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生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


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特別依頼 報告 ㏌ 王都

ヒトデ討伐も終わり、報酬の分配も終えて、町を出発することにした


「じゃあ、お世話になりました」

ギルマス「世話になったのはこっちだ。ぜひまた遊びにきてくれ」

ガロルド「ああ、また来る」


「じゃあ、お元気で」

ギルマス「ああ、元気でな!」


町を出発する前にギルドマスターへ挨拶をした

ギルドですれ違ったみんなが手を振ってくれて

ここの人達もいい人達ばっかりだったな・・・


ガロルド「ここも結局3日しかいなかったな」

「うん、もう一つの港町はちょっと距離あるんだよねー」

ガロルド「そうだな、王都も遠くなるし、一回戻るか」

「うん、そうだね。10日ぐらいは経っただろうし」



と、いう事で

一度、王都に戻る事にした


飛べば1日で戻れるので、少し離れてから飛ぶことにした


お昼休憩を一度挟んで、移動を再開

王都近くまで飛んで、そこから走りだ


夕方になる前には戻ってこれた

でも、王都に入ろうとしたら、列ができていて

入る為に並んでいたら、王都に入る頃には夜だった

長い・・・・


もう遅いので、宿を取る事にした

こんなに遅くなるなら、外で野営したのになー


ちょっと悔しく思いながらも宿に泊まって、翌朝に冒険者ギルドへ行った


ガロルド「特別依頼の報告だ、ギルドマスターに会えるか」

受付「あ、はい!お待ちです、部屋まで案内しますか?」

ガロルド「大丈夫だ、場所はわかる」

受付「では、直接お願いします」




「お待ちです?」

ガロルド「俺たちが調査に行っているはずなのに、他所の町に行っているのがバレたな」

「あ・・・・もしかして、シーサーペントかな」

ガロルド「たぶんな・・・」

「怒られるかな?」

ガロルド「怒られる事はしてないが・・・呆れられるかもな」

「ま、仕方ないか」

ガロルド「そうだな」



コンコンコン 「失礼しまーす」


ギルマス「来たか・・・・・さあ、報告してもらおうか」

おお、何とも言えない迫力がある


応接セットへ移動して話をする


ガロルド「報告する、山間部にゾンビを発見した。そのまま発見したゾンビ周辺を探索した結果、複数のゾンビを発見。さらに探索して、石造りの遺跡を発見した、そこからアンデッドが発生していたようなので、内部を探索して複数のゾンビと、スケルトンがいた、そのさらに奥には祭壇がありリッチがいた。「邪教の神殿だ」「人間を取り込んでアンデッドを発生させている」と言っていたので、討伐しておいた。神殿も再利用される恐れがあったので、すべて壊して、瓦礫の山にしてきた。証拠の品として、リッチを倒した後にあった、金のブレスレットと燭台を持って帰ってきた。どちらも邪教の紋章が入っているし、呪われている」


