再会と、新しい武器のために
ドロップ品を倉庫に出している間に、冒険者タグがAランクになった
Aランクからタグが金色になり
見た瞬間に高ランクだという事がわかる、すごい
買取には時間がかかるので宿を取りに行く事にした
銀龍と泊っていた宿にいく
3泊をとりあえずお願いして
「今日はもうおやすみでいいかな?武器は明日作れるか聞きにいってみる?」
ガロルド「そうだな、作るにも時間がかかるからな早めに行きたい」
「うん、じゃあ明日起きたら2人で行こう」
ガロルド「了解」
そうロビーでやり取りをして、各自の部屋に行こうとした
デリック「あ!ガロルドだ!」
アーバン「え?帰ってきたのか?いつの間に?」
サニー「ほんとだ!」
アイリス「見なかったからまだ潜っているかと思ったわ」
「あ、みんなだ、私たちもさっき戻ってきたの。ギルドに報告に行ってて」
デリック「ギルドに報告?なんかあったのか?」
アーバン「も、もしかして・・・・あの噂はお前たちなのか?」
サニー「え・・・・?噂って『踏破者が出た』ってやつ?」
アイリス「・・・・・。」
4人の視線が集中する
「てへっ」
デリック「おいおいおいおいおい」
アーバン「うわーーーまじかよーーー」
サニー「ほんとに?ほんとに?ほんとに?」
アイリス「ひゃああああ、信じられない!!!」
ガロルド「ははっ、本当だ。凄かったぞ」
「「すげーーー!!」」「すごいーー!!」」
2人で4人からもみくちゃにされた
「なんだよ!まじで踏破するとか!!」「お前らーー!やりやがってーー!」
「凄すぎるんですけどー!!」「もう信じられない!」
なんて叫びながらわちゃわちゃだ
とりあえず宿のご迷惑になるので4人には宿泊受付をしてもらい
私の部屋に集合してもらう事にした
これはガロルドと先に話して決めていた事なので、早い方がいいだろうと
「えっと、ダンジョン踏破をしました。そこで宝箱を見つけてコレが出て来たんです」
ミスリル鉱石がたくさん入った宝箱を出して
「大きな声を出さないで下さいね?」
そっと、蓋を開く
アーバン「こ、これは・・・」
ガロルド「ミスリル鉱石だ」
「「「「!!!」」」」」
アーバン「これ全部か?すごい量だ」
サニー「剣何本分よ、これ」
アイリス「すごいわ・・・・。」
デリック「やべえ、ダンジョン・・・。」
「で、ね?ガロ」
ガロルド「ああ、これを銀龍に分けようと思ってな」
「「「「!!??」」」」
アーバン「わ、分ける?正気か?」
ガロルド「ああ、正気だ。俺たちはこれは使わないんだ。売るか残しておくかぐらいだ」
アイリス「つ、使わないってどういう事?」
「ミスリル鉱石よりいいモノをゲットしたので!」
ガロルド「・・・ヒヒイロカネだ」
アーバン「ひひ・・・・ヒヒイロカネ・・・?」
アイリス「ヒヒイロカネって紅い金って言われる?」
「うん、これだよ」
ひとつ鉱石を取って見せる
アイリス「まあ、きれい・・・・」
サニー「ほんとに赤く見える」
アーバン「すげえ、はじめてみた」
デリック「ヒヒイロカネ・・・・」
「そういうことです。これで武器を作るつもりなので。ミスリル鉱石は必要としている人に使ってほしくて」
ガロルド「そういうことだ、これで製作費のみで買えるだろう」
アーバン「そりゃあ、ありがたい話だが・・・・さすがにもらえん」
アイリス「そうね、せめて分割払いにさせてくれない?」
「そう言うと思ってました。もちろんいいですよ」
ガロルド「俺たちはドロップ品の買取だけでも、一生分の稼ぎが出る。気にせず使ってくれ」
「そうそう、全部は買い取れなくて国に持っていくんだって」
アーバン「すげえ、じゃあ、2人に甘えるか。武器を作ってあっという間に返してやろうぜ!!」
アイリス「ええ!ありがとう2人とも」
サニー「私もミスリルスタッフ作ろうっかなーー」
デリック「いや、お前はまじでいらんだろう。その上にミスリルナイフでも埋め込めばいいんじゃねえか?それより俺の槍も総ミスリルにできるな・・・やべえ」
アーバン「こら、別にかまわんが返せる範囲にしろよ」
「「はーい」」
ガロルド「じゃあ、明日鍛冶屋に行く予定だから一緒に行こう。今日はもう休みだ」
アーバン「わかった、俺たちもゆっくりしよう」
「「「「賛成!」」」」
と、いう事でみんなで鍛冶屋さんに行く事になった
自分の部屋で明るいうちから横になって、泥のように眠った
やっぱりダンジョンの中では休まっていなかったみたいだ
次に目覚めた時には暗くて、2匹がお腹がすいたと鳴いていたので
ご飯を出して食べていると
ノックの音がして、出るとガロルドだった
ガロルド「夜ごはんに誘いに来たんだが・・・・」
お誘いにきてくれたみたいだけど、逆に部屋に誘って一緒に食べた
この3匹はお腹に時計が本当にあるかも知れないな
お腹いっぱいになったらまた寝て
翌朝にはスッキリしていた
元気いっぱいだ!
