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生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


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リンダオパンのダンジョン3階層 2 果物採取

大量のクモ駆除が終わったので、桃を収穫中です


念のために一つ食べてみたら

すんごく美味しかった、これは白桃っぽいな

ダンジョンの中だからなのか、どれも食べごろで美味しそうだ

みんなで収穫して結構な量が取れた


「いっぱい取れたねー」

ガロルド「ああ、どれも美味い」

ガロルドは収穫しながらもつまみ食いをしている、器用だ


「他にも果物あるのかな?」

ガロルド「違う種類のものか?」

「うん、イチゴがあると嬉しいんだけど」

ガロルド「イチゴっていうのはどんな果物なんだ?」

「甘くて酸っぱい感じの赤い果物なんだー」

ガロルド「赤い果物か・・・・」

「アスター、他に果物がありそうなところない?」


「きゅう!」


「え?あるの?案内してくれる?」

「きゅうう」


アスターがふわふわ飛んで誘導してくれるみたいだ


ガロルド「もう次がわかるのか?」

「うん、そうみたい!ついていこう」


誘導してくれるアスターについて行く

しばらく走ると、そこにはミカンの木があった


「わあー、アスター凄い!これも美味しそうだ!」

ガロルド「凄いな、果物を見つける天才だな」

「あ、でもここにもいるねー」

ガロルド「ここも似た感じだろうか?」


たくさんのクモが出て来た


「んーーーー、いるね、親玉を倒せばまたいなくなるかな?」

ガロルド「やってみよう」

「よっし、いくよーー」


探知で見つけた親玉のところまで一直線に向かう

次々に襲ってくる小さめのヤツらは適当に倒しつつ進むと

また木の上に巣を作っている大クモがいた


「いた、よっし落とすよー」

ガロルド「いいぞ」

飛ぶ斬撃を複数放って、本体にダメージを与えつつ巣も切って

大クモを落とした


ズッドーンッ


ガロルド「よし、任せろ」

ガロルドが大クモの頭に深く剣を突き刺すと、動かなくなった


「ナイス―!」


また他のクモがどこかへと逃げていく


「やっぱりいなくなったね、これなら倒すのも楽だ」

ガロルド「ああ、他の果物にもいるかも知れないが、これで攻略できるな」

「そうだねー、果物をクモが守ってるのかー」


クモの攻略法もわかったので、さっそく収穫だ

ここのミカンは皮が薄くて中はジューシーで凄く美味しい

スーパーで見つけたら間違いなく当たりだろう


「ダンジョンの果物って美味しいねえ」

ガロルド「本当だな、今までそこまで気にしたことは無かったが、高く売れるわけだ」

「高く売れるんだ」

ガロルド「ああ、土地も気候も関係なく生るからな。ここでしか取れない果物もあるし高級品だ」

「なるほどー、しかもみんな食べごろだしね。ダンジョンは賢いなあ」

ガロルド「まんまと引き寄せられているからな、おびき出すのが上手いな」

「うんうん、だからもっと種類増やしてもいいんだぞーー」


ガロルド「はははっ、ダンジョンにおねだりしてるのか」

「うん、弓も出してくれたしね。イチゴちょーーーだい!」

ガロルド「あるといいな」

「うん!!」


みんなで収穫をして、そのままお昼休憩をすることにした


「果物を魔物が守っているなら、他の魔物がいるところを狙うといいモノが手に入るとか?」

ガロルド「なるほどな、逆を言えばそうか」

「なんか、良い物を守っているというか。良い物を狙う人間を狩るために魔物が配置されているというか、そんな気がして」

ガロルド「一理あるな、例えばだがゲッコウが言っていたアリの巣なんかは宝物がありそうだけどな」

「アリの巣かー、めちゃくちゃいそうだよね」

ガロルド「凄いと思う、倒すなら覚悟しろって言ってたしな」

「うん、それなら果物を取りたいかな、宝物も別に欲しいわけじゃないし」

ガロルド「同感だ」



今欲しいのは果物だからね

何かわからない宝物よりは、果物があるってわかっている方を取りたいな


食後のデザートに取ったばかりのミカンを食べる

この皮はまた石鹸にしよう


「ほんと甘くて美味しいね」

ガロルド「ああ、たまにダンジョンの中で食べる果物はどれも美味かった」

「やっぱりそうなんだ、全部食べごろなんて嬉しいねえ」


