第4話
巨大猪を仕留めてポーチに仕舞い、時間が経過した。
時計が無いので、体感時間ぐらいしかわからない。
そう思いながら、獣道を歩きながら考えてるとズボンのポケットにスマートフォンが入っているのを忘れていたので確認すると13時になっていたが此方の時間と会っている保証も無いので、時間は気にしない事にした。
アンテナは勿論立っているわけがないので通話不可だ。
壊れないようにポーチに仕舞い森を抜けるべく歩き続ける。
そうそう歩いている間に猪の他に鹿と兎を仕留めたけど、地球産と比べると異常にデカイ。鹿も兎も象並みの大きさで鹿の角も異常にでかくて、あんなので突進されたり跳ねて迫られたら、流石に圧巻過ぎて怖すぎた。
何とか逃げながら仕留めて、今はポーチの中だが、此のポーチの収納量はどうなっているんだ?
周りの木々に実がなっているが食べれるかわからないので、取り敢えず確保してはいるがお腹は減ってないのでポーチの中に数個入れている。
取り敢えず一つ解った事は動体視力と身体の能力が異常に上がっている事と刀と剣の使い方を熟知しており何年も何十年も振ってきた感覚になる。
取り敢えずわからない事が多すぎる。
落ち着いたら調べよう。
取り敢えず何をするにしても森を抜けて人里についてからだ。
まだ死ねない。絶対に家にかえってやる。