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狩りの報告と新たな依頼

今日は狩りに来ています


ギルマスがオークとゴブリンが増えているって言ってたから

ちょっと様子見だ


門を出たらとにかく走る時間がもったいないからね

森に入れば探知だ、お、さっそくオークっぽい反応が

走って見に行くとやっぱり2匹いた、こんなに早く見つかるなんて

やっぱり多いのかも知れない

とりあえず弓で首を射抜いてひるんでいる所を双剣でスパッと 斬首だ


コレが一番早い  うん


探知で探ると わあー結構近くにもいるいる

ちっさい反応はゴブリンだろうな、思ったより多いかもしれない

しゃーないちょっと狩っておくか・・・・

ゴブリンはもちろん食べられないし、何よりくさい

見つけたら魔法でできるだけ遠くから一発でやるようにしている

いた、そんなに遠くも無いところに3匹

銃のように指をかまえて、ウォータージェットで一発だ ゴギャブギャ

やっぱり思ったより多いみたいだ 証拠で右耳を切り取る

これがあるから狩りたくないんだ・・・・・浄化浄化だナイフも手も綺麗にしておく

収納もゴブリン専用を作った、一緒にいれたくない


オークの所に戻って収納する

めちゃくちゃ嫌だけど間引きしときますか、町に来たら大変だ

めちゃくちゃ嫌だけどね、ほんとうに

その後も、いるわいるわ、特にゴブリン

もう何体倒したかな? 15体はいった気がする

オークはあれから2体、まあいつもより多いかなくらいだ


めちゃくちゃ嫌な予感がする 集落とかできちゃってんじゃないの?

あー嫌だ


探知を広げてみる・・・・・・・・・・・・・・・。


あった、これ。 

集落っぽいや10,20,30,40、50くらい?

