雑学(月の案内人、伝令鳥、グリモン、平均寿命、手合わせ、サルウェ・レギナ、時覚、コギタティオ、守石、千年支配、ポコの実、ワタマの決闘方式)
月の案内人
『大東原』の北端にいる少数種族『月読族』の別名。青い光子状の皮膚で覆われ光を放っている。瞳のない紅く光る目と透明な翼を持つ。穏やかで平和を好む種族で攻撃魔法は持っていないが、サムン・マールムと同じような「亜空間魔法」を使うことができ、「時空跳躍」ができる。
この種族の者と一緒に『月の扉』に入ると『次元穴道』の次元圧力に逆らって、その周囲に広がっている『次元の狭間』に留まることもできる。
伝令鳥
遠方の相手に伝達事項を伝える仕事をしている仙獣族人型の鳥族のこと。
グリモン
栗鼠の顔と猫の身体を合わせ、白い体毛に覆われた小動物。人懐っこく可愛い顔立ちをしている。
平均寿命
人族は約五百歳。エルフ族は約七百歳。仙獣族は約四百歳。幻霊族は約千二百歳。
『アルビトリウム』の者たちは幼年期が非常に短く十歳でほぼ成人に達する。青年期がとても長く老化が始まるのは最晩年の五十年ほどからである。
ワタマ族は『動元』の蓄積量に気を付ければ不老不死である。
手合わせ
人族の友好と別離の挨拶で、肘を曲げて互いの掌と上腕を合わせる。「私は何も隠し持っていない」という意味を示す。
サルウェ・レギナ
「女王に幸いあれ」の意。ワタマ族の家臣や臣民が女王に拝謁するときの挨拶の言葉。
時覚
『アルビトリウム』の者たちの持つ時間感知の能力である。地上のどこにいても大凡の時刻を知ることができる。そのため『アルビトリウム』には時計が存在しない。
コギタティオ
「思念理解」のこと。アルビトリウムには大小様々の種族が存在しているため、言語による種族間の壁を取り除くために発達した能力のこと。発声された言葉や文字を脳内で思念言語に変換して複合言語として理解できる。
守石
「相転移術」の一種。限られた者にしか使えない特殊技能である。自らの身体を石化し生体エネルギーの消費を遮断して残留思念を留め、空気分子を体内に取り込み圧縮してエネルギー変換して結界を広範囲に張り続けることができる。
千年支配
『ワタマ族』が『アルビトリウム』に存在できる千年の間、彼らは地上を征服して全種族を支配する。その期間を示す名称である。
『ワタマ族』は『アルビトリウム』にいる間、全種族が九千年の間に築き上げてきた文明を痕跡すら残さず破壊して彼らを支配する。そのため彼らはそれまで積み上げてきた自らの歴史、事績、そして世界を消滅させられてしまう。実際にはとてつもなく長い歴史を歩んできている世界なのに、このことが文明の発展を妨げている最大の要因となっている。
ワタマ族がこれを行うのは支配欲に駆られることばかりが理由ではない。理由の一つは『虚朦の浮地』では食料や必要な物資を自給することが困難なため、それを世界中から集め確保しておくことである。もう一つの理由は、『アルビトリウム』の者たちが彼らが『次元の狭間』にいる間に文明を発展させて自分たち以上の力を付けさせないようにするためである。
ポコの実
外観も含有物も大豆に似た食材。殆どの栄養素が含まれている。
ワタマ族決闘方式
『グレード』は決闘方式を指し、A、B,Cの三段階に分けられる。『A』は武器と動元術・魔法、つまり全ての能力を駆使して戦う総力戦。『B』は武器のみで戦う。『C』は肉弾戦。それぞれの『グレード』には二種類あり、『マグヌス』(上位)と『ミノス』(下位)がある。『マグヌス』は上位『グレード』の攻撃方式を五回まで使うことができる。
『Aマグヌス』
『ハルシオン』や『エクスハティオ』という広範囲破壊攻撃を含めた総能力戦。
『Aミノス』
武器と動元術を使う。
『Bマグヌス』
武器を使う。広範囲破壊攻撃を除く動元術を五回まで使える。
『Bミノス』
武器を使う。
『Cマグヌス』
肉弾戦。五回まで武器を使える。
『Cミノス』
肉弾戦のみ。




