大東原大乱
大東原大乱
概要
『大東原』に押し寄せて来た『妖獣族』たちが引き起こした争乱のこと。その引き金となったのは『ワタマ族』の征服活動である。
争乱は約半年に渡って続き、『大東元』の各地で様々な戦闘が行われた。最後に行われた戦いは『諸族の城籠城戦』で「諸族連合軍」約二十四万、「妖獣族軍」およそ百十万が激闘を繰り広げた。
最後には『諸族の城』は陥落し、跡形もなく破壊された。勝利した「妖獣族軍」も同族争いにより全滅して大乱は終息した。後にこの戦闘は「勝利者のいない戦闘」と評された。
経緯
全『アルビトリウム』世界を征服するため、『ワタマ族』は世界各地に『百人隊』を派遣した(『光源の大陸』を担当したのはサブルム〈作戦司令官〉、フェルム、ガリカ、イーレ、リデレの五人)。彼らは大陸に上陸すると、最初に大陸封鎖を行った。それから、内陸部へと侵攻して行った。その圧力によって『骨片の砂漠』に本拠を持つ『妖獣族』が逃げ場を求めて大陸全土に大移動を始めた(『骨片の砂漠の禍』)。それらの内の『大東原』側に移動した者たちが、この争乱を引き起こすこととなった。
結果
『大東原』の『三大種族』の本拠地は短期間の内に次々と陥落し、領土は破壊し尽くされ荒廃した。しかし、それだけでは収まらず『骨片の砂漠』の中央部に本拠地を持つ『妖獣族』も難を避けるために移動していたため、『大東原』との境界にいた者たちはさらにその中央部へと押し寄せて行くこととなった。遂には『諸族』の精神的な中心地であった『諸族の城』も破壊されるに至った。こうして『大東原』はほぼ全域に渡って彼らの蹂躙するところとなり、九千年の間に築き上げてきた文明は滅亡寸前にまで追いやられた。
但し、『大東原』にとって幸いしたのは、ステラの姉であるファミナ(ワタマ族最後の女性)がそこにいると推測した『ワタマ族』が、そこを破壊対象とはしなかったことである。そのため『妖獣族』が破壊した以外の被害は免れることができたのである。
ステラと彼の仲間たちの動き
ステラ(マモル)はこの大乱の戦闘には参加しなかったが、彼は戦いの最中に本体のステラと融合し『フルソルジャー』となった。
カオルを始めとした彼の仲間たちは、『諸族の城』が陥落するまで戦い続けたが彼らの善戦むなしく、『諸族連合軍』が全滅してしまったため敗北した。仲間は一旦解散し、それぞれに帰郷し、種族の再建活動に参加することとなった。
物語におけるここまでの話の位置づけ
物語はここで大きな転換点を迎え、後半へと突入する。それまで主人公ステラを中心にして話が進み、メインキャラクターたちがほぼ出揃い、彼らの個性も明らかにしてきた。
そして、ここから物語は群像劇の様相を呈するようになる。彼らがその後に登場してくる新キャラクターたちとどう関わりを持つかが描かれていく。それに伴ってステラの素性も次第に明らかになり、物語はここから新展開へ向けて本格的に動き出すこととなる。




