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初の大規模討伐 完了 炊き出し

討伐完了で炊き出しを頼まれたので馬車の所まで戻って来る

じゃあ、調理台から作っていくかな


土魔法でかまどっぽいモノを簡単に作る

そこには鳥出汁を取った寸胴を置いて、弱火にかけておく


なんか良く考えずに引き受けたけどフライパンとかないや

焼くところを作らないとだ


近くに大きな石を見つけたので魔法剣で切る、もう一回切る

これで石板の完成だ、石板ようのかまども作って石板を乗せる

石板の表面を加工してツルッツルにしておく、仕上げに浄化だ

これで何を焼いてもいいだろう

適当に野菜を切ってスープ寸胴に入れておく、これで放っておけばスープはできる


収納からオーク肉の塊を取り出して、お肉がおいしいミックススパイスをたっぷりかける

コレを3個くらいでいいかな?

準備ができたので石板を火にかける、熱くなるまでしばしまつ

その間に小麦粉をボウルに入れて塩少々、油少々で水で伸ばしていく

若干もったりするくらいにして、油を引いた石板に垂らす丸く整形して

焼けてきて周りがパリっとしてきたらひっくり返す

コレをたくさん作る


さっき気づいたんだけど、食器があんまりない。人数分は確実に足りない

なので包んでしまおうかな、と

クレープ風のものを作る予定だ

石板の空いている所でオーク肉の塊を焼いていく、表面をしっかり焼き色がつくまでだ

焼いている間にもクレープを量産していく

たくさん包んでもいいように厚めに作った


お肉に焼き目がついたら空いている寸胴に入れて蓋、あとは放置で余熱で火を通していく

スープの様子を見るといい感じだ、少し出ている灰汁はすくっておく

塩コショウで味を調えて味見 「うん、いいじゃない」

スープは完成


あとはクレープに包む野菜を切っておく

葉野菜をたっぷりに、トマトっぽいやつは角切りに、玉ねぎっぽいやつはスライスで水にさらす

バジルっぽい香りの葉っぱもちぎって入れる


ニンニクをスライスしてたっぷりの油で炒める

焦げやすいのでさらっとだ

最後に全部をボウルに入れて混ぜる、塩コショウしてさらに混ぜる

味見だ  「うん、おいしい」


保温しておいたお肉の様子を見る

大きすぎたかな、もう少し時間がかかるな

もう一度石板の上で表面を焼き直してもどしておく


だいたいの準備が終わったところで、ゾロゾロとみんなが帰って来たみたいだ


「おかえりなさーい」


「ん?なんだ?めっちゃいい匂いしないか?」「うん、腹減ったーー」

「こんなところでいい匂い?」

なんて話声が聞こえてくる、お腹すいてるみたいだなー


ガッツ「おーい、もう準備できたのかー?」 

手を振りながら近づいてくるガッツさんたち    「⁉汚い!!」

なんかさっきより汚いんですが!?


「ストップ!みんなストップ!!!!」


歩いて来るみんなの方へ行ってストップをかける

「みんな汚いのでキレイになるまで近づいちゃダメです!!」


「ええーー?」「どういうことだ?」 なんて聞こえてくる


これはキレイにしなければ!


