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六月の出来事B面  作者: 池田 和美
11/11

蛇足



 使用上の注意


 蛇足の使用に当たっては一度本編を読み終えてからの方が適切と考えられるので、まず本編をお読みください。

 まお蛇足の「行」は本編の当該行の目安で(作者の数え間違いや書式変更などで)多少前後していても広い心で利用していただければ幸いです。

 そしてお知らせしますが、この作品に登場する人物、団体、事件などは、実在の物とは関係がありません。また、たまに物理法則を無視する時もありますが、面白さ優先の法則で、これまた広い心で許していただければ幸いです。



★六月のB面①

 ●都会をうろつく若者のパート

 5行:スクランブル交差点

  いちおう渋谷のつもりではある。

 49行、76行:ティアラとキティ

  この二人の本名のつもり。戸籍には、とんでもない漢字が当てられているのだろう。

 107行:五角形のアザ

  まあホラーでは、よくあるガジェットだよね。

 127行:雪だるまさんのホクロ

  片方が腕だから、片方は足という事で。

 155行:RINE

  Lではない。

 ●帰宅するパート

 5行:快速電車

  常磐線あたりを想定。

 30行:母親の髪型が変わる

  浮気だろ、それ。

 44行:せっかくあったお湯を流す

  世の中の娘が父親に対する態度なんて、こんなもの。

 ●翌日のパート

 76行:「制服のままで」

  よってお化粧していた昨夜とは違い、普通の女子高生に見える格好で上京したという設定。

 ●制服で都内のパート

 36行:マギーC郎

  いちおう伏字。

 同:指紋チュ

  似たような名前の地方アイドルは存在する。フランシュシュではない。

 60行:つくばエクスプレス沿線出身

  いや、決してその地方を差別しているわけではないのですが。あとティアラだって常磐線沿線だし。(まあ渋谷で遊んでいる八割は地方から出てきているという統計もあるぐらいですし)

 141行:道玄坂方面へ

  そっちの方向がラブホ多いですし。

 157行:「美人のおねえさん」

  彼女の正体は次回以降に持ち越しになってしまいました。悪しからず。いちおうダイヤちゃんと誤解してくれるかなと期待はした。醍醐クマとの会話にちょっとだけ出てくる。

 272行:カウンターの一発

  相手の力を利用しての攻撃だから威力は何倍にもなったはず。

 301行:痙攣し始めた

  なにせ下り坂に向かって後頭部から倒れているから、最悪の場合は脳挫傷までいっている可能性がある。そうなったら後遺症で済めばいい方で、死んでしまう場合すらある。逆にのたうち回っている方は、明日には元気だろう。指で少々突かれたぐらいで失明していたら、生きていけない。

 351行:「ケガをしたんですか?」

  さっきチンピラと戦った傷に、包帯が巻いてあるわけがなかろうに。

 379行:広い風呂場

  さきに種明かしをしてしまうと、おねえさんはこの浴室で、犠牲者を解体しているのではないだろうか。

 ●お風呂上りの家のパート

 40行:居間

  キティやティアラみたいな娘を連れ込むだけでなく、いざとなったら解体する部屋になるのだろう。

 ●おねえさんの家のパート

 66行:キティのいたずら書き

  アザと同じ星形かな。

 76行:「ひまわり」

  統計によると、日本の歌謡曲で一番多いタイトルなんだそうな。というわけで、誰が作曲して、誰が作詞したのか不明の曲としておく。和美は世界唯一の黄色いサンタクロースの人が好きだけどね。

 102行:冷たい調理器具

  これもキティやティアラのように、転がり込んでくる犠牲者ために用意してあるのであって、おねえさんは使用しない。

 同:大きい冷蔵庫

  中に生首とか入ってそう。

 110行:古い写真

  おねえさんも『施術』で寿命を延ばしている設定なので、合成では無くて本当に古い写真に若いまま写っている。

 128行~:二番目の部屋の色々な物

  これも先に種明かしをしてしまうと、醍醐クマが自分の小指の複製を作っていたのと同じ技術で、これらはおねえさんの体の予備だ。まあ不気味さを演出するガジェットでもある。

