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人生を綴る本  作者: CHOKO
序章
2/7

綴魔法図書館 会館

世界中に無数に存在する迷宮ダンジョン

人々は、ダンジョンで採れる資源や、討伐した魔物の素材を使い、豊かな生活を送っていました。


そしてここ、古都ストーリアも、古くから多くの人の手によって発展し、今では世界で最も大きな都として、毎日のように賑わっていました。


その都のほぼ中心に位置する大きな建物。それが『綴魔法図書館つづりまほうとしょかん』です。


この古都ストーリアは、はるか昔にできたこの小さな図書館を魔物達から守る為にできた都市だからです。

図書館自体も、蔵書数が増えたことで、元の建物は、そのまま離れとして残し、新しくレンガ造りの立派な図書館が立ちました。


その図書館を代々受け継ぎ、運営しているのが『綴』と呼ばれる人々です。

『綴』は血縁では無く、本が選び、代々伝わる魔法と製本の技術、この土地を受け継ぎ続けて来ました。


『綴』は、人々の人生を本に綴り、本の声を聴き、その声を人々に届けることを生業としてきました。


そして、今代の『綴』は、少し変わった『綴』でした。

人生を本に綴る『綴』と、本の声を聴き、人々に届ける『綴』。

本来なら、『綴』1人だけが受け継いできた魔法を、2人が分担する形で受け継いだのです。

この2人が今代の『綴』でした。


名前をつむぎしおり。姉妹でこの図書館を運営していました。

人生を綴る姉の紬と、本の声を聴く妹の栞。

この2人が今代の『綴』です。



これは、そんな図書館での出会いと別れの物語。

人が本の世界を旅する、不思議な図書館のお話。


それでは、綴魔法図書館、会館でございます。


早く本編に入れるよう、頑張ります

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