「みなさんこちらに5人ずつくらい来てください。濡れたらダメなものは持たないでね!!」


ガッツ「お!やったー!」 

サン「お願いします」

ボイル「まってました!」

なんて3人だけが来る、まあ見て貰えば早いか・・・・


「はい、行きますよおーー」

言いながらマイクロファインバブルシャワーを浴びせる

「はあーー気持ちいいー」「いいですねえ」「これこれー」

なんて喜んでいる、気持ちいいのか。よかったねー


あらかた流し終わったら近づいて 「浄化、乾燥」 これで完成です


「どう?キレイになりました?」


ガッツ「ああ、最高だった。ありがとな、おーい他のみんなもやってもらえー。」

サン「ありがとうございました、キレイになりました。」

ボイル「やっぱ最高だったわ、ありがとな。」


「いえいえ、ごはんもう少しなんで待っててくだいね。はーい次の5人どうぞー」


不思議そうに5人近づいてきた

「じゃあ、行きますよー。」  マイクロファインバブルシャワー しゃわわわわ


「ああー」「いいー」 なんて聞こえてくる 気持ちいいんだ ふふふ


ある程度流したら  「浄化、乾燥」  「はい、次のかたー」


と、流れ作業のようにキレイにしていき

全員を丸洗い成功だ、 「よし、これでご飯が食べれる」


「タイタンのみんなは手伝ってもらえます?」

「「「ああ」」」 よし


「スープはあっちにあるんで各自のコップに入れて食べて貰って。スープ配り係を一人お願いします。」

ボイル「じゃ俺がいくわ」

「じゃあお願いします、で、こっちなんですけど。」

オークの塊肉をスライスしてみる、うんいいピンク色だ肉汁もおいしそうー

ガッツ「やばい、めちゃくちゃ美味そう。」

サン「空腹にこれはヤバいです」

「ふふ、コレをスライスして。こっちの生地に乗せて最後にこっちの野菜を乗せてたたんだら完成!!これでお皿がなくても食べられますからね。コレを作ってみんなに配ってあげてください。」

ガッツ「ウマそうすぎる・・・・・で?いくらにする?」

サン「ガッツり取っていいと思いますよ?」

「あー考えて無かったです。いくらがいいでしょう?」

ガッツ「そうだな、・・・銀貨2枚だ。あいつらみて見ろいくらでも出すぞきっと」


調理している石板の周りにはギラギラした目の冒険者たち

「じゃ、じゃあ、それで行きましょう。食事がほしい人は銀貨2枚をこちらに入れてください。」

適当な木のお椀を出すとわちゃわちゃともみくちゃになりながら銀貨を入れる人たち


「は、はい。じゃあ頑張って作って配っていってくださいー。」

若干引きつつも作業に入る


お肉をスライスしてガッツさんとサンさんに包んでもらう

飛ぶようになくなっていく

野獣のようだ・・・・・


「うんめえええ」「おいしいわー」「たまんねえ」「スープもうますぎんだが!」

なんて声が聞こえてくる 


全てのクレープを包み終わって、3人にも渡す

良かった、足りたみたいだ。一人二つは行きわたった



「お手伝いありがとうございました。3人はお代いいですよ。じゃあ急ぐので、またねえー」


スープの鍋を回収して、お別れをする


ガッツ「美味いメシありがとうーー!」

サン「ありがとうございましたー!」

ボイル「ありがとうまたなー!」


「「「「「ありがとうーーーーー」」」」」


走って離れていく私にみんなが声をかけてくれる

「またねーーーーー」

手を振って離れていく


急がなきゃだ


ある程度離れたところでグライダーを出して飛び立つ


暗くなる前に帰りたいな


風魔法で加速させる、これなら行きよりは断然早く帰れるや


無心で飛び続け町が見えてきた


ちょうど夕方で沈む太陽が見える  きれいだ


町の近くに降りて門まで走る

間に合ったー


そのままギルドに完了報告をした


受付「本当に帰ってきたのね、ケガ人とかはどうだった?」

「みんな元気でしたよ?ご飯もモリモリ食べてました!じゃあ急いでますんで!」

受付「あ、ちょっ・・・・」


報告できる事はしたので走って帰った

晩御飯の用意しないとだからね・・・・。

また明日来るんでゆるしてーー



それにしても炊き出しなんてすることになるのなら食器とかいっぱい用意しとかないと

食器を買いだめしようと心にメモをする


あんなにたくさんの人が美味しいって言ってくれるなら

炊き出しも悪くないなあーーなんて思った


初の大規模討伐でした


ありがとござした!

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