新たなゲームの始まり
殺し合いゲーム時のハジメの部屋へ案内された
そこには最初のゲームでの生き残りより遙かに多い数の人数がいた数は20…30人程がいた
周りの空気がとても重く感じる
すると、モニターの電源が入る
『にゃほにゃほ~狐ちゃんで~す♪ここにいるみんなには明日から『かくれんぼ』をしてもらいま~す!』
狐が言うと周りの人が口々に文句を言い出した
『この廃墟からは逃げられないからね~逃げたらかくれんぼの鬼がもれなく殺しに行きます☆じゃ、詳細は明日話まーす♪部屋のことはそこにあるテーブルにあるので案内4649~!』
やはり、沈黙が走る
「よろしくって…何がだよ!!クソッ!!」
一番前にいた少年が付近の机を蹴り飛ばす
すると、それにビックリして少女が泣き出す
「あの、皆さん…部屋に案内します」
「…夕凪ちゃん、大丈夫?」
「うん!大丈夫だから」
すると別の少年が言葉を口に出した
「…まさかじゃ、ないがお前内通者じゃないよな」
「…違います。皆さん今から言うことを良く聞いて下さい」
そして、殺し合いゲームのことを全て話した
「…皆さんには『ホントの絶望』が奥底に眠っているんです。『希望』すら塗りつぶすほどの『絶望』が…。」
「何それ…じゃ、死ぬまで永遠にこの廃墟にいないといけないの?」
「…例え帰っても酷い言いようでしたよ」
「僕らは狐に一週間の猶予をもらった…でも目にしたモノは決していいモノとは言えない」
「…なんだよそれ」
「言葉のままんまです。生きることすら望まれていない…それがこの場にいる私達だからです」
「…もうヤダぁ!!帰りたい~うわぁぁぁぁん」
「舞花、さっきのは言い過ぎだよ?謝りなさい」
「…健太」
「…よくもまぁ、落ち着いているのね、アナタ達」
「それは、僕らは前回の殺し合いゲームの生き残りなんだよ?初めての人達がこんなにもいるのに、少しは…っ」
「結局死ぬでしょ」
『………。』
そう、このゲームは『人生』がかかっているのだ
そんな安ぽい考えではこのかくれんぼで生きていけない
「それじゃ、案内するから・・・ついてきて」
薄暗い廊下を進んで行く
前回と同じ部屋に今度は2人で過ごすことになっている
部屋わけは事前に終わっている
机の上に置いてあった一枚の紙に書いてあった
『題名;お部屋の仲間ぁ』
これから、この紙に書いてあるようにしてね!
1ーf 花芽 夕凪
加瀬見 奏多
1ーE 赤坂 健太
海崎 舞花
1ーA 葛城 慎也
結川 唯
1ーB 港 真宵
南 雄輔
1ーC 伊藤 正人
皆川 百合子
1-d 野崎 千夜
春野 千夏・・・。
「てな、わけで・・・部屋に一つモニターがあるから時々狐が来るから」
そして、『かくれんぼ』と言う
『人生』をかけたゲームが始まる