 160行:最後の部屋の骸骨

  これは消化された人間のつもり。

 167行:液体に浸かっているキティ。

  気に入った手足を持つ女の子から、こうして奪い取っているという感じ。残りは消化? それとも予備部品に作り替えかしら。違う肉体から移植して拒絶反応は無いのかとか、まあ色々不思議な事は、ぜんぶ「それが『施術』だから」ということで。



★六月のB面②

 ●夜の雑木林のシーン

 60行:銀色の銃

  後の準備の様子を読めば分かるが「イノセンス」と思わせておいて、じつはエアーソフトガンというトリック。

 100行:「ジー」と鳴く虫

  カンタンという初夏から秋まで長く鳴く虫。

 155行:明実登場

  なんで『創造主』たる明実と、『創造物』たる二人が敵対しているの? と驚かせるためにわざわざサバイバルゲームをさせてみました。



★六月のB面③

 ●新宿の裏通りのパート

 24行:美人に抱かれた犬

  後で出てくるコクリ丸と誤解してくれるかな? じつは『A面』でサトミが楽にしてあげる犬だったりする。

 44行:おねえさん

  もちろん最初に出てきた「美人のおねえさん」と同一個体だ。

 71行:チビ犬のルイ

  名前が違うからコクリ丸と間違えてくれないかな。

 138行:ゴスロリファッションの中学生

  じつは彼女は、ただの通りすがりではなくて『幻影幽霊』などに出てきた殺人鬼ユウキナギサなのである。彼女が連続殺人を起こすのは、来年の三月からである。

 162行:身長の高い男

  こいつも実は通りすがりではなく、ユウキナギサに『先生』と呼ばれる人物である。『幻影幽霊』などにも登場済み。

 187行:金属音が響いた

  先生はナタを仕込んでいるし、おねえさんも武器を仕込んでいるつもり。

 同:二人の対決

  単純な強さとしては先生の方が上のつもり。ただおねえさんは人間ではないので、相手が疲れるまで粘ることができる。

 202行:不思議な出血

  部位ごとに止血できるという謎の技術が使われているつもり。この技術のおかげで、おねえさんは自分で自分を手術して、自分の手足を交換できるという設定。

 247行:清隆学園の動物病院を薦める先生

  先に種明かしになってしまうが、そのまま犬を抱いた美人が英語の講師として清隆学園に乗り込んできたという布石でもある。先生は、危険すぎるので目の届くところにいて欲しかったのか、隙を見て殺そうというのか、それとも他の誰かを殺して欲しかったのか。色々と理由がありそうだ。

 280行:小型犬を抱いている美女

  碧眼に例の青い炎ということで、最後に出てくる新しい副担任と同一人物のつもり。



★六月のB面④

 ●教室でドッタンバッタン大騒ぎなシーン

 109行:老眼が進行して

  夏に五十肩も患いました。

 149行:冬の制服のヒカル

  袖にデリンジャーを仕込んでいるので、夏服に着替えられないのだ。さて移行期間が終わったらどうするのだろう? デリンジャーの携帯を諦めるのかな?

 167行:OTHレーダー

  超水平線レーダーのこと。レーダーも地球の上に存在するので、人間の目が水平線の向こうを見ることが出来ないのと同じように、普通のレーダーも水平線の向こうを見ることはできない。それを可能にするレーダー。

 171行:砂漠の大統領

  国連決議を蹴っ飛ばしたのは、たぶん一人だけだと思うんだが。それで湾岸戦争がはじまった。

 173行:ウォートホッグ

  米空軍のA10攻撃機「サンダーボルトⅡ」のアダナ。色々な逸話があるが、ともかく肉眼で戦争する最後のジェット機ではないだろうか。

 182行:明実と恵美子の身長

  設定によると明実が180センチを優に超え、恵美子は170センチぐらいだ。ちなみにアキラとヒカルは150センチぐらいのつもり。

 210行:『睡眠洗脳学習電波発生装置』

  『七月の出来事』のオマケである『幕間④』に出てくる謎器械である。

 229行:新しい英語の講師

  もちろん最後に出てくる副担任と同一人物である。

 233行:明実を睨むヒカル

  そういった学内の情報は彼担当だからだ。

 299行:「あたしだって三〇パーセントは…」

  ヒカルの体を構成している五人とは、どういった人物たちなのだろうか? この後で父親がフランス人と言っているので、そういった人物も入っているのだろう。よって推理すると以下のとおり。

  ハングルー・破壊指揮官

  カットスロート・急襲兵

  リッパースナッパー・テロリスト

  シナーツイン・追撃兵

  ブット・火炎歩兵

  って、これじゃあ「トランスフォーマー」のテラートロン、合体戦士オボミナスじゃん!

