新しい武器は最高&ギルドから呼び出し
新しい武器は凄かった、丸太がまるで豆腐みたいに切れる
しかも、刀身を超えて伸ばせる
まるで体の一部みたいに魔力が通るのだ、凄すぎる
ガロルドにも試してもらった
でも、「確かに魔力の通りは良いが、体の一部と言うほどじゃない」
とのことだった
ピケット「そりゃあ、こっちには紋様を入れてねえからな」
そうか、ガロルドのはただの飾りのようだ
パレッド「今からでも入れようか」
ガロルド「頼む」
という事があり、ガロルドの剣は再度加工してもらう事に
2日で出来るとの事だった
まさかこんなに違いがあるとは
ピケットさんいわく
「ドワーフの紋様のおかげもあるが、ヒヒイロカネが素材として抜群に相性が良かったのだろう」
という話だった
なんという幸運だろうか
ガロルドの新武器はもう少し時間がかかるけど
もっと使いやすくなるならぜんぜん待てる
むしろ紋様を入れてくれたピケットさんグッジョブだ
もともと使っていた双剣も愛着があるので取っておくけど
この新しい双剣は一生ものかも知れない、大事に使おう
剣を作ってもらったお代は、素材代が入っていないので金貨30枚でいいと言われたけど
こんな良いモノを作ってもらったのに、それじゃあ足りないって事で
2人分を合わせて金貨100枚を渡した
これは気持ちと、加工を追加で頼んでしまったからね
本当はもっと払ってもいいと思うほどの出来で
大満足だ
ルンルンで宿に戻ると、ちょーど銀龍が帰ってきていた
アーバン「よう、孤児院は完成したのか?俺たちはダンジョンから戻ってきたばっかりだぜ」
「みんなお疲れ様です。そうなんです孤児院は完成しました!そして新武器も完成したんです!」
デリック「ええ!まじで!見たい見たい!」
アイリス「私も興味あるわ」
サニー「ヒヒイロカネだもんね」
アーバン「いいな、見せてくれよ。部屋にいこうぜ」
「はい」
そう言って私の部屋にみんなで行く
双剣を一本ずつ渡して見せた
アーバン「おおおおおおおお、すげえ」
アイリス「すごいわ、しかもかっこいい」
デリック「おおおお!やべえ、俺の槍よりかっこいい」
サニー「凄いわね、キレイねーー」
「ふふふ、でしょう?最高のができちゃいました」
アーバン「ガロルドのはどうしたんだ?まだ出来てない?」
ガロルド「俺のは追加で加工を頼んだんだ」
デリック「へえーー、こんな感じなのか?」
ガロルド「ああ、色味はまったく同じだな。形は前に使っていたものと一緒だ」
アーバン「そりゃあいいな、絶対かっこいい」
サニー「綺麗だし、いいわねー」
アイリス「最高の武器ね、もちろん切れ味も違うんでしょ?」
ガロルド「ああ、ルラは紙でも切るように丸太を切っていた」
「「「「かみ」」」」
みんなが私を見て来る
「魔力の通りがすっごく良くて、もうゾクゾクしました」
ガロルド「ルラを怒らせると紙みたいに切られるからな」
そんな事しないけどなあーーー
アーバン「怖い。」
デリック「紙ってやべえ」
サニー「ほんとにできちゃうんだもんね」
アイリス「ほんとにね」
「もーー、そんな事しませんよ」
心外だ
アーバン「あ、そうだ。ギルマスからの伝言だ『話があるから明日来てくれ』だってよ」
ガロルド「もう皇都から帰ってきたのか」
「そっか、買取うまく行ったかな?」
ダンジョンの帰りで銀龍も疲れているだろうし、解散して休む事にした
晩御飯がまだだったのでガロルドと一緒に食べる事にした
「明日は起きたらギルドへ行こうか」
ガロルド「そうだな、もう特にすることもないしな」
「あとは、ガロの剣を受け取るだけだね。次はどこに行こうか?」
ガロルド「海が近いからな、海で買いたいものがあるんじゃないか?離れるとなかなか来れないからな」
「そうだね!海でしか買えないものはたっくさん買いたいな」
ガロルド「じゃあ、港町をはしごしようか。そのまま隣国に入れば海沿いに移動できる」
「それいいね、隣国はどんな所なの?」
ガロルド「ここよりは小さい国だが、人種の壁が少ないな。獣人亜人がここよりは多いな」
「へーー、すっごい興味ある」
ガロルド「あとは、料理も少し違うな。あっちは香辛料を使う料理が多い。」
「辛い系?」
ガロルド「そうだな、辛くて食べきれないものもあった」
「うわあ、それはちょっと困るけど、香辛料はいいね。欲しい」
ガロルド「じゃあ、俺の剣が出来次第考えようか」
「うん、楽しみーー」
そう話あって、翌日に朝ご飯を食べてから
ガロルドと冒険者ギルドへ向かう
「こんにちは、ギルドマスターから呼ばれていると聞いたんですが」
受付「あ!アルラドの方ですね。ギルドマスタールームまで行っていただけますか?」
「はい、わかりました」
ガロルドと2人でギルドマスタールームまで行く
コンコンコン 「失礼しまーす」
ギルマス「おお!来てくれたか、ちょっと座ってくれ」
「はい」
応接セットで対面に座る
ギルマス「呼び出してすまんな、大事な話だ。」
「大事な?」
ギルマス「あのな、・・・まあ、順番に話すか。とりあえずファイアードラゴンの魔石は国に買い取ってもらった、金貨6万枚だ」
「「6まんまい・・・」」
ガロルドと顔を見合わせてしまうぐらい驚いた、想像以上だ
ギルマス「それでだな・・・・・買取の金は折半で2人の口座に入れておいた・・・・・が」
頭をガシガシと掻いて、言い淀んでいる
ギルマス「陛下からいろいろ聞かれたんだ・・・・その、どんなヤツが踏破したんだとかな?」
「はい」
ギルマス「それで、俺が知っているのはお前らの性別と年齢くらいなもんだからな素直に答えたんだ」
「はい・・・。」
それの何が問題なんだろうか?
