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生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


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リオーリオのお祭り 2日目

お祭りは2日目


今日も朝早くに起きて、軽くご飯を食べて

ガロルドの髪を整える

昨日と同じ、サイドを編み込みして、顔にかからないようにした


「はい,完成。これで顔にかからない?」

ガロルド「ああ、良い感じだ。ありがとう」

「じゃ、行こうか」


テントから出て、テントを片付ける

ハザーマさんと合流して広場まで移動だ


「今日も、ユーハイムさんから?」

ガロルド「そうだな、ユーハイム、ショユーの親方、俺、ドムの順番だな。それが終われば準決勝だ」

「そっか!どの試合も見逃せないね!」

ハザーマ「今日は俺が店番しておくから、試合を見に行ってきていいぞ」

「え?でも・・・」

ハザーマ「どうせ試合を見る人がほとんどだからな、屋台には客も来ないよ。屋台に立ってても少しは見えるしな」

「本当?ありがとう!じゃあお言葉に甘えて見学させてもらうね」


ハザーマ「ああ、祭りを楽しんでくれ」

「ありがとう」


ハザーマさん優しい

これでみんなの試合を近くで見れそうだ


広場まで来て、屋台の準備をする

昨日と同じく道具を並べて行って、作り置きを作り始める

予想を超える売れ行きだったから在庫を作っておかないと、捌くのが大変だからね


今日で屋台の人気投票も終わるし

売れるだけ売らないと


投票は昨日も行われていた

お祭り本部に行って投票を行う方式で、それぞれの屋台には番号が振ってあって

気に入った屋台の番号に投票する決まりだ


私も昨日投票してきた、芋もちの屋台だ

あそこが一番好き、今日もガロルドに買って来て欲しいってお願いしたんだ

今度自分でも作ってみようと思う、チーズとか入れたいよねー


ハザーマさんと協力して作り置きを量産していると

広場にも人が増え始めた


「お団子くださいー」

ハザーマ「はーい、1つでいいかな?」

「きな粉のやつを2つ!」

ハザーマ「了解、ちょっとまってねー」

テキパキと焼いたお団子にタレをつけて、きな粉をまぶす


ハザーマ「はい、おまちどうさまー」

「ありがとう!またくるねー」

「ありがとうございましたー」


お団子やきな粉の知名度も上がって、最初からチラホラお客さんが来る

どの人もリピートで来てくれているみたいだ、嬉しい


今日は売り切れないように、きな粉棒もたくさん作ってきた

準備は万端だ


朝一で買い出しに行ってくれたガロルドが、たくさんの屋台料理を持って来てくれたので

接客しつつも合間に食べた

うん、やっぱり芋もちが一番美味しいー

焼き方も上手なんだよねー


買い食いでお腹いっぱいになったので、働いてお腹を空かせる

お昼に近づいてきて、だんだんお客さんも増えて来る


ここで、最終兵器を出す事にする

コンロを追加して、フライパンを出す

収納から取り出したのはみたらし団子・・・・に豚バラ肉を巻き付けたものだ


コレを焼く!

塩コショウを振って、豚肉の表面がカリっとするくらい焼いていく

さっきまでみたらしの香りがしていた屋台には肉が焼ける匂いが漂う


「うーん、良い匂い~」

ハザーマ「本当にそれは売れるんだろうか・・・・?」

「食べてもらえればわかるんだけどねー」

ハザーマ「俺も食べるまでは信じられなかったからな・・・・」


そうなのだ、みたらし団子の肉巻き

美味しいんだよ?