 468行:黒色の自動拳銃

  『四月のB面』から登場している「ギルティ」のことだ。

 493行:撃たれた本人は…

  とは書いているが、設定ではアキラの身体は全身防弾だったりする。

 503行:今日は青色だった

  なにが?

 589行:由美子の依頼

  校内の写真を見せた相手は『A面』にもちょくちょく登場し、『幻影幽霊』にも出てきた池上透だったりする。本当は五月ぐらいに彼女へ写真を見せている設定なのだが、先月は色々あったので、今月になってしまった。まあ追加で写真を撮ろうとして依頼してきたのかもしれない。

 620行:刀剣研究部にゲーム研究部を紹介

  『おお勇士よ、死んでしまうとは情けない』参照の事。

 622行:写真部の大戸島先輩

  きっと同期に堀川と田中、そして浅野と岸田がいるに違いない。

 644行:美幼女研究会

  見ている分にはいいが、犯罪はいかんだろう。

 684行:写真部の天野部長

  二年生。写真部の二年生は一人しかいない。そしてアキラたちの同期たる一年生には兵藤と真垣、そして西園寺がいるに違いない。

 713行:二人きりでドライブ

  女子高生のふりをしているが、ヒカルはれっきとした大人の女性なので、運転免許は所持している。詳しくは『五月のB面』参照のこと。

 768行:百合姫展開

  世の中には百合姫という雑誌もあるということ。

 905行:「銃に関しては、プロじゃろ?」

  じつは『五月のB面』で、試射の依頼は、すでにされていたりする。

 919行:コンチネンタルのケーキバイキング

  コンチネンタルという単語は適当に書いたので、レストランなのか、パーラーなのか、それともホテルなのか決めていない。

 933行:「おまえは、そういうヤツいるのか?」

  まあ、ヒカルちゃんったら。気になる人の恋愛事情を聞こうとするなんて、意識していると言っているようなものじゃない。

 962行:サバゲ、エアガン

  今回は、口語ではサバイバルゲームのことを「サバゲ」エアーソフトガンのことを「エアガン」と使い分けてみた。なにせ同じような言葉で、全然別の物が存在するからだ。とくにエアガンの方は、そういう名称の物が鳥撃ち用に、免許が必要な銃器としてあり、この先出てくるかもしれないので、こだわってみた。

 983行:実弾が飛び交う現場

  『四月のB面』参照。

 1057行:ヒカルの助言

  彼女の嗜好としてリボルバー偏向主義という設定がある。が、あながち間違いじゃないと思う。和美は、素人がオートマチックを所持しても、手入れが大変だと思うからだ。もちろん実銃の話しだけど。