ギルマス「そんでな?・・・・はあ・・・あちらさんは従魔の存在を知っていてな・・・・。」
ガロルド「・・・・それでなんと?」
ギルマス「聞かれた事は素直に答えた・・・・ドラゴンの幼体を連れているってな」
「そうですか」
まあ、仕方ないでしょう
ギルマス「問題はこっからだ、」
コンコンコン「失礼します」
一人の身なりの良い男性と、騎士っぽい2人が入ってきた
「お話中失礼します、皇帝陛下よりお二人に伝令がございますのでお伝えにあがりました」
男性が手紙らしきものを開いて読み始める
『此度は我が皇国のダンジョン踏破、大儀であった。よって褒章と、Sランクパーティーとしての承認を皇都にて行う。パーティー共々皇都まで来るよう、伝令が案内役をするので従うように
アシュミット皇国 皇帝アシュミット四世』
「以上が皇帝陛下からの伝令になります。パーティーアルラドの方々は私がご案内させていただきます。」
「「・・・・・・・・・・」」
ギルマス「はあ・・・・・・断ったんだぞ。俺はちゃんと『権力にも国にも栄誉も金にも興味がない奴らだ』ってな」
「それで来たんですか?何しに?」
ガロルド「そうだな、一体どうゆうつもりで来たんだ?」
「は?我が皇帝陛下からの直々のお言葉ですよ?まさか断るおつもりで?」
だいぶんピキっている人だな・・・・まあいいけど
「本当にごめんなさい。『我が』皇帝陛下でもないですし、褒章もいらないですし、Sランクパーティーに承認していただかなくて結構です。あと、国の為に踏破したとかでもないので」
「なっ!無礼者が!!我が皇帝陛下のお言葉が聞けないというのか!!」
ガロルド「そうだな、我がって言われてもな。俺たちはこの国の人間じゃない」
「ね、ちょっと意味わかんない」
ギルマス「ぶっふーーーっ、お前らぶっちゃけすぎだ!」
ギルマスは笑いをこらえるので必死だ
ギルマス「言った通りだろう?こいつらを釣れるものは無いと思うぞ」
「こ、こんな侮辱を受けたのは初めてです!!!」
「きゅう?」「きゅぃ?」
あ、うるさいから2匹が起きてきちゃった
「ごめんね、うるさかった?」
「こ、これが噂のドラゴン・・・・・」
品定めをする目でアルジャンを見ている
ガロルド「もういい加減にしたらどうだ?甘く見ているようだが、この小さなドラゴンはキマイラを一撃で燃やし尽くすほど強力だ」
「き、キマイラを?」
使者は青ざめているし、同行している騎士も動揺している
ガロルド「もっと言えば、最下層の火竜を倒したのは彼女だ」
「は?この子供が?嘘だろう?」
ガロルド「嘘だと思うのか?見る目がないな」
「う、嘘をつくな!!!こ、こんな子供が!ドラゴンの力なんだろう!!!」
私に向かって指を差して怒鳴る使者
ガロルド「失礼にもほどがあるぞ、本当に連れて行きたいのか?」
ギルマス「使者ってのはこんなにも失礼なのか?これ以上騒ぐのなら冒険者ギルドを敵に回すと思えよ」
「な、なっ、なんて野蛮なんだ!私は皇帝陛下の使者だぞ!!」
グルオ”オ”オ”オ”!!!
肩に乗っていたアルジャンが、何倍にも大きくなり使者を威嚇している
「アルジャン!?」
「ひっひぃぃぃぃぃ」
這いつくばって逃げようとする使者
「アルジャン、大丈夫だよ。帰ってもらうからね」
「くるるる」
「さあ、帰って下さい。アルジャンがこれ以上怒らないうちに」
アルジャンは使者と騎士を睨みつけている
「「「ヒイイイイイイ」」」
逃げていく3人
「ふう、びっくりしたーー」
アルジャンは自分の身長を少し越すくらいに大きくなっている
「わあ、凄いねアルジャン大きくなって!!カッコイイ!」
キレイで凄くカッコイイ、首を撫でてあげると喜んでいる
大きくなっても可愛いーー
ありがとござした!




