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生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


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322/581

カンリン ダンジョン 目指すは最下層

森の近くで野営をして、朝ごはんを食べたあとに

クモを殲滅


これも、ワサビの為です

ズボズボとワサビを引っこ抜いては洗浄して収納していく

もう慣れたものです


でも、水が冷たい・・・・・

頑張って収穫を終わらせ


「はー、頑張ったねー。お疲れ様ー」

ガロルド「お疲れ、これぐらいあれば当分は大丈夫だろう」

「そうだね、お昼を食べてから出発しよっか」

ガロルド「ああ」


冷えたので、お湯で手足を温めてから、乾燥して

お昼ご飯を食べて、出発だ


「アルジャン、ボスの所まで遠い?」

「きゅぃ?」

「そう?じゃあ走ろっかな」

ガロルド「そんなに遠くないって?」

「うん」

ガロルド「じゃあ、走ろう」

「はーい」


先に走り出したガロルドについていく

アルジャンが教えてくれた方向に走っていく

花畑はどこまでも続いているように見える


「こんなに一面の花畑なんて、見た事ないよ」

ガロルド「俺も初めて見たな」

「毒の魔物がいないならいい所なんだけどなー」

ガロルド「違いない」


ひらひらと舞う蝶は赤いし、時々歩いているデッカイ芋虫

たまに現れるデッカイ花カマキリ

ここのダンジョンはセンスがどうかしているね

食のセンスはいいのに・・・・


タッタカ走っていると、もう目的のボスが見えてきた


「白いクモ?」

ガロルド「はじめて見るが、あれでも毒持ちらしい」

「わお、真っ白なのに・・・じゃあ遠くから攻撃しないとだ」

ガロルド「じゃあ、一気に行くか」

「うん!」


私は弓を構えて、放つ

グッ、パシュッ、ドドドドドドドドド

ガロルドは飛ぶ斬撃を放つ、ザッシュッ

アスターとアルジャンは氷の矢と、電撃だ!

ドシュドシュ、ズッギャーーン


降り注ぐ矢の雨に射抜かれて、飛ぶ斬撃に切られ、氷の矢が刺さり、雷撃が落ちた

真っ白なクモは反撃も出来ずに、ボロボロになった


「よし、何かこれでも倒れない魔物っているのかな?」

ガロルド「・・・・リヴァイアサンとかか?」

「あー、そっか、でもそれって海だもんね」

ガロルド「そもそも出会わないか・・・」

「ふふっ、いつか試したいね」

ガロルド「リヴァイアサンにか・・・・夢みたいな話だな」

夢みたいな話だって言う割には、顔は嬉しそうだ

ちょっとワクワクしてるっぽいな


白いクモが消えたので、ドロップ品を拾いにいく

魔石と・・・

「これはなんだろう?」

ガロルド「なんだろうな?鑑定してみたらどうだ?」


瓶に入った液体は透明で毒っぽい感じはしない

鑑定の虫眼鏡でみて見る


『花クモの蜜、色々な薬の材料に使われる、(媚薬、幻覚薬、洗脳薬、自白薬、エリクサーなど)そのまま飲むと毒』


「うわ、なんかすごい・・・エリクサーってなんでも治すってやつだよね?」

ガロルド「エリクサー?」

ガロルドにも渡して見てもらう


ガロルド「これは・・・だが材料の一部ってだけだから他にも必要なんだろう。一応持っておくか」

「そうだね、エリクサーとか作れるのかな・・・どこかで本でも読めるといいんだけど」

ガロルド「王都に図書館があるぞ」

「え?あるの?でもエリクサーの作り方が書いた本なんて読めるの?」

ガロルド「・・・・読めないかもしれないな、ダンジョンを出たあとでギルドマスターにでも聞いてみればいいんじゃないか?」

「あ、それ良いね。知ってそう」

ガロルド「じゃあ、そうしよう」


エリクサーって病気でもなんでも治って、寿命が延びるとか言われてるんじゃなかったっけ?

そんな凄い薬なんて、きっと凄い希少な材料がたくさんいるんだろうなー


気になるけど、今は最下層のボスだ


「そう言えば最下層って何がいるの?」

ガロルド「確か、トレントの上位種だな、木の魔物だ」

「木の魔物・・・ってことは火が効く?」

ガロルド「ああ、それが一番有効だろう」

「じゃあ、丸焼きにしちゃおっか、アルジャン行ける?」

「きゅぃぃー」


「まかせてー、って言ってる」

ガロルド「それは頼もしいな」

「じゃ、いこっか」

ガロルド「ああ」


洞窟の中に進んで転移の石碑に触れて、魔力を流す

一瞬の浮遊感のあとに景色が変わった


苔むした石の通路

その先には大きな両開きの扉だ


ガロルド「準備はいいか?」

「うん」


真っ直ぐ通路を進んで、扉に触れると

ギイイイーと扉が勝手に開いていく


そこには大きな木が真ん中に立っていた

「これがトレント?」

部屋へ入っていくと、大きな木は根が動き出し、枝も動き出す

木の幹には顔の模様が浮かんできた

ヤル気だ


「アルジャン行ける?」

「きゅいーー」

私の肩から飛び降りて、どんどん大きくなるアルジャン


そのまま前へ飛んで行き、 グォオオオオオ!