 ●男子寮へ行くパート

 95行~:生活臭溢れるロビーの様子

  ここで寮生たちは朝と夕に食事を摂るという設定。

 142行:松田有紀

  じつは『B面』で名前が出るのは初なのだが、『四月のB面』の頃からちょくちょく顔は出していた。

 150行:自習室

  なんか倉庫みたいになっているが、規約を破った寮生を自省させるために閉じ込めておく部屋としても使われると設定している。

 164行:アーノルドシュワルツェネッガーにピッタリ

  和美の偏見である。

 194行:シリーズ七〇

  銭形警部が使っているので有名なコルトガバメントに、たくさんあるバリエーションの一つである。

 204行:M五〇〇

  市販されている中では最強の弾丸を発射するキチガイリボルバー。もちろん各社でエアーソフトガン化されている。

 同:M三六

  チーフスペシャル。日本のお巡りさんにもニューナンブと並んで支給されている小型リボルバー。

 205行:コルトSAA

  西部劇に出てくるリボルバー。これのコピー品をヒカルは右腿のホルスターに入れている。構造が単純なので故障しにくいのだ。

 同:アナコンダ

  シティハンターが使っているコルト・パイソンから進化した大型拳銃。44マグナムが撃てる。

 207行:二十六年式拳銃

  日本陸軍の騎兵隊が使用していたダブルアクションオンリーという軍用として割り切った設計の銃。

 215行:ベレッタの電動ガン

  おそらく東京マルイ製のものかと思われる。

 ●エアーソフトガンを試射するパート

 83行:「どうだ」

  初めて触る銃でいきなり当てるのは、たしかに自慢していい腕前だと思う。

 126行:ヘビーバレルタイプ

  普通のタイプのチーフスペシャルって、銃身に首があるから好きじゃないのよ。ヘビーバレルタイプは、フレームの接続部から銃口まで真っすぐだし、かっこいい。このあたりは和美の美意識の問題ですな。

 153行:卒業したカオル先輩

  このセリフ、たしか『十一月の出来事』にも出てきた記憶がある。おそらく卒業した元寮生なのだろう。

 186行:薬莢は抜けへんように…

  エアーソフトガンでわざわざリボルバーを選ぶ人は、シリンダーを開いて薬莢を排出するアクションが気に入っている人もいる。そのことを言っていると思われる。

 201行:野球で言うところの大暴投

  重い金属製の玉を撃ちだすように調整してあるので、軽いBB弾だと飛びすぎてしまうのだ。

 235行:「護身用に最適じゃねえか」

  実銃を持ち歩いているよりは、いまの日本でお巡りさんに見つかっても、問題になりにくいと言っているのだが、アキラはそこまで理解していない。



★六月のB面⑤

 ●ヒーロー登場のパート

 16行:首にタオルを…

  部活の後に、更衣室のシャワーを使用したからだと思われる。

 42行:タエちゃん

  後の場面で竹刀を貸すためにだけに設定したキャラクター。

 45行:圭太郎を覚えていないコジロー

  彼がA面の方で活躍するのも、もっと後だし。夏休み前だからまだ覚えてもらってないのだろう。

 120行:SL

  スチームロコモーションの略だが、本当の鉄道ファンはあまり使わない言葉。

 241行:神が海を割った奇跡

  モーセですな。

 265行:動ける者はいた

  コジローは、A面B面ともに女子の中では最強という設定なので、負けるシーンはなるべく避けるようにしている。よって、ここでも負けはしない。

 315行:日本人形のような美人

  後に出てくる岡花子である。アキラとは知り合いである。『四月のB面』参照。他に由美子もいるところから、三人して図書室からおりてきたところだったのだろう。

 355行:「クロガラスの新しいクリーチャーかもな」

  後に誤解と判明するが、この段階では正しい判断であろう。

 375行:アキラの必殺技

  今回は出番がなかったロケットパンチのこと。

 383行:それがそこに突き立つ

  えーと、空楽よ。そこはアスファルトで舗装された道なのだが、なぜ木刀が突き立つのだ? まあヒーロー補正、またはドラマ優先の法則という事で。

 398行:ギターとトランペットのBGM

  イチローとジローと言いたいところだが、この後の様子から「ロム兄さん!」という音楽であろう。もちろん流したのは、この後にスマートフォンを手にしているサトミである。

 417行:貴様に名乗る名前などない

  マシンロボクロノスの大逆襲の主人公、ロム・ストールが毎週決める有名なセリフですな。構想段階では、ここでサトミが青いヘルメットを被って「ロムにいさん!」と叫ぶシーンがあったことは明記しておこう。

 441行:サトミ

  B面では清隆学園高等部の男子生徒としてでなく、正体不明で得体のしれない者として扱っている。

 511行:石見氏直系第二〇代

  残念ながら自称なのだがな。

 627行:フレンダーみたいな変形

  フレンダーとは新造人間キャシャーンに出てくる、キャシャーンと旅を共にする忠犬サイボーグのこと。無茶な変形で潜水艦になったりする。コクリ丸も当初は「光に包まれたら大太刀に変わっていた」程度の変形予定だったが、アニメ「インフィニティフォース」で活躍するフレンダーを見ていたら、ちょっとイタズラ心が湧きました。