でもねー、食べてもらうまでがね・・・・


いい匂いでお客さんを引き寄せる目的で、2日目に始めようと思ったんだけど

ハザーマさんは「本当に大丈夫か?」って言ってた


食べてもらえればわかるのだ・・・たぶん


最初に焼けた分をガロルドと自分たちで食べる


「うーーん、美味しい。焼くと香ばしくなるんだよねー」

ハザーマ「本当に不思議だ・・・・甘い食べ物だったのに・・・」

ガロルド「美味い、要は食べてもらえればわかるんだろ?」


「そう思ってるんだけどね」

ガロルド「ちょっと行って来る」

そう言って他の屋台の方に行ってしまった


しばらくして戻って来たガロルドは子供たちを引き連れて戻ってきた

ガロルド「俺が出すから、こいつらに作ってやってくれ」


「やったー!」「たべるー!」「おいしいやつー!」


なるほど、良い作戦だね

さっそくたくさん焼いていく、美味しい匂いが広がっていく


「いい匂いー」「お肉ー?」「甘いのにー?」「おにくのにおいー」

ガロルド「いいか?これを色んな所で食べてこい。みんな散らばってな」


「わかったー」「まかせて」「ちゃんとおいしいっていうよ」

ガロルド「心配するな、美味いから」

わらわらと集まる子供たちにガロルドがみたらし肉巻き団子を配っていく

団子を持って散らばっていく子供たち

孤児院出身じゃない子も混ざっているでしょう、これ


ハザーマ「凄いな・・・・」

「一番良い宣伝かもね?」

ガロルド「これで、買いに来るんじゃないか?」

「ありがとう、ガロ。きっと買いに来る人が増えると思う」


遠目に見ても子供たちは色んなところで団子を食べている

最強の宣伝部隊だ、ふふっ


効果はすぐに出た


ひとりが「子供が食べているものは何だ?」と聞きに来て

説明すると買ってくれた

しかも、1本食べて、追加でも買ってくれた


そこからはあっという間にお客さんが増えて

「昨日は無かった!」「こんな美味いものを隠していたなんて!」

「2日目しか売ってないらしいわ!」「買わないと!」


なんて、限定品扱いになって

余計に人気が出たみたいだ

特に、昨日買って食べてくれた人達は新しい物が増えていると知って

みんなが買いに来てくれた


忙しく売りさばいていたけど、だんだんとお客さんが減ってきたと思ったら


『みなさま!お待たせ致しました!ショユーレスリングの準々決勝を始めたいと思います!出場の選手は集合お願いします!』


ガロルド「じゃあ、行って来る」

「うん!頑張ってー」


いよいよ始まるみたいだ


ハザーマ「今、並んでるお客さんが終わったら行ってきな」

「ありがとう」

みんながゾロゾロと土俵の回りに集まっている

屋台のお客さんもこれで最後だろう

商品を渡して、並んでいるお客さんはいなくなった


「じゃあ、行って来るね」

ハザーマ「ああ、楽しんできな」

「ありがとうー」


土俵へ向かうけど、人でいっぱいで近寄れない

昨日とは人の多さが全然違うや


なんとか間をぬって土俵の前まで出てくると、丁度ユーハイムさんと対戦相手が土俵に立っていた


『レディー、ファイト!!』

深く腰を落とした両者がぶつかり合う、しっかりと組み合って、ユーハイムさんが引いた

相手が前のめりになった所をユーハイムさんが引っ張り、勢いよく場外へ振り出されて行った


「「「うおおおお!!」」

『勝者!ユーハイム!!』

レフェリーがユーハイムさんの手を高く上げる


「いいぞー!!」「さすがだぜーー!」パチパチパチパチ

歓声と拍手が起こる


上手かった、引くタイミングが凄く良かった気がする

しかも引っ張るのも良かったなー、あれは防ぎようがないよね

面白い


次に土俵に上がって来たのは、ショユーの親方と、対戦相手だ

明らかにショユーの親方の方が大きいけど、どんな風に戦うんだろうか?


『レディー、ファイト!!』

ショユーの親方は動かずに腰を落としたまま、突進してきた相手を受け止めた

凄く余裕そうに見える

「うおおおおお!」ズズズズ―っと押し続ける対戦相手

土俵際近くまでショユーの親方が押されてきたところで、対戦相手を持ち上げた


「うおおーー!」すとんっと、場外へ降ろされる対戦相手

なんて優しい勝ち方・・・・


「「「うおおおお!!」」「さすがだぜーー!」「親方ーーー!!」

『勝者!ガンドロフ!!』

レフェリーがガンドロフの腕を高く上げる


ある意味凄い、負ける気なんてしないんだろうな・・・

子供を相手にしているみたいだ・・・



次に土俵に上がって来たのは、ガロルドと対戦相手だ

相手はそんなに身長は大きくないが、どっしりとしたタイプだ


『レディー、ファイト!!』

しっかりと腰を落として、突進してぶつかり合う

ガロルドの腕は相手の腕よりも下にある、そこから救い上げるように持ち上げた


「「「「うおおおー!!」」」」

対戦相手はもがいていたけど、そのまま端まで歩き、普通に降ろした

これはショユーの親方への挑戦かな?ふふっ


『勝者!ガロルドー!!』

「「「「うおおおー!!」」」」「すげーー!」「持ち上げるのか!」「やるな!」

パチパチパチパチ

歓声と拍手が起こっている、どうやらあの勝ち方は人気があるみたいだ



次に土俵に上がって来たのは、ドムさんと対戦相手だ

ドムさんの対戦相手はドムさんと同じくらいの体つきの人だ

がっしりムキムキ系


『レディー、ファイト!!』

しっかりと腰を落として、突進、2人がぶつかり合う、ドシッっと鈍い音がした

痛そうだ・・・


お互いが押したり引いたりして、仕掛けあっているけど、大きな動きはない

相手が引いた瞬間にドムさんが押す、そして足をかけた、後ろ向きに倒れていく相手


ドムさんはがっしりと服を掴んで、そのまま場外まで運んで、ゆっくりと降ろした


『勝者!ドム―!!』

「「「「うおおおー!!」」」「うまい!」「さすがだぜーー!」

パチパチパチパチ


上手だ!私がやったの真似したの?すごーい

パチパチパチパチと拍手した

しかもちゃんと頭を打たないように配慮までして・・・ドムさん素敵だ・・・



いよいよ、準決勝だ

どきどきしてきたー!!!

ありがとござした!

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