ミカンもたくさん収穫してホクホクだけど

まだ、イチゴを見つけていないのでアスターに聞く


「アスター他に果物はないかな?甘酸っぱい匂いのやつとかさ」

「きゅう?きゅうきゅう」


「え?ありそう?」

「きゅう!」


またふわふわと先導してくれる

「ありそうだって!」

ガロルド「ついていこう」


なんて有能なんでしょう、しかも可愛い、最高だな


ふわふわアスターについていくと開けた場所に出た


「わあーーーー、凄い」

そこには一面のイチゴ畑があった


「これ!これだよ!イチゴ!アスター凄い!」

可愛いもふもふを撫でまわして褒める


「きゅうきゅう」「きゅぃー」

羨ましくなったのかアルジャンも加わって、2倍可愛い


ガロルド「これがイチゴか・・・・確かに甘酸っぱい匂いがするな」

「うん、これがイチゴ。ケーキにあうんだー」


さっそく一つもぎってみる

甘酸っぱい良い香りに、つやっとした赤

これは美味しいに違いない


はぷっとかぶりついた途端にひろがる香りに、甘酸っぱい味

「うーーん、これだよー。美味しいー」

ガロルド「うん、美味い。確かにケーキにあいそうだ」

「でしょーー、いっぱい取ろう!取れるだけ!」

ガロルド「そうだな・・・・」

「あーーーー、いるねえ」


ぶーーーん、ぶーーん


イチゴを収穫しようとしたその時

大きな羽根の音が近づいて来た、これは蜂かな?

音とともに現れたのはデッカイ蜂


「でっか!」

普通に1メートルくらいありそうな巨体だ


ガロルド「これは早めに巣を叩かないと面倒そうだ」

「うん!巣は・・・・あっちだ」


探知でみつけた所に向かうと、そこには巨大な蜂の巣


「でっかーーーー!!」

ガロルド「・・・・・立派だな」


小さな一軒家くらいはありそうだ、これを一気に倒す?

燃やす?


襲って来る蜂を切り伏せながら考える

燃やしたら一気に蜂が出て来そうだな・・・・


じゃあ包むしかないでしょ!!


水魔法で大きいな水球を作って巣を丸ごと包み込む


「アルジャン!水の所をバリバリってやって!!」

「きゅぃぃぃ!!」


ズッドーン バリバリバリバリ


水球に雷が落ちて、バチバチと光った


「どうだろ?全部やれたかな?」

水球を維持しつつ待つと、巣は消えていった


ガロルド「凄いな、丸ごと倒したのか?」

「上手くいったみたい」


数匹残った蜂も倒して、討伐完了だ


巣が消えたところには、大きな壺と、魔石、たくさんの羽根、毒の入った瓶があった


「わあーー、これもしかして蜂蜜かな?」

ガロルド「そうだろう、大量だな」

「やったー!蜂蜜ゲット!!」


一応他のドロップ品も回収しておく

蜂蜜が手に入ってホクホクだけど、まだある


イチゴでーーす


「いっぱい収穫するぞーー!」

ガロルド「そうだな」


みんなにカゴを持ってもらって収穫する

2匹はほぼ収穫した分を食べているけどね


エメも出て来て、イチゴを楽しんでいた


美味しいもんねえ


カゴいっぱいに収穫ができて嬉しい限りだ

これで最高のケーキが作れそう


ガロルド「今日はもうこの辺で野営してもいいかもな。ここのイチゴも一晩経てばもとに戻っているだろうし、あそこの蜂の巣も復活するだろう」


「一晩で復活するの?すごいダンジョン。じゃあもう一回収穫できるんだ!」

最高じゃないか


ガロルド「ああ、探しまわるよりは効率がいい」

「賛成!ここで野営しよーー」


イチゴから少し離れたところで野営することにした


フィールドダンジョンって広くて大変だなって思ってたけど

お肉も果物も手に入るなら最高だね


守護者的な魔物はいるけど

蜂蜜が手に入るなら全然いいや


野営中にヘビが何度か出たけど、お肉が向こうから来てくれたって感じだ


魔物が凄く多いってわけでもないし

外での野営とそんなに変わらないや

明日もイチゴと蜂蜜が手に入るなんて嬉しいなー

ありがとござした!

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― 新着の感想 ―
やっとイチゴが見つかって良かったね、ルラちゃん! これでアルジャンにケーキも作ってあげれるね。 しかし、桃、みかん、イチゴとは・・・。 外国人が羨む我が国の独自発展(品種改良)フルーツばかり。作者のチ…
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