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『アルビトリウム』の世界 登場人物紹介 用語解説  作者: 新条満留
補足『アルビトリウム』の世界(ここは既読者のための項目です)
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『次元穴道』と『次元の狭間』の違いについて

『次元穴道』と『次元の狭間』の違いについて


 ここでは『次元穴道』と『時空の狭間』について明確にしておきたいと思います。物語の中では詳しく説明しなかったので、ここで少し詳しく説明致します。


 『次元穴道』の定義


 『月の扉』の内部にある『アルビトリウム』と『マテリア』を繋ぐ時空のこと。通常は『月の扉』に入ると次元圧力によって認識力を失い瞬間的にこの時空を通るように感じるため、その存在を経験することはできない。それ故に『時空の狭間』と混同されている。

 ステラは最後にこの時空に留まる力を獲得する。

 ここに『アルビトリウム』と『マテリア』を繋ぐ宝具『ウンブリクスの石』がある。


 『時空の狭間』の定義


 次元の狭間


 『アルビトリウム』の持つ時空生成力によって生み出された不安定な時空。『天破城』と『虚朦の浮地』がある。


 端的に言うと、これら二つを分けて認識しているのは『天賢』だけなのです。何故かと言えば、『次元穴道』にある『ウンブリクスの石』はその重要性から彼によって秘匿されてきました。だから彼はそこを特別な時空として別名を付けたのです。他の者たちはそのことを知らないため一緒くたに『次元の狭間』と呼び習わしています。

 では具体的にそれら二つの空間はどう違うのかを説明します。まず、この『次元穴道』のモデルとなったのは「ワームホール」です。「ワームホール」がどんなものかは知らない方でも、恐らく聞いたことくらいはあると思います。簡単に言うと遠く離れている時空間を短時間で移動できる宇宙の近道のことです。これが『次元穴道』のイメージです。それに対し『時空の狭間』とはその外側に広がる宇宙に例えられます。あまりいい例えとは言えませんが、言ってる意味は理解して頂けると思います。つまり、その二つは同じ「空間」にあっても全く別の「時空」ということになります。そして「ワームホール」の出入り口に相当する物が『月の扉』になるのです。そして「ワームホール」は出入り口と一体なのでどちらかが消滅すると蒸発してしまいます。この蒸発した後の「ワームホール」、つまり『次元穴道』に取り残されたのがステラとバエルたちなのです。

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