 633行:心霊兵器「狐狗狸丸」

  最初は『生命の水』で作られた物と設定したのですが、それとは出自が違う物としてみたくなり、なんか陰陽師的なそんな感じの技術で生み出された兵器としてみました。

 634行:一刀石

  一刀石自体は実在しますが、狐狗狸丸うんぬんは和美の創作です。

 676行:左脇に転がって…

  右に転がったら狐狗狸丸に切られてしまうから。

 699行:「そろそろ、か」

  少女が武器を隠し持っていることを予見したサトミが、なにかそれに対抗できる武器を調達してきてくれると、空楽は信じていたのである。非常口にチラリと見えたのは、サトミの影であろう。

 726行:右肩を踏み台にして…

  「オレを踏み台にした!」byミゲル・ガイア

 814行:非常階段を…降りてきた。

  一回、空楽に姿を見せた後、自身が戦闘に巻き込まれないように、そこに隠れていたと思われる。

 820行:「…ライトサーベルでも作って…」

  これが切っ掛けで『幕間③』で、空楽と決闘した時に持ち出したライトサーベルを作ったと思われる。

 829行:「闇あるところに光あり…」

  ロム兄さん繫がりで。

 846行:妖刀『白露』

  詳細は『おお勇士よ、死んでしまうとは情けない』参照。

 905行:反りがあわなくなる

  日本刀とはそういう物らしい。人を切ったことのない和美には検証不可能な事案である。

 ●テコ入れのパート

 107行:三つのホルスター

  右腿には銀色の銃「イノセンス」左腿には黒い銃「ギルティ」そして右の袖にデリンジャーを仕込んでいるので三つ。

 136行:問答無用に蹴られた

  おそらくヒカルが立てた指も、偶然三本だったのだろう。

 237行:それは襲って来た

  なにが襲って来たのだろうか?(スットボケ)

 ●土曜登校のパート

 13行:「…こんな大荷物が…」

  ホント、何が入っているのだろう? シャワーを浴びた時のためのブラシとか、ドライヤーとかまで入っているのかな?

 ●講習会終了後のパート

 20行:目を開けたまま寝ていたようだ

  相方の酩酊庵の得意技。ただしこの技を使用すると、眼球が渇いてとても痛いんだとか。

 132行:臙脂色が特徴の量産型ロボット

  その後に「いまさら」とか言っているから、やはりZガンダムに登場したマラサイの事であろう。

 226行:「大佐だぜ、大佐」

  後の表現からすると、おそらく米陸軍大佐の徽章が縫い付けられていたのだろう。

 247行:半歩だけ下がってうなずく花子

  彼女は男性が苦手という設定があるため、明実に馴れ馴れしく話しかけられても、構えてしまうのだ。その点「女の子のようなもの」であるアキラとヒカルは敷居が低い。ただし先月の事件で仲良くなった空楽は別だ。

 322行:体育の授業でよく使う更衣室

  この更衣室はD棟に、校庭側からだけに入り口がある部屋である。その横に、同じように校庭側だけに入り口のあるトイレもある。

 335行:都市迷彩柄の小さな布地

  のちの『十一月の出来事』でコジローが身に着けるアレである。



★六月のB面⑥

 ●由美子がB棟の屋上へ行くまで

 15行:山田亜紀登

  他にもちょくちょく出てくる生徒会長。任期はおそらく四月から翌年の三月まで。生徒会選挙は二月ごろか? 九月辺りに中間選挙があるのかもしれない。

 ●真鹿児孝之の観察

 33行:筋肉ムキムキの男

  肩のBCGは冗談ですよ。蒙古斑と並んで日本人の特徴でしょうから。その正体は、次回以降の『B面』にて。

 62行:「女の子~、空から親方が~」

  これを孝之に言わせたいために用意したシーンだったりする。まあ日本のアニメで屈指の名シーンだろうし。

 67行:青い宝石

  飛行する石と書いて、ブルーウォーターと読むかもしれぬ。



★六月のB面⑦

 ●お昼ご飯のパート

 13行:虹の園を守る二人組

  初代ですな。三人目とは翌年加わったシャイニールミナスのことだろう。明実がフリフリを着たのを見たくは無いが、香苗のは見てみたい気もする。

 27行:乾パンみたいなタブレットと水

  宇宙戦艦ヤマトの真田さんを真似してみました。

 81行:どこかに行っていた明実

  護衛はいいのかというもっともな意見もある。が、おそらく彼が行っていた場所は、男子便所であろう。そのぐらいは別行動じゃないと、お互いの精神衛生上よろしくないだろう。