いるなー


このくさいのが50体も?  ぐええええええ えんがちょーー


ダメだ、これはギルマスにぶん投げよう 

私には無理 生理的に


走って帰る

門番さんに「今日は早いなー」 なんて言われるくらいには

早く帰ってきた


「すみませーん、裏に行っていいですか?」

受付のお姉さんに言う

これが何か狩りをしてきた時の合図だ、カウンターに獲物を置くなって言われておりますんで ええ


裏の解体現場に行く

「すみません、ギルドマスターにも話があるんですけども。大事な」

受付「・・・・わかったわ、呼んでくるわね。」

すごく嫌そうな顔だった、面倒なことだとわかっているみたいだ

私の気持ちが伝わったのかもしれない


解体テーブルにオークを出しておく4体


ギルマス「おう。今度は何をやらかしたんだ?」

「そんな人をやらかし製造機みたいに・・・・。」

ギルマス「そうだろうがよ。」   もう、黙っておこう


「狩りしてきたんですけど、言ってたとおりオークもゴブリンもいつもより多かったです。オークもすぐ見つけて4体狩れました。そんでゴブリンはコレ。」

耳入りの袋を出す  なるべく離れる くさいからね


「たぶん?15体くらい?で、探したら集落がありました。たぶん50体はいたかと思います。」


ギルマス「なに!!やっぱり集落ができていたか、早く潰さねえとな。案内してくれるか?」


「いいですけど、討伐は嫌です。」


ギルマス「なに!?なんでだ?」


「くさい、きたない、嫌です。」


ギルマス「・・・・・そんだけか?」 そんだけって大事な事でしょうが


「大事なことです・・・・・。」


ギルマス「却下だ、お前は参加だ。」


「ええええええええええええええええ!納得できません!見つけたのに!!」


ギルマス「お前が居た方が早いからな、わかった後かたずけはしなくてもいい。それでどうだ?」


「後かたずけまでさせようとしていた事にビックリしましたけど・・・・。まあいいでしょう。」


ギルマス「なんか気に食わんがいいなら良しとしよう、誰かいま討伐に参加できそうなやつはいるか?」


受付「Cランクパーティのタイタンがいますね、明日の朝出発でよろしいですか?」


ギルマス「ああ、それで頼む。門に集合だ。わかったな?」


「はい、でも私家族見送ってからなんでそんな早くには行けないですよ。」


ギルマス「ああーーそうだった、どうしようか。」


「私は走って追い付くんで、先に行っといてもらえれば。門を出てこっち、この方向に進んでいて貰えれば追い付きます。」


ギルマス「それが一番早いか、じゃあそうしよう。連絡を頼む。」


受付「は?あっちに進んでおけと?」


ギルマス「ああ、だいたいでいい、だいたいで。あとはこいつが追い付いて説明すっから。」


受付「そんな曖昧な・・・・・。」


ギルマス「大丈夫だって、そうだなだいたい西、西北らへんだな?」

「そう、そうです。こっち」


受付「はい?(なんでこいつらは通じ合ってるの?) ほんとにそうやって言えばいいんですか?」


ギルマス「ああ、なるべく急いで進んどいてくれって言ってくれあとで大変だからな。」


受付「わ、わかりました・・・・。(ほんと嫌こんな説明するの)」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


その後、受付のお姉さんは説明に来ていた


受付「あの、すみません。ギルドマスターからの依頼でゴブリンの集落が確認できたので明日の朝から討伐に向かってほしいとのことなんですが・・・・受けてもらえますか?」


「なに?ゴブリンの集落かそれは早く潰さんとな、わかった受けよう。明日の朝出発だな、他のパーティーはどうなっている?」


受付「パーティーではないのですが、Cランクの女性が一人です。その方がゴブリンの集落の位置を知っていまして、明日の案内をする予定なんですが・・・・その方は朝一番は間に合わないそうで・・・・・・、先に出発していて欲しいとのことです。」


「は?場所がわからんのに先に?どういうことだ?」


受付「えと、すぐに追いつくので先に進んでいてほしいと。あちらの方向に、だいたい西、西北あたりらしいです・・・・・。」


「はあ?ますますわからんのだが・・・・。」


受付「ですよね、ですよね。でも、ギルドマスターは後で大変だからなるべく進んでおくように・・・・・・と、おっしゃっていました・・・・。」


「・・・・・・・ギルマスが?あの人が言うなら間違いないんだろうが・・・・。」


受付 (わかります、わかります、訳がわかりませんよね?わたしもなんですー)



「わかった、とりあえず言う通りにしておくよ。もしそのCランクさんと出会えなかったらギルマスに文句言ってやるよ。で?なんて名前なんだ?そのCランクさんは。」


受付「冒険者としての名前は、ルラ、ですね。あと、ゴブリンの討伐に参加はされますが集落の後片付けはしたくないとのことでして・・・・・。その、そもそも受けないと言っていたのをギルドマスターに無理やり参加させられていますので申し訳ないのですが集落の掃除はお願いできればと・・・・追加報酬もわたしますのでどうかお願いします!」


「なにーーーーー!?なんだそいつは・・・。ろくでもねえやつだな。姉ちゃんも大変だな、わかったよ報酬期待しとくぜ。」


受付「実力は確かですので、討伐は任せてもいいとギルドマスターはおっしゃってました。どうかよろしくお願いします。」

お辞儀をしてその場を去る


(ほんとに大丈夫かしら?ギルドマスターのこと信じてるけど、ほんとたまにわけわかんない事いうんだもん心配もあるわ)



依頼を受けたCランクパーティは混乱していた

「いったいなんなんだろうな?ルラなんて聞いたことない名前だし同じCランクなのにあったこともねえ」


「ほんとだよな、しかも女でソロとはな。」


「美人ならパーティーに入ってもらおうぜ?」


「バカ言うな、集落の片づけをしたくないなんて言う女だぞ?パーティーにいたらあれが嫌だコレが嫌だつってうるさいに決まってんだろ。」


「確かになー、それはめんどくさいな。」


「まあ、明日になればどんな女かわかるぜ。」



Cランクパーティ  タイタン  男ばかりの近接ゴリ押しパーティーだ

明日訪れる嵐のことなど知らずにいた


だいたいの予想がついているのはギルドマスターだけだった・・・・

ありがとござした!

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