主な種族(人族、エルフ族、仙獣族、幻霊族、水獣族)
*アルビトリウム世界は妖獣族が大きな勢力を誇っているため、『諸族』は他地域の同族と交流を絶たれてしまっている。そのため、個体数については『大東原』のみに広がる大凡の数を示し、政体についても同地域に限られる。
人族
支族:戦士型、魔道士型
総個体数:およそ七百万
本拠地:『白仙城』。人口は約二十万。――
政体:合議制。「長老」を首長とし、種族の直接の指導者である七人の「導師」で構成される「長老修道会」にて種族の方針を決定。
性格:温和で平和を好むが、戦闘になると勇猛果敢
特記:先祖は――。――
戦士型の特性
外観 二足歩行の人型。様々な髪と瞳の色を持つ。
職能
1、攻撃・防御の特性
物理攻撃に対して高い防御力があるが、魔法攻撃に対しては防御力が低い。
非常に高い身体能力を持ち、力に優れ武具を使った近接格闘戦を得意とする。
2、諸族混成戦闘時の役割
前衛、陽動、奇襲。
特記事項
使用する武具によって剣戦士、槍戦士、斧戦士、拳戦士に分類される。
魔道士型の特性
外観 二足歩行の人型。様々な髪と瞳の色を持ち、戦闘時には髪と瞳は赤い光りを帯び、全身が赤い光に包まれる。
職能
1、攻撃・防御の特性
物理攻撃に対しての防御力は低いが、魔法攻撃に対する防御力は高い。
体内に『魔元』を有し、魔術(魔法)を使った魔法攻撃を得意とする。諸族の中で最も高い魔法攻撃力を誇りその種類も豊富で、中には一撃必殺の強力な魔法もある。
但し殆どの魔術は詠唱を必要とするため、近接格闘戦を得意とする敵には発動までの間に先制攻撃されてしまう危険がある。
攻撃魔法は火系、水系、土系。
2、諸族混成戦闘時の役割
後衛、陽動、撹乱。
特記事項
使用する武具は法具(法剣、法器、長杖、短杖)。
エルフ族
支族:霊型(精霊)、射型
総個体数:およそ千二百万
本拠地:『樹海城』。人口は約三十万
政体:合議制。「長」を首長とし、種族の直接の指導者である十二人の「司士」で構成される「司士会議」にて種族の方針を決定。
性格:誇り高い。柔和でこよなく自然を愛し平和を好む。他種族に対して擁護的で奉仕的。特に人族に対して共通点が多いこともあり親近感を抱いている。
特記:先祖は幻霊族
背中にある『クリアフェザー』という白く透き通った翼で飛行ができ、必要のない時は身体に格納できる。額の中央に「ペンタグランマ」という青い星型の紋章がある。
髪や瞳は青系が多い。樹上に居を構えて暮らすことを好み、エルフ族にとってそれは最高の名誉となる。
古代において強大な勢力を誇り『大東原』の覇者として君臨した。
霊型(精霊)の特性
外観 二足歩行の人型。全身が透明の光を帯びている。
職能
1、攻撃・防御の特性
物理攻撃に対しての防御力は低いが、魔法攻撃に対する防御力は高い。
体内に『霊元』を有し、霊術(魔法)を使った治癒、回復、支援魔法を得意とする。種類は少ないが魔法攻撃も持っており、一撃必殺の強力な魔法もある。
飛行ができるため大抵の場合は回避できるが、霊術は詠唱を必要とするため、近接格闘戦を得意とする敵には発動までの間に先制攻撃されてしまう危険がある。
攻撃魔法は金系(風雷)。
2、諸族混成戦闘時の役割
後衛、陽動、撹乱、味方の治癒、回復、支援。
特記事項
使用する武具は法具(法剣、法器、長杖、短杖)。俗称で『精霊』とも呼ばれる。
射型の特性
外観
二足歩行の人型。
職能
1、攻撃・防御の特性
物理や魔法攻撃のどちらに対しても調和の取れた防御力がある。
高い瞬発力を持ち、反射神経が良く、飛行もできるため攻撃、防御、回避、どれを取っても欠点のない調和の取れた存在である。弓矢や投擲を用いた遠距離物理攻撃を得意とする。
2、諸族混成戦闘時の役割
前衛、後衛、撹乱。
特記事項
使用する武具は弓矢、投擲。
仙獣族
支族:獣型、人型
総個体数:およそ五百万
本拠地:『安獣城』。約三十五万
政体:独任制(王政)
性格:自然を愛し、人工物を嫌悪する。特に自然を壊して人工物を増やす人族に対して嫌悪感を持っている者が多い。諸族の中では最も好戦的だが、諸族の感化を受けて温和さが顕著になってきている。
特記:先祖は――
諸族の中で最も外観的な特徴が異なる支族(外観上分類される支族の意)が多い。特性は性によって明確に異なるため、性によって支族(能力上分類されるの支族の意)が分類される。
獣型の特性
外観
男性のみ。獣類と鳥類によってそれぞれ外観が異なる。共通するのは全身が体毛、または羽毛に覆われていることである。幼少時は獣型、成人すると獣の外観を保ったまま二足歩行の人型になることができる。日常は生活し易い人型でいることが多く、戦闘時には物理防御力が上昇する獣型になる傾向がある。
