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生きてて良かったと 思いたい私の異世界転生  作者: 蒼氷


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宝石の価値と屋台のお願い

今日は宝石の買取なので冒険者ギルドへ行った


「すみません、宝石の買取同行に来ました」

受付「はい、アルラドの方ですね。少々お待ちください。」

そう言って奥に行った


連れてきてくれた人は清潔感のある男性だった

「初めまして、今回の買取を担当します。査定人のマシューです。よろしくお願いいたします。」

「ルラです。よろしくお願いします。」

ガロルド「ガロルドだ、よろしく頼む」


マシュー「はい、では参りましょうか」

「「はい」」


3人で商業ギルドへ向かう


マシュー「とりあえず、宝石の鑑定をあちらにしてもらってから、買取金額をあげれそうなところを探して交渉していきますね。最終チェックをお2人にしてもらって買取にサインという流れでよろしいでしょうか」

「はい、よろしくお願いします。」

マシュー「数が多いので鑑定に少し時間がかかるかと思いますが、そこはご了承ください」

「あ、ちょうど商業ギルドへお願いしたい事があるので、待ち時間はそちらに使いたいです」

マシュー「なるほど、では担当者も呼んでおいてもらいましょう。どういった要件ですか?」

「ダンジョン入り口の出店の件です。置いて欲しいものがあります」

マシュー「わかりました。伝えておきましょう」


よし、これでスムーズに交渉できそうだ


商業ギルドへ着いてすぐに部屋へ案内された

マシューさんが屋台の担当者を呼んでおくように頼んでくれ

すぐに商談につくことができた


部屋にはすでに人がいて、マシューさんが挨拶をする


マシュー「冒険者ギルドから参りました、マシューです。よろしくお願いいたします。」


「ギルドマスターのカインネスだ、今回は買い取りに応じてくれてありがとう。よろしく頼む」

「宝石担当のインクです。貴重な品をありがとうございます」


「ルラです。よろしくお願いします。」

ガロルド「ガロルドだ、よろしく頼む」


マシュー「では、さっそく出していきますね」

マシューさんが魔法カバンから宝石類を出していく


インク「これは大変素晴らしいですね、さっそく鑑定に移らせていただきます」

手袋をはめた手で丁寧に宝石を持ち、レンズを当てながら一つずつ確認している


カインネス「さすがダンジョンのドロップ品だな、どれも美しい」

ひとつを手に持って光にかざして見ている


マシュー「はい、どれも素晴らしいものだと思います。評価価格も期待したいですね」

にっこりと笑顔のマシューさん


カインネス「こちらは宝石のプロだからな、そこはお任せ頂きたい」

こっちもすごく良い笑顔だ


戦いはすでに始まっているようだ・・・・・


ま、そこは鑑定がおわるまで置いておいて


「あの、ダンジョン入り口の屋台についてご相談したい事がありまして」

カインネス「ああ、聞いているよ、もうすぐここに来ると思う」

「ありがとうございます」


コンコンコン 「失礼します」

入って来たのは女性だ


「屋台担当のイライアです。相談があると伺いました」

「初めまして、ルラです。ダンジョン入り口の屋台についてお願いがありまして」

イライア「初めまして、よろしくお願いします。はい、ダンジョン入り口屋台ですね」

「屋台に追加で置いて欲しいものがあって・・・・」

そう言って、机に出していく


浄化版の小と、ナッツで作ったおやつだ

イライア「これは・・・浄化版ですね、ずいぶんと小さいですが。それとこちらは木の実ですね」

「はい、持ち運びに便利な小さい浄化版と、おやつ・・・まあ、10日ほどは持つ木の実のお菓子ですね」


イライア「なるほど、持ち運びに特化した浄化版と保存食ほどではないけども日持ちするもの・・・・といった所でしょうか」

「はい、浄化版は冒険者で必要としている人も多いはずなんですけど、魔道具屋に置いているので知らない人も多いんです。なので、持ち運び前提で小さいモノを、ここまで小さくなくてもいいかも知れませんがカバンに入る邪魔にならない程度の物がいいですね」


イライア「確かに、これは売れそうです。木以外の材質はどうですか?」

「私が見た中では、銅はいいなと思いました。軽くて丈夫で高くない、そんな物がいいと思います」

イライア「わかりました、検討してすぐに追加いたします」

「ありがとうございます!で、こっちは軽食で数日持つ保存食なんですけど、木の実は栄養があってすごく良いんです。なので塩で味付けしたものと、砂糖で包んだもの、あとは焼き菓子です」


イライア「という事は、短期間で保存がきくものが需要があるという事ですね」

「あったらいいなと思ったんです。数日か10日前後で戻ってくる人も多いでしょうから、塩からい干し肉や硬すぎるパンだけだと栄養面も精神面もキツイですから、どうぞ試食してみてください」