 ●物理部を訪問するパート

 30行:ジャイアントインパクト説

  いちおう本物の学説である。

 52行:複数衝突説

  ジャイアントインパクト説よりも新しい学説。そのうちコッチが主流になるのだろうか。ただコチラの説だと、地球の自転軸が傾いている事への説明が弱いとか。

 67行:松井芽衣

  初登場の物理部部長。最初、機械的にキャラクターを創作したら、赤い髪の物理部部長で、性別は女。名前が牧瀬となった。(乱数表やサイコロなどを使って決めている)最後の方まで書いてからシュタインズゲートのクリスチーナと丸被りじゃんと気が付き、名前だけ変更した和美は、やはりあんまり頭が良くないようです。

 95行:春日野留美

  初登場のサバゲ部部員。全部書き終わってから、とあるサバゲをやるマンガに同じ苗字の登場人物がいることを知った和美。こちらもストックから乱数などで決めたので、偶然なのだが、信じてくれる人いないだろうな。書き終わってから気が付いたので、変更する気も起きなかった。まあ下の名前が違う(よね? たぶん)から許して。

 119行:エアコキ

  エアーコッキングの略。ガスや電池などに頼らない、人力が頼りの銃。もちろん連射ができないので、相手に先に撃たせるなどの駆け引きが生まれる。

 133行:戦艦

  まあ女の子には、大砲が生えている船は、全部「戦艦」だよね。本来は大口径砲を搭載し、それに対応する装甲を持った、軍隊に所属する船のことなんだけどね。後に出てくる「あけぼの」は護衛艦であって、戦艦ではない。

 51行:『マーガレット・スピンドルストン』

  もちろん『十一月の出来事』に出てきて、明実が使用していた化け物エアーソフトガンである。詳しく外見を描写をするのは今回が初である。

 76行:留美の言葉に、明実はなにか言いたげであった…

  もちろん、この『マーガレット・スピンドルストン』以上の威力を持つエアーソフトガンを開発中だからである。

 112行:全長三メートルを超える銃へと…

  無責任にも『十一月の出来事』において、黄金の電気騎士が使用するような銃と、うっかり書いたために、こんな大げさな事に。

 189行:バーレット二つ分

  25キロぐらいかな。

 ●荷物を車に積み込むパート

 16行:「次があったら…」

  ということで『十一月の出来事』では、電子レンジなどの準備がなされていた。

 26行:マーブル・スクリュー

  白い電と黒い電をあわせて放つ、初代最強の技。なにせ、ああいう敵がインフレしていく番組なのに、放送後半まで使用していたほど威力が高い。

 188行:山奥槇夫

  A面だけでなく、他のシリーズにも顔を出している槇夫先輩登場。アッシー(死語)をしてくれるので、本当に使いやすいキャラクターだ。

 125行:藤里佑人

  彼もストックから名付けたのだが、まさかどこかのキャラクターと被っていないだろうね? 和美もいちおう確認はしているつもりなのだが…

 182行:むらさめ型「あけぼの」

  海上自衛隊の新八八艦隊を構成する汎用型護衛艦である。

 ●実験棟を見学するパート

 150行:「…敵は多くても四体」

  この『六月のB面』に登場した順に数えると、おねえさん、小型犬を抱いた美人、そして先になるが醍醐クマが『施術』関係者で『生命の水』を必要としている。残りの一体は、明実の見積もりが甘いのか、それとも屋上に降りてきたマッチョなのか。

