれるのなら、自分は少しも困らない
切れば簡単に作れたしね
苦しいお腹をなだめながら、そんな話をした
そして他の餃子の食べ方も・・・・チーズ餃子、水餃子なんかもある
春巻きなんかも好きかもしれないな・・・
良く食べていた物を思い出して
こんな事を考えていたら、また食べたくなってしまう・・・
どれだけ食いしん坊なんだ
自分で自分に笑った
ありがとござした!