口からドラゴンブレスを吐き出した


アルジャンの後ろにいるのに、熱が伝わってくる

威力めっちゃ上がってない?

腕で光と熱から顔を守っていると、数秒で収まった


腕をどけて前をみると、木の形はもうなかった

アルジャンが振り返って「きゅいーー」 終わったーー

って言ってる


恐る恐る、アルジャンの前を覗き込むと、地面は黒く焦げて、木の影も形も無かった

「あ、ははははは・・・・すごいねアルジャン・・・・っていうか大きくなったんじゃない?」


ちょっと引いてたけど、アルジャンの横に立つと、いつもより大きい気がする

ブレスの威力も上がってた気がするし・・・・


ガロルド「デカくなっているな」

「やっぱり?アルジャン首かしてー」

「きゅぃー」

アルジャンの首に抱き着いてみる

うん、やっぱり大きい

っていうかこれなら2人でも乗れそうだ


「凄いねー!アルジャン強いし、こんなに大きくなってーー!!」

大きくなっても可愛い、どんどん強くなるし、最強、ツヨカワ

「きゅううーきゅううーー」

「はいはい、もちろんアスターも可愛いに決まってるじゃない」

2匹を撫でくり回しておく


ガロルド「どんどん強くなるし、どこまで大きくなるんだろうな・・・」

「うーん、かなり?大きくなると思うよ。ガロと私が乗ってもびくともしないくらい」

ガロルド「ふふっ、楽しみだな」

「うん!おっきくなろうねー」

「きゅいぃー」


そんな話をしていたら、ドロップ品と宝箱が現れた

「でた、けど・・・・魔石と、枝?」

ガロルド「何に使うんだろうな?調べてみよう」


『キングトレントの枝、高魔力の枝、あらゆる薬の材料になる、(エリクサーなど)』

「これもエリクサーの材料になるって」

ガロルド「・・・・・ほんとだな、ここはエリクサーの材料が揃うダンジョンなのか?」

「ま、これも一応持っておこうねー」

ガロルド「そうだな、調べてみないとわからないしな」

「うん、こっちも開けてみよう」


宝箱を空けてみる

中には、宝石箱と、水差し、カバンが入っていた


「これは、宝石だね・・・アクセサリーもちょっと入っている」

ガロルド「こっちは魔法カバンだな」

「水差しって、なんでだろう?」


鑑定してみる

『恒久の水差し、傾けることで清浄な水が出て来る。絶えることはない』


「おお、これ結構凄いんじゃないかな?ずっと水がでるんだって」

ガロルド「ずっと?」

鑑定の虫眼鏡を渡してみてもらう


ガロルド「・・・・絶えることは無いって、永久か・・・これは凄いな」

「ね?ちょっと怖いけど、売りに出さない方が良い?」

ガロルド「国宝ものじゃないだろうか、売らない方がいいかもしれない」

「そっか、じゃあ収納に眠っててもらおう」


期限があるならわかるけど、永久って・・・怖いよね


魔法カバンはなかなかの容量みたいなので、ガロルドに予備として持っといてもらおう

いつか私の収納も限界が来るかも知れないからね


宝箱を確認し終えて、改めて周りを見ると

遺跡のようになっていた、植物のツタが絡みついてかなり緑に覆われているけど


「何か不思議な所だね」

ガロルド「ああ、地竜がいた所のような不思議な感じがするな」

「あ、それわかるかも」


見える所に石碑はないので先にすすんで行く

石柱の間をすすんで行くと、入り口が見えたのでそこに入っていく

「ひんやりしてるね」

ガロルド「そうだな」


石柱が並ぶ廊下をすすむ

柱の間から見える外は何処も緑で覆いつくされていた


さらに真っ直ぐ進むと、小部屋に出た、そこには石碑があった

日の光が差して、映画のワンシーンのようだ


石碑の奥には光が差していて、外へ続く道がありそうだ


何があるのか気になって、石碑を越えて奥へすすむ



外へ出ると、中庭のようになっていて

そこの中心には・・・・・桜が一本佇んでいた


ふらふらと外に出て、桜の木に近づく

木の下まで行って、木に触れてみる


「さくらだ・・・・」本物だ

ゆっくり深呼吸して、さくらの香りを胸いっぱいに吸いこんだ

木に抱き着いて、耳を当てて木の音を聞いた


満開の桜が自分のことを待っていてくれたような気がした・・・・

ありがとござした!

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― 新着の感想 ―
ヤバい連中に大人気に成りそうな蜜だな……
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