 188行:真空室

  『マーガレット・スピンドルストン』の銃身を差し込み、鉄粉のプールに近づけて撃つので、竈の直径は1メートル強と設定している。

 242行:「この実験」

  もうすでにJAXAにこのデータがあるとかないとか。まあ、この物語はフィクションですから。

 300行:延長コードが三本

  小学校で電気の実験をした人には不思議に思えるかもしれないが、日本の分電盤は、だいたい三相三線式で給配電しているので、メインのブレーカーから電気を取り出そうとするならば、三本の電線が必要となる。

 ●的を設置に行くパート

 38行:記念図書館のイギリス風景式庭園

  しまった、広すぎたかもしれない。

 59行:道の方から来た

  管理用道路のこと。おそらく試射する場所を探して、学園の敷地内をウロウロした後だったのだろう。

 82行:デデンデンデデン

  こう書くだけで、あのメロディが脳内で再生される便利な言葉。知らない方はジョン・コナーに関するタイムスリップ物映画を見るべし。ツカチンの格好はそこに出てくる敵役のコスプレだ。

 86行~:有紀のファッション

  この草臥れた感じで、持っている銃がマテバということで、きっと彼はトグサのコスプレをしているつもりなのだろう。

 92行~:空楽のファッション

  『十一月の出来事』と同じである。

 167行:ドン・ファン

  『五月のB面』に同じ名前のキャラクターを出したが、この場合は世間一般的な意味であろう。

 ●的を設置に丘を登るパート

 48行:コンクリートでできた階段

  もしかしたら階段ではなく土留めなのかもしれない。

 88行、91行:オペラグラスにフィールドグラス

  漢字で書くと双眼鏡に単眼鏡だな。留美のオペラグラスはサバゲで使うこともあるからポケットに入れっぱなしになっているのだろう。明実のフィールドグラスは…。あの白衣からは必要な物が必要なだけ物が出てくることになっているから。



★六月のB面⑧

 ●『マーガレット・スピンドルストン』を撃つパート

 13行:二本の電極

  初速を計測する器械と思われる。

 36行:爆縮機関の動かない…

  なんだアキラは宇宙戦艦ヤマトを見ていないのか。

 47行~:「爆縮機関始動を確認」

  手順は、なんとなくヤマトの波動エンジンの始動を参考に。この後、もうエネルギーは爆縮機関から供給されるので、コードはいらなくなる。

 68行~:「発射体勢へ…」

  ここらへんから、ヤマトの波動砲と、エバンゲリオンのポジトロンライフルが混じっていたりします。

 96行:カウントダウン

  聞き慣れない言葉でカウントダウンしているが、これ実は、ガミラス語だったりする。

 109行:赤色の光が届いた

  この威力。でもあくまでも名目はエアーソフトガンなのだから、発射したのはBB弾という設定。

 300行:空楽の銃

  『十一月の出来事』と同じくデッカードブラスターである。

 307行:有紀の銃

  『十一月の出来事』の時に、セブロを使っていたので「攻殻機動隊」繫がりでマテバにしました。

 ●留美の視点で②を振り返るパート

 6行:素人にありがちな…

  素人じゃないからな。ヒカルは言わず物がな、アキラだって四月の事件で実戦を経験しているし。

 59行:狐狩りではなく貴族狩り

  狐を追うのは狩人ではないのかという疑問を持たれるかもしれないが、古来より欧州では狐狩りを行うのは貴族であった。日本の鷹狩りみたいなものである。また実際に仲間内でサバゲをやった時に、正美(のモデルになった人)が「山奥さん(のモデルになった人)とサトミ(のモデルになった人)って、本当に強いの?」と、うっかり発言したために、正美(のモデルになった人)を残して貴族側が全滅した事があった。そして正美(のモデルになった人)が逆に二人に挟まれて、踊らされていた。(教訓:口は禍の元)

 ●ゲームが終わって着替えるパート

 18行:全員が丘まで辿り着くことになった

  もしかしたら、わざと有紀が誘導した可能性もある。

 37行:大泥棒が使っている銃

  ワルサーP38のこと。

 39行:女王様のスパイ

  ジェームズ・ボンドのことだ。最近のシリーズだと、同じワルサーでもP99を使用しているようだ。

 154行:巨乳の悩み

  なるべくだったら動きたくない。でも動かないとサバゲが楽しくない。ということで、ガッチリ固めるタイプのボディスーツを着ていると設定した。



★六月のB面⑨

 ●日曜日の朝のパート

 15行:「かあさんが昔読んだ本には…」

  なんて本を読んでいるんだか…

 23行:巨大兵器を持ち出す

  まあ、だいたい九時四十五分ぐらい?