テーブルの上に、布で包んだブレスレットと燭台を置いた


ギルドマスターは腕を組んで難しい顔で、ずっと話を聞いていた


ガロルド「遺跡は瓦礫の山にした後に、周辺のアンデッドの残りもできるだけ討伐してきた。報告は以上だ」


ギルマス「・・・・・・わかった。で?一体何日で依頼は終わっていたんだ?」


ガロルド「2日?か3日だな」


ギルマス「その後はどこで何を?」


ガロルド「近くの温泉地に」


ギルマス「なぜすぐに帰って来なかった?」


ガロルド「あまり早く帰ると不審に思われると思って、近くで休憩していた」


ギルマス「ほおー、休憩でシーサーペントを討伐するのか」

「それは、ね?海で買い物してから帰ろうかって言っていたら、たまたまシーサーペントが出たんです」

ギルマス「ほほお、寄り道できるとは余裕だな」


ガロルド「移動手段があるんでな、問題ない」

ギルマス「・・・・確かにな、シーサーペントが討伐された報告があったのが一昨日だ、それでここまで1日で戻って来たのか?どんな魔法だ」


「魔法っていうか、空を飛んで」

ガロルド「俺たちには空を飛ぶ方法がある」


ギルマス「・・・・ドラゴンか?」

ガロルド「ドラゴンだな」


ギルマス「・・・・はあ、言いたい事はいろいろあるが・・・・。まず一つ目、アンデッドを倒せるんだな?」


「はい」

ギルマス「?ガロルドだけじゃないのか?」

ガロルド「俺も倒せる、結果だけ言うと全員倒せる」


ギルマス「は?・・・・・全員?じゃあ、リッチを倒したのは?」

ガロルド「ルラだな」

「うん」


ギルマス「何か特殊な武器が?」

ガロルド「あるぞ、騒ぎになったら困るから内緒で頼む」

ギルマス「ああ、誰にも言わないと誓おう」


「じゃあ、良いかな?」

ガロルド「そうだな、俺は聖剣を持っている。ダンジョンのドロップ品だ。ルラは浄化が付与できる弓を持っている。従魔は2人とも聖魔法持ちだ」


ギルマス「・・・・・・・・ぐっ」


腕組みをしたまま固まるギルドマスター


ギルマス「一応・・・聖剣とやらを見せてもらっっていいか?」


「はい、これです」

収納から出す、聖剣は鞘も、剣もすべてが聖銀だ、キラキラ


ギルマス「・・・・・・っ」

完全に目を見開いて止まってしまった


そっと収納に聖剣を入れておく


ギルマス「わかった・・・・わかったが、少し整理をさせてくれ」

すーはー、すーはー、と深呼吸するギルドマスター




ギルマス「よし、・・・依頼の完了、ご苦労だった。現地の確認には他の者を向かわせる、報告を聞く限りではリッチと会話したのか?」


「はい、話かけられたので、何か知っている事を聞き出そうと思って、信者のフリして」

ギルマス「会話が可能と言うことは、元は信者で高魔力な人間だったという事か」

「そんな感じの話ぶりでしたね、「自分は高官だぞ」みたいな事を言っていました」

ギルマス「なるほどな、信者をリッチにしてアンデッドを作るということか、このブレスレットは高官の証といったところか」


「おそらく、「邪神の声が聞こえる」って言ってたので、何か邪神とのつながりがあるかもしれません」

ギルマス「わかった、詳しく調べさせよう。調査と、問題解決、それに手掛かりまで、見事だ。私からもSランクの推薦をしよう」


「ありがとうございます」

ガロルド「ありがとうございます」


ギルマス「で?どうやってシーサーペントを倒したんだ?」


「アルジャンに乗って、海上から雷撃で」

ギルマス「・・・・みて見たかったな・・・・。しかもシーサーペントの買取はほぼすべて寄付したそうじゃないか」

「そうですね」


ギルマス「・・・・何とも思っていないのか?」


「何とも思っていないとは?復興にはお金がいるでしょう?」

ギルマス「ふふっ、そうだな。いや、懐が深いと思ってな。大丈夫だ国からも補助金がでるはずだからな、あとは時間が経てば回復するだろう」


ガロルド「良かったな」

「うん」


ギルマス「今回の報酬と、こちらの証拠品も買い取る、代金は振り込んでおこう。最後に、今回のことが邪教と関係があるというのがほぼ確定である以上、他でも同じようなことが起こるかも知れん、アンデッドを倒せる者はほとんどいない、もし同じような事があれば積極的に協力して欲しい」


「はい、私も邪教も邪神もぶち壊したいので、もし情報があれば欲しいです」


ギルマス「ぶち壊す?・・・・個人的な恨みが?」

「邪神の方に」

ギルマス「・・・・それは・・・・・大変だろうが頑張ってくれ。ギルドが持つ情報はいつでも開示しよう」


「ありがとうございます」


こうして、報告は終わった

怒られるかと思ったけど、意外と普通だったな・・・・



せっかく王都まで来たので、買い物と前回行ったご飯屋さんへリベンジだ


メニュー表を見ると、辛さのランクが書いてあった

E~Sランクまでだ

前回食べた辛かった料理がBランクに設定されている

なかなかの辛さだったみたいだけど、Sランクがひとつだけあった

これは絶対食べれない・・・・そうガロルドと話ていたら


隣の席に真っ赤なスープが運ばれてきた

きっとあれがSランクだ・・・・


常連っぽい人はそのスープを美味い美味いと食べていた

こういう事があるから怖いのだ・・・・

ランクが書いてあって良かった・・・・


この前辛かったBランク以下を頼んだ

Cランクのその料理は確かにBランクよりは辛くなかった

でももう少し辛さ控えめが良いかなって感じだ


ランク制度が他のお店にも浸透しますよーに!!




ーーーーーーーーーーーーーーー




このランク制度は王都の飲食店に広まり、いつしか度胸試しに使われるようになる



「俺はSランクが食える」

これがカッコイイ、みたいな風潮が生まれてしまったのだ

辛い物が食べられるイコールカッコイイみたいな


しかもSランクが、強い冒険者を連想させて

辛い物に挑戦する冒険者が急激に増えた


Sランクの辛い料理を「美味い美味い」と言って食べる地元民が一番強い気がするが


この事が、国王の耳にも入り


「是非、Sランク料理を食べたい」と言い出した

なぜなら彼は冒険者が好きだ

自分もSランクを掲げられるのなら、それは嬉しい事だろう


王宮料理人はあまり辛くない、でも辛そうに見える、しかも美味しい

そんな料理を作るために苦心して

最高の一品を作り上げて


「Sランクの料理にございます」そう言った


やっと食べれる!そう歓喜した王様は一口料理を食べて


スプーンを落とした


「か、からいーーー」

半泣きな王様は、ギブアップし


「私は、Sランクにはなれない・・・」そうホロリと泣いた


王宮料理人は次こそは、辛くない、真っ赤な料理を作ってみせよう!

そう心に誓った

ありがとござした!

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王様可愛いw
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