イライア「では、頂きます」


ガロルド「うまい」 カリポリ

ガロルドも味見している


カインネス「これは美味いな」 カリカリポリポリ

ギルドマスターもだ


「どれが一番好き?」

ガロルド「これかな?全部美味いけど」

ガロルドが選んだのは、木の実がたくさん入ったクッキーだ

確かに美味しいよね


カインネス「俺はコレが良い」

ギルドマスターは塩ナッツだ、きっとおつまみとして見ているだろう


イライア「どれも美味しいですね、これがダンジョンの中で食べれるのはいいですね」


ガロルドが激しく、うんうん首を上下している

好評みたいだ


「まあ、こんな感じで短期間保存食も置いて欲しいという希望です。木の実は湿気が良くないのでこういう木の入れ物がいいと思います。入れ物持参の方は計り売りでもいいかもしれませんね」

イライア「ふむふむ、確かに」


熱心にメモを取ってくれている


「あとは、サンドイッチなどの軽食を売るのもいいと思います。」

イライア「串焼きなどではなく?」

「はい、その場で食べるんじゃなくてダンジョンの中で食べれる持ち運び可能な軽食です」

イライア「持って入るんですか?」

「はい、どうせ食べればなくなりますし、一食くらいまともなご飯が食べれた方が嬉しいですからね。昔いた冒険者ギルドでは町の門の近くでサンドイッチを売っていましたよ、門番さんにも依頼で外に出る冒険者にも凄く人気でした」


イライア「なるほど、なるほど!」

ガリガリと凄い勢いでメモをしてる

大丈夫かな?


「こっちの木の実のレシピはこれです」

イライア「商品登録しておきます!」

「あ、そっか・・・・じゃあすぐに書きますね。利益は孤児院への寄付でお願いします」

イライア「へ?寄付なさるので?」

「はい、お金は十分にありますので」


机に並べられた宝石に目をやる

イライア「・・・・わかりました、ではすぐに取りかかります」

スッと立ち上がり足早に部屋を出て行った


商業ギルドの職員さんは行動が早い人が多いなあ、凄い


カインネス「本当にいいのか?いい稼ぎになるぞ?」

「はい、他にも商品登録してますので。もう十分です」

カインネス「そうか・・・。じゃあこっちも安く売ってくれてもいいんだぞ?」

「ふふふ、それは別件なので。お金持ちにはたくさんお金を使ってもらわないと、ね」

カインネス「ははははは、いい考え方だ」


インク「ふう、鑑定が終わりました。ギルドマスターご確認をお願いします」

カインネス「ああ、わかった」


評価価格が書かれた紙を2人で見ながら話しあっている


マシュー「私も木の実を食べてみてもいいですか?」

「はい、もちろんどうぞ」

マシューさんの方に器を置く


マシュー「ほう、これは味が付くだけでこんなに違いますか」

そうなのだ、ここでは素ナッツしか見かけないのだ

「美味しいですよね」

ガロルド「うん、美味い」

「でも、食べ過ぎは良くないですよ。」

ナッツは食べすぎると良くない


マシュー「これなら、私も買いたいですね。お酒にあいます」

カインネス「同感だ」


ここにもお酒好きがいた


インク「では、早くお酒を楽しむためにもこちらの確認をお願いします」

マシュー「はい、では失礼して」


マシューさんは自分で査定した紙と見比べて、確認している


インク「ほうほう、これはクセになりますね」カリカリポリポリ

ナッツを食べている

余裕だな・・・



マシュー「概ね良さそうですが、ここの金額は納得いきませんね、最近価格が上がっているのでは?」

インク「・・・・よくご存じで、ではこれくらいでいかかでしょうか?」

マシュー「・・・・いいでしょう、ではこちらは?少々価格が低いのでは?」

インク「これは需要があまりなくてですね・・・。」

マシュー「おかしいですね、つい最近のオークションでは高値が付いたはずです」

インク「そうでしたかね・・・・ではこれくらいで・・・」



そんなやりとりをしばらく繰り返し


マシュー「ふう、これぐらいでいかかでしょうか?」

「はい、交渉ありがとうございます」

ガロルド「ああ、ありがとう」


最終的な値段は、金貨4812枚


インク「いやあ、冒険者ギルドの見識には驚きました」

マシュー「ははは、手強い相手でした」

カインネス「良い取引をありがとう、今後ともよろしくお願いいたします」

マシュー「こちらこそ、良い取引をありがとうございました」


がっちりと握手をして解散をした

「マシューさんありがとうございました」

ガロルド「ありがとうございました」

マシュー「いやあ、直接取引はなかなか無いので楽しかったです。お疲れ様でした。ではこれで失礼します」


商業ギルド前でバイバイをして終わった

「なんか凄かったね」

ガロルド「ああ、俺たちにはわからない駆け引きをしていたな」

「うん、マシューさんが居て良かった」

ありがとござした!

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