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新たな問題

あれから数日 母の手伝いを増やし

 

スキを見ては特訓


身体強化とバリアを中心に

日々トレーニングを重ねていた


ほぼ自分の意思通りに操れるようになってきたと思う


この  できなかったことが 

自分のものになっていく感覚がたまらなく好きだ


努力すれば成長する

なんていいモノをもらったんだろう

神様ありがとうございます


なんて



祈っていたら      事件はおきた




母は妹を連れて買い物にでかけていて


そろそろ洗濯物をとりこんで たたもうか

なんて考えていたら


玄関のドアが開く音がした


感知魔法で確認してみると アガゴリが帰ってきたようだ

でも、別の人間も一緒のようで・・・・・3人

アガゴリの他に3人いるようだ


アガゴリ「ただいまー おかあさーん」 なんて聞こえてくる


これはマズイのでは?

どうやらアガゴリは友達を連れてきたようだ


どうしたもんかと考えていると


どんどん近づいて来るではないか

まてまて 考えがまとまる前に来るな!


とっさに近くにあった洗濯ものをかぶる


アガゴリ「ほらやっぱりうらにわにいた」

A「ほんとだねー」 B「なにしてるの?」 C「大きいねわたしたちとかわらないねー」

なんてキャッキャしている


「ど、どうしたの?」


アガゴリ「ともだちにあんたをみせてやろうとおもって」 くすくす笑っている

アガゴリ「ほら!!」 そう言って かぶっていた洗濯物を取られてしまった


アガゴリ「ね! すごくへんないろでしょ?かぞくでこの子だけなんだよ」

なんてドヤ顔で説明している


おいおいおいおい こんな事して大丈夫か??

しーらね



A「ほんとにかわったいろだねー」 B「ぜんぜんちがうね」

C「なんでこんないろなのー?」


アガゴリ「お父さんは、 ふていのこ、 って言ってた

     だからこんないろなのよ。」


こいつ    ギッとにらみつける



A「ふていのこ?」 B「どういういみだろうね?」C「わかんない」



子供にはわからんだろう

きっとアガゴリも意味はよくわかってないだろう


母「ただいま、あらお友達?」  私を見て動きを止める

母「ごめんね、いまから晩御飯の準備なの、また遊んであげてね?」

と言って、友達たちに帰るようにうながす


A、B、C「またねー」

子供たちは素直に帰っていく


母「アガベーラ?どうして友達をつれてきたの?」

アガゴリ「こいつのはなしをしたら、みてみたいっていわれたの」


はぁ ため息をつく母と私


母「とりあえず、家の中に入って。話をきかせてちょうだい」


ダイニングで座って話をする


母「アガベーラ、アルノーラはお外に出ちゃいけないのは知ってるでしょ?」

アガゴリ「うん、だからともだちをつれてきたの」

なるほど

アガゴリは私がなぜ外に出てはいけないかよく理解してないのか

 

母「それで?お友達にはなんて言って紹介したの?」

アガゴリ「へんないろだって、かぞくのだれともちがういろ

     お父さんは、 ふていのこ、っていってたって」


母「なんてことを・・・・・」 頭をかかえる母

母「アルノーラほんとなの?」


「うん、まずいとおもって。すぐにせんたくものをかぶったんだけど

 アガベーラにとられちゃって、ごめんなさい」


母「・・・・・どうしましょう」 頭をかかえる母

アガゴリ「あたしはわるくないもん。こいつがへんないろだから・・・」

母「アガベーラ、変な色じゃないわ。お母さんのご先祖様の色なのよ」

アガゴリ「でも、かぞくでこいつだけよ?へんよ」

母「変じゃないわ、お母さんはきれいな色だとおもうわ」


 

なんてやり取りをしていると

父が帰ってきた  「ただいま」

「「「おかえりなさい」」」


母「あなた、話があるの・・・・・じつは。」


かくかくしかじか ここまでの話をする


父「なるほどな・・・・なぜお前が居ながらこんなことになる?

  お前のせいだろう」

母「ごめんなさい、買い物に行っていて家に居なかったの」

父「言い訳はいい。こいつがこんな色なのも、元はといえば

  お前のせいだろうが」

母「それは・・・・・・ごめんなさい」

父「本当に俺の子かわかったもんじゃないしな」

母「この子はあなたの子供です!!」

父「さぁ?どうだかな?」

父「さすがにここからどう噂が広がるかはわからん。子供3人だろう?

  このまま何もなかった事になるかもしれん」



とりあえずは様子見しようということになった


父「アガベーラ、友達は家に連れてくるのはやめておけ

  こいつをみて友達が居なくなるかもしれんぞ」

アガゴリ「そっか、そうだねわかった」


こいつら親子はほんとに

終わってるな


ここで話し合いは終わった


母を悪く言う父を許さない

だけど口をはさめば 母にもとばっちりがいく

ここは我慢だ


あした、こいつの歯ブラシで便所を磨く これは決定だ

絶対にゆるさん

ついでにアガゴリの歯ブラシも使ってやろう

なんでこいつは怒られないんだ  モンスターに育つぞ



さてどうなることやら・・・・・・・


ありがとござした!

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