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魔力適正検査

ニコ先生「では本日の授業は以上です お疲れ様でしたー

     この後は 魔力適正検査があります

     後で迎えに来ますので、トイレには行っておいて下さいね」


カーンカーンカーン 授業集終了の鐘が鳴る


ニコ先生「では、またあとでねー」

先生は教室を出ていく


マリー「はぁー、けいさんってむずかしい!!」

「ふふふ そうだねー。 わたしトイレにいってくるね」


マリー「あ、あたしも!」 シャール「わたしもいくわ」


みんなでトイレを済ませ 教室で話をしていると

先生が教室に戻ってきた


ニコ先生「みんなそろってるかな?移動するよー、ついてきてね」

「「「「「「はーい」」」」」」


ゾロゾロと先生の後ろをついていく

”特別教室”の札がついた部屋へついた

先生に続いて教室に入っていく


ニコ先生「ここで検査をします 順番にひとりづつなので

     呼ばれたひとから 隣に部屋に入ってくださいね では座って待っててね」


先生は隣の部屋へ入っていく


ニコ先生「一人目 〇〇さん どうぞー」


こうして一人ずつ呼ばれ 数分で出てくる

終わった人から 帰っていくみたいだ

「じゃーねー またねー」 なんて挨拶をしてひとりずつ帰っていく


ニコ先生「アルノーラさん どうぞ」 

「はい」

隣の部屋に入る 机が一つだけの簡素な部屋だ

机の上には 水晶玉 その横に検査員らしき人だ

いかにも魔法使いというようなローブを着た 初老の男の人


ニコ先生「では、この水晶に手を乗せて下さい。もういいですよと言うまでお願いします」

「はい」 (ドキドキするな)


右手をそっと乗せてみた しばらくすると淡くひかりはじめる

それを見て 検査員らしき人が 手に持っている板にチェックをしているようだ

そのまま水晶は淡くひかり 色を変えていく 水色、黄色、緑、青、赤、紫と

順繰りに色を変えた まるで虹色だ

 

「これは・・・・・」  すごくびっくりしているようだ

まずいやつかな?? 内心ドッキドキだ

ニコ先生「すごいですね、こんなにたくさんの色は初めて見ました」

「もう離してもいいですよ」

ニコ先生「結果は明日です、もう帰っても大丈夫ですよ」


「はい、ありがとうございました」 軽く会釈して退室する

ふーー 緊張した


マリー「どうだった?」

「んー、よくわかんない。けっかはあしただって」

マリー「そうなんだー、じゃまたあしたね!」

「うん、またあした。」

手をふって 教室を出る



廊下を歩きながら考える


んー、 あの反応を見るに

きっと珍しい 魔術適正なんだろう

でも、こちとら最近家からでて外の世界を見始めたばかりの5さいだ

この世界の基準がまったくわからない さっぱりだ

明日の結果を聞くのが少しこわいけど

目立ちすぎず 平和に生きたい

 


考えてもしゃーないか!

結果をきいてからにしよう 悩むのは


明日も学校が楽しみだ

ありがとござした!

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