職能
1、攻撃・防御の特性
物理攻撃に対して非常に高い防御力があるが、魔法攻撃に対しては防御力が低い。
力に優れ武具を使った近接格闘戦を得意とする。
獣型になると身体能力が上がり、物理攻撃に対する防御力が上昇する。
2、諸族混成戦闘時の役割
前衛、撹乱。
特記事項
使用する武具は剣、槍、斧。
人型の特性
外観
女性のみ。幼少時は二足歩行の人型で、成人すると獣型になることができるようになる。成人して獣型になる外観は獣類と鳥類によってそれぞれ外観が異なる。共通するのは全身が体毛、または羽毛に覆われていることである。日常は生活し易い人型でいることが多く、戦闘時には物理防御力が上昇する獣型になることもある。
職能
1、攻撃・防御の特性
物理攻撃に対しての防御力は低いが、魔法攻撃に対する防御力は高い。
体内に『妖元』を有し、妖術(魔法)と召喚術を使った攻撃魔法を得意とする。特に召喚術は手懐けた『幻獣族』の種類によっては強力な武器となる。
妖術は詠唱を必要とするため、物理攻撃を得意とする敵には発動までの間に先制攻撃されてしまう危険がある。
獣型になると身体能力が上がり、物理攻撃に対する防御力が上昇する。
誕生時から『オベディエンティア』という『幻獣族』を従順化させる魔法を持つ。
攻撃魔法は木系(毒)。
2、諸族混成戦闘時の役割
後衛、陽動、撹乱。
特記事項
使用する武具は法具(法剣、法器、長杖、短杖)。
幻霊族
支族:――
総個体数:約七千
本拠地:『久遠の群島』。
政体:独人制。人民は首長である「長」に全幅の信頼を寄せているため、彼女に種族の方針を一任している。
性格:非常に献身的、柔和、平和を好み、そしてこよなく自然を愛する種族である。
特記:「五族同盟」時代には称号の有無に関わらず、『諸族』の者たちと主従関係を結び彼らの幻霊となって活躍した。現在では個体数が激減してしまったため、『諸族』の中で『テネレ』の称号を授かった者としか主従契約を結ばないことが『五族評議会』によって取り決められた。主となった者とは連結生命体となるため、主の身体と融合することができ、主が死亡した場合には自らも命を落とすことになる。
諸族の中で唯一魔法を発するのに武器を必要とせず、しかもより強力な効力を発揮する。背中に『ミラージュフェザー』という白く透き通った翼があり、必要のない時は背中に格納できる。
居住地である『久遠の群島』は他種族の侵略を受けたことがないため攻撃魔法は発達せず持っていない。
幻霊族はエルフ族の祖先に当たるため共通点が多いが、共通する技能ではエルフ族に勝る。
『天賢』より『諸族』(特にステラ)のためにその力を使うという使命を授けられた。
『五族』の中で唯一大東原に領土を持たない。
特性
外観
人族と外見上の見分けがつかない(人型)。他種族と主従契約を結ぶと極小形態(幻霊型)になることができる。仄かに全身から光を放つ。
職能
1、攻撃・防御の特性
物理攻撃に対しての防御力は低いが、魔法攻撃に対する防御力は高い。
体内に『霊元(清霊の清め)』を有し、霊術(魔法)を使った治癒、回復、支援魔法を得意とする。攻撃手段を持たず、自らの理由で戦うこともなく、仮に戦闘に参加しても、それは『諸族』への奉仕のためである。
2、諸族混成戦闘時の役割
主の支援、回復、治癒に徹する。
特記事項
武器を使うことは稀である。
個体数も少なく、攻撃魔法を持たないため、戦闘に直接参加することは殆どない。
水獣族
支族:――
総個体数:およそ九十万
本拠地:森海城(海底にある城塞都市)。約七万
政体:合議制。
性格:平和を好み、大人しく、こよなく海洋を愛する種族である。
特記:大別すると少数種族の中に含まれるが、その中では最多の個体数。海運、貿易、漁業によって栄え、それで得られる富によって種族の中で最も裕福な暮らしをしている。海水、淡水、陸上のいずれでも活動が可能である。商船や運搬船の警護の役割を果たす強力な海軍を所有している。
特性
外観
様々な支族(外観上の分類)がいるが、変身すると皆人型になる。人型になると肌が青系、瞳は黄系が多い。
職能
1、攻撃・防御の特性
物理攻撃に対しての防御力は低いが、魔法攻撃に対する防御力は高い。
体内に僅かながら『妖元』を有し、水系術(彼らの妖術を特にそう呼ぶ、魔法)を使った魔法攻撃を得意とする。
攻撃魔法は水系。
2、諸族混成戦闘時の役割
後衛、陽動、撹乱。
特記事項
武器は法具(腕輪)。海戦は得意だが、地上戦は苦手。