身支度をして下に降りる
まだ、誰もいなかったので
例のナイフを取り出して浄化をかける事にした
普通にやると目立ってしまうので、布をかぶせて浄化だ
ノールックで浄化をかけては、確認を繰り返す
ガロルド「おはよう」
「あ、おはよう」
ガロルド「何をしてるんだ?」
「ちょっと浄化を・・・」 布をめくってちらっと見せる
ガロルド「まだダメなのか・・・頑固だな」
「うん、もう100回くらいはかけたかも」
ガロルド「・・・・凄いな、どっちも」
「うーん、だんだんキレイにはなってるんだけどねえ」
アーバン「おはよう」
「「おはよう」」
ここでみんなが降りてきたので浄化は中断だ
銀龍のみんなは朝ごはんがまだだと言うので外の屋台で適当に買い食いをした
2匹も起きてきて、食べるというので
適当に串焼きを買ってあげた、お肉すきだねえ
屋台メシを楽しんだ後は、鍛冶屋さんに向かう事にした
鍛冶屋さんはどこの町も端っこにあるらしく、武器について話ながら歩いた
デリックさん以外はあれから『魔法剣』を練習しているらしく
ナイフで少し使えるようになったかも・・・ぐらいらしい
ちなみにガロルドもナイフはもうできそうだ
あとは魔力量とコツだけだ
アーバン「その魔力量が問題なんだよ・・・」
アイリス「ほんとにそれ」
「でも、ちゃんと増えてますよ・・・確実に」
アーバン「え?わかる?」
アイリス「ほんとに?あんまり実感ないんだけど」
「はい、あとはほんとに気合いと根性ですよ」
アーバン「気合いと根性はあるつもりだ」
アイリス「あら、私も負けないわ」
なんだか2人に火が付いたみたいだ、がんばれーー
ガロルド「この魔法剣は、もしかしたら最強かもしれない。物理を無視して物体を切っていた」
「うん、確かに。オーガもミノタウロスもドラゴンも切る感触はほぼ一緒だった気がする」
アーバン「オーガとドラゴンがいっしょ?」
アイリス「そ、そんな。ねえ?」
ガロルド「いや、見ていてもそんな感じだった」
アーバン「まじかよ、絶対習得しよう」
アイリス「・・・・うん」
デリック「俺も頑張るかな・・・」
「ふふふ、頑張って損はないですから。あ、あと魔法剣で切ると汚れないし痛まないし、武器には最高だと思います」
アーバン「痛まない?」
アイリス「汚れない?万能じゃない?」
アーバン「ああ、絶対覚えようぜ」
アイリス「ええ、必ず」
2人の決意は固いみたいだ、がんばれーーー
目的の鍛冶屋さんについた
アーバン「こんにちは、おやっさんいるかな?」
受付「こんにちは、今は・・・・作業中なので、一区切りつくまで待ってほしいです」
アーバン「そうか、どんぐらいかかる?」
受付「そうですねえ、・・・さっき打ち始めたばかりなので、お昼過ぎには・・・」
アーバン「あちゃー、そうか。わかったまた来るわ、昼に戻ってくるから。おやっさんに空けといてくれって言ってくれるか?大事な話だってな」
受付「わかりました。」
アーバン「じゃ、頼んだ」
アーバン「タイミングが悪かったな、どこかで時間を潰そうぜ」
アイリス「そうね、カフェでもいかない?」
サニー「賛成ー!」
デリック「俺はなんでもいいぜー」
「私も」
ガロルド「俺もだ」
アーバン「じゃ、行くか。」
アイリス「あそこに行かない?クッキーが美味しいお店」
サニー「いいね!」
こうして女子の主導のもとカフェへ行って、紅茶とクッキーを楽しんだ
クッキーは木の実がふんだんに入ったサックリ系のもので
紅茶に良く合っていて美味しかった
ダンジョンでの出来事を話しながら、楽しい時間を過ごして
お昼もそこで食べて、鍛冶屋さんにもどる事にした
ありがとござした!




