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黒助の異世界戦記  作者: ハル
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第5話

歩きだしてから大分時間が経過した。

スマートフォンを取り出して時間を見ると16時になっていた。

日も大分傾いてきた。

魔法の水筒のお陰でこまめに水分補給をしている為か、疲れてきてはいるがまだ動ける。


どんな虫や獣がいるかもわからない状態で木の上などでも簡単に休めない。

日が暮れれば其れも視野に入れないとダメだが。

気温は日本の初夏か初秋ぐらいなので過ごしやすいから、野宿事態は問題ない。

取り敢えずさっきから枯れ枝が落ちているとポーチに放り込んでいる。

問題は火種をどうするかだが。

彼是考えながら歩いていると何かが流れている音が聞こえ出す。


「川?」


少し小走りに走りながら音のする方に向かう。


森から抜けたと思ったら砂利道に変わり綺麗な小川が流れている。

「やっと一息つけれる。」

一息いれて砂利になるてまえの土の上に集めていた枯れ木を固めて置き、自分のズボンのポケットの中から糸屑を取り出し丸め枯れ木の上に置く。


今度はポーチから雷神刀を取り出し、鞘から抜き出し、丸めた糸屑の上に鋒を向ける。


「成功したらご喝采と」

誰が聞いているわけでも無いが1人呟き、刀に自分の力が流れるようにイメージ。

出来たら今度は小さめの雷が落ちるイメージをしてから、

「は!」


掛け声と同時に


"パシン!"

と音が響き枯れ木と糸屑から小さく火がついていた。


急いで火が消えないように息を吹きかけ、小さい枝などを火にくべる。


「雷が木に落雷して燃えるシーンをテレビで見たことあったから出来たら良いなあと思ってしてみたが、ぶっつけ本番で出来て良かった。」



火が安定すると今度は川に向かい川に雷神刀の鋒をそっとつけ、今度はスタンガンをイメージする。

「釣竿があればいいんだけどね。」

その前に水に足が使ってないことを確認してから先ほどの要領で

「は!」

と気合を発すると川の上に雷が走る。



「きゃああ!」


「きゃああ?」


少し離れた大きい岩場の裏側から悲鳴が聞こえた。




注意です。


川に電気を流して魚を捕る漁方は実在したはずですが、違法なので絶対真似しないでください。


多分罰せられたはずです。

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