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空間魔法

マジックボックス  夢しかないよね

さて、起きてすぐ

昨日の空間魔法の確認をする


まずは、小部屋をイメージしただけの空間魔法

しゅぽっ  取り出した葉っぱは少しだけしおれていた

これはやっぱり 時間経過は普通にある空間魔法みたいだ


もうひとつは、時間停止の小部屋をイメージした空間魔法

しゅぽっ  取り出した葉っぱはついさっき取ってきたみたいだった

こっちはちゃんと時間経過なしになっているみたいだ


大成功かもしれない! (ドヤァ)

念のため葉っぱは空間に戻しておいて

本当に時間の経過がないのか 確認しておこう

食べ物をいれておいて 腐ってましたじゃ困る


あとはどれだけの容量が入るかなんだけど

これはおいおい確認していこう そんなに入れるものもないしね

とりあえずは秘密基地の宝物たちを入れることにしよう

なんて便利なんだ!   マジックボックス!!!


ごきげんで いつものルーティーンを終わらせて

秘密基地に行こうとする


母「アルノーラ、お母さんたち午後からお出かけするから

  ひとりでお留守番できる?」

「うん、だいじょうぶだよ」

母「一人でお外いっちゃだめよ。あと誰かお家に来ても出ちゃだめよ?」

「うん、わかった。おうちであそんる」

母「夕方までには帰るわね」

「はーい」



なんと!実験の大チャンスだ!

誰もいないなんて、なにをしよう

ふふふふふ


とりあえず秘密基地に行き

宝物たちを 時間停止の空間に入れていく

土魔法で作った宝物いれ 自分で抱えられる

ギリギリの大きさの箱が10こ

しゅぽっ しゅぽっ しゅぽっ しゅぽっ

全部はいった でも まだまだ余裕がありそうだ

すごいぜ 空間魔法

荷物でいっぱいだった小部屋はきれいさっぱりだ

もっと拡張していろいろできるようにしようかな?


すこしだけ部屋を拡張して

戻ることにする


お昼を食べたら 母たちは出かけて行った

「いってらっしゃーい」


母はアモラを抱っこし、アガゴリを連れて出て行った



ふふふふふふふふ

さぁ、お楽しみタイムだ


まずは、空間魔法にどれだけのものが入るのか実験だ!

近くのダイニングテーブル、いす

全部はいる!


自分の部屋のベッド

両親の寝室のベッドや家具

しゅぽっ しゅぽっ しゅぽっ


ははははははは


はっ⁉

楽しくて 気が付けば家じゅう家具が全部入ってしまった

空間魔法ハイになっていたようだ  あぶないあぶない


正気に戻り 家具をもどしていく


いっそこの家ごと入るのか試してみたい・・・・・・が!

だいじょうぶ

そこまでバカじゃない

ご近所にまるバレしてしまう

だいじょうぶ 私はそこまでバカじゃない

好奇心は人を殺すっていうしね・・・・・



ひと通り家具を戻し 冷静になってきた

恐るべし 空間魔法ハイ



なんてやってると 母たちがもう帰ってきてしまった

母「ただいま、いい子にしてた?」

「う、うん、おかえりなさーい」

(家じゅうの家具を出し入れしてましたなんて言えない・・・)


アガゴリ「ねぇ、これみて見なさい!いいでしょう!!」

姉はいつも新しいモノを買ってもらうと私に自慢しにくる

こんな時だけ話しかけてくるのだ

「なーにこれ?」  見慣れないものだった

アガゴリ「がっこうのべんきょうどうぐよ!いいでしょう!

     もうすぐ、がっこうにいくのよ!」


なんと! 学校

アガゴリは確かもうすぐ5さい

5さいから学校なのか 早いんだなー


母「幼年学校は5さいからで、アルノーラは来年からよ」

なるほどー

学校の紋章があるカバンに

筆記用具らしきもの、ちいさな黒板のような板

学校の紋章いりのマントが入っていた


どうやら制服のかわりに 小さなマントをつけるようだ


なんだ、学校とかあるんだな

外に出ないからぜんぜん知らなかったや

ちょっとワクワクしてきた


でも、私を外に出さない両親はどうするつもりなんだろう?

まさか学校いけない? 

それはちょっと嫌だな 

父はともかく 母は学校に行かせてくれそうだけど


ちょっと不安でもあるけど

学校かぁ

ぜひ行ってみたい


アガゴリが学校グッズを自慢し続ける声をBGMに

まだ見ぬ、異世界の学校のことをツラツラと考えていた

ありがとござした!

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