 93行:「おかげで更衣室が…」

  『十一月の出来事』で更衣室が使用不能だったのは、このせい。

 164行:オーレン・イシイ

  キル・ビルという映画に出てきた日本刀を振り回す人。

 ●研究所へ行くパート

 17行:歩道橋のある交差点

  海城彰がアキラとなる原因である交通事故が起きた場所だ。

 64行:初代センチュリーのリムジン

  明実が首相専用車のナンバープレートを覚えていたのは、数字が揃っているので覚えやすいからであろう。

 128行:受付用アンドロイド

  別の話しである『おお勇士よ、死んでしまうとは情けない』では、買い物に行くアンドロイドまで登場させたので、このぐらいは研究所にいないとおかしいであろう。

 157行:「八っつぁんはどこだよ」

  クマさんに八さんとくれば、だいたい落語の登場人物である。

 192行:ヒカルの左手を確認する明実

  銃に手がかかっているか否かで危険度を量っているのだろう。

 229行:「こんな格好」

  白衣は作業服であるから、正式な場へ出席するにはふさわしくないため。

 ●醍醐クマとの会見するパート

 64行:「場末のドライブインシアターじゃないか?」

  「宇宙が熱い」といった感じ。

 146行~:メイドさんのファッション

  今回はギンガムチェックに拘ってみました。

 216行:「暗示的ではないか」

  明実の台詞。ルカ9章は、五千人にパンと魚を取り分ける奇跡の方が有名だが、章の前半ではイエスから癒しの術を習った使徒たちが、町の者たちを治療して回るというもの。その中には死亡した者すらいたという。『施術』も不老不死の術であるところから、たしかに暗示的ではある。

 311行:「エシェックという名の方が」

  他にヒカルには「上宮みかん」という偽名もある。

 321行:シロクニゴイチ

  おそらくヒカルのマスターの名であろうことは『五月のB面』の頃から匂わしてきた。

 361行:「マスターを失いました」

  ヒカルは自分のマスターから『施術』をある程度教えてもらっていたクリーチャー。しかし『生命の水』の製法は知らなかった。醍醐クマは自分のマスターから『生命の水』の製法をある程度教えてもらっていたクリーチャー。しかし『施術』の方法は知らなかった。対応する二人として設定した。

 400行:「主人を…。マスターを失くした…」

  後半でもう一度「主人」と口にしたことと、年齢から考えると、クマとマスターは夫婦関係にあったと推察される。

 436行:「ちょっと三秒だけ待て」

  明実はこの三秒で、クマがクロガラスだった場合などの想定を練り直したのだろう。

 466行:コンプレックスがある名前のようだ

  まあ、世間で言われるキラキラネームであることには間違いないな。

 478行:『生命の水』で助けたことがあった

  『五月のB面』参照。

 495行:「この三月に、またブラッククロウに襲われてね」

  クロガラス本人がこちらを襲撃していたため、アキラたちの方にはトレーネしか現れなかった、といういいわけ。

 514行:「五割を切る成功率」

  『四月のB面』時点で47パーセントと言っていた。

 598行:「第五のマスター」

  明実、シロクニ、クマのマスター、クロガラスときて、まだ未確認のマスターがいれば第五になる。

 613行:裏サイトにアクセス

  『五月のB面』参照。

 641行:「この距離だと感覚がある」

  『四月のB面』でも、アキラは切断された腕を遠隔操作できた。



★六月のB面⑩

 ●月曜日の朝のパート

 56行:そういえば真鹿児が言っていたっけ

  言ってません。言ったのは「新しい英語の講師が来る」でした。

 60行:マーガレット松山

  クロガラス本人のつもり。いちおうトレーネとは髪や瞳の色を変えてみました。さて、どうなることやら。次号へ続く。


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