楽しくなりそうな異世界生活
皆さん呼んでくださりありがとうございます。何人に読んでもらえているのか確認する方法に気づいて調べたところ多くの人に読んでいただけていることを知ってとてもうれしくなりました。
カレナさんから色々と説明を受けながらも私達は冒険者ギルドに着いた。
「それで、働く時間なんだけどどうしたい?」
「まだ慣れていないので、朝の9時から12時と昼の1時から4時まででお願いします。」
「その時間帯なら書類仕事が多くなりがちだけど大丈夫?。」
「はい。大丈夫です。流石に慣れていないうちから忙しい時間帯に働くのは不安なので。」
「じゃあ、決定ね。あ、それと冒険者ギルド内には資料室があるんだけど興味があれば行ってみる?」
「はい、行ってみたいです。」
「それじゃあ行きましょうか。」
「ビリー、お邪魔するわね。この子にここの使い方を教えてあげて頂戴。アマネ、ここが資料室であの人がここを管理しているビリーよ。ここのことはビリーから説明を受けてね。あと、悪いけど用事があるから私はここらへんで一旦別れさせてもらうね。わからないこととかがあったら今のうちだったら答えられるけど何かある?」
「いいえ、大丈夫です。ありがとうございました。」
そういうと、カレナさんはやや駆け足で資料室から出ていった。
「明日からここで働くことになりました、アマネです。ビリーさんですね。よろしくお願いします。」
「ああ、よろしく。ここの使い方だが資料とかは持ち出し禁止だが書き写すのは大丈夫だ。ただし紙や筆記具の貸し出しや販売はしてないから自分で用意しろよ。あと、ここでは静かに過ごせよ。探している本があるのならば声をかけてくれれば調べるのは手伝うつもりだ。ほかに何か聞きたいことはあるか?」
「いいえ、ないです。また何かあればその時にお聞きしますね。」
私はビリーさんとの会話を早めに切り上げて早速本を読み始めた。地球でも読書は大好きだったが異世界ということであまり期待していなかった分、あるだけでもとてもうれしかったのだ。私はとりあえずこの世界に関する本を読むことにした。
「そろそろいい時間だがお昼ご飯は食べなくていいのか?」
「え、もうこんな時間か。ありがとうございます。ちょっと外に食べに行ってきますね。ここっていつまで空いていますか。」
「ここなら朝の9時から夜の5時までは空いているから安心しな。」
「ありがとうございます。それじゃあ行ってきますね。」
私は冒険者ギルドを出て、お昼ご飯を食べるところを決めることにした。といってもある程度は決まっている。私は昨日の夜お姉ちゃんが訪れたお店でそれぞれ肉の串焼きとパン、そして冒険者ギルドに来る途中に見かけた野菜いっぱいのスープを提供しているお店でスープを買って宿屋へ戻った。お姉ちゃんの直感は鋭く、そして味覚もかなりいいため私はこの世界での料理に関しては完全にお姉ちゃんに一任するつもりだ。
昼食を食べ終えた私はアリサおばさんに聞いてゴミを捨て、また冒険者ギルドに向かった。向かう途中で、紙を何枚かと鉛筆を昨日お姉ちゃんが買ったところでまた買った。お店の人にやや不思議そうな目では見られたけどそんなに不思議な行動をしていただろうか。
冒険者ギルドに着いたら私はすぐに資料室へ行った。そこではビリーさんがゆっくりとくつろいでいたので、私は軽く一礼してすぐにまた本を何冊か取って読み始めた。ただ、お姉ちゃんが、今日は宿屋で働けるようになるための試験の日なので5時には宿屋に着いた状態でいるためにチラチラと時計を見ながらではあるため、読む速度は遅くなったけど仕方ない。
時間になったため私はそこで読むのをやめて、宿へと戻った。そして今日買ってきた紙のうち、2枚を早速取り出して昨日の地球で死にかけてから今日までのあったことを全て日記形式で書くことにした。紙の表面に私の体験を書き、裏面にはお姉ちゃんが体験したことを書いてもらって、無事に瑠美や家族の元へ戻れた時に読んでもらうためだ。また、私は忘れないけどお姉ちゃんは忘れてしまいがちだから、二人で一緒に過ごしたこの世界での体験を忘れないようにするためでもある。
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