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幽閉からの解放

閲覧者の皆さん

この小説は次で最終回になるつもりです。

「千夜………君なんで、なんで私を庇ったりしたの」

私は昔のことを思い出した。

あの時のこと………。

なんで、なんで私何かが生きているのかな

私の存在価値は………奏太が一緒にいてくれることだけ?だったらもう………いっそみんなを殺せば

「ねぇ、みんな」

「夕凪………ちゃん?」

「殺し合いゲーム………殺ろ?」

「なっ、ナニ言って………あのゲームはっ」

「へへっ………いいですね」

「春野さん?!」

この場にいい会わせていたない人は………。

葛木達と、あと彼だけ………?

「そう、じゃ………殺ろ?」

剣を構える

私は、また………ひとりぼっちなの?

どうしたのかな………私

握っていた剣をその場に落として崩れた

「花芽………さん?」

「………ごめんね、春野さん………その剣で」

奏太は私の言うことを察したのか

剣を拾い上げ、火のついてるストーブへ投げた

「………さっき言ったこと、もう忘れたの?」

「奏太………。」

すると、廊下から足音が聞こえてきた

………一人、いや二人?

「………ここにいたか」

「やっとのこと、皆さんに会えました。」

「二人とも!!生きてたんだ!!」

「………怪我の手当てします」

「当たり前だ、早くしろ」

「………っ、わかりました」

春野さんはとっさに部屋にあった救急箱を取り出し

二人を手当てした。

「………これで大丈夫、です。」

「………ふんっ、遅い………お前ホントに医者の娘か?」

「なにが………なにがわかるんですか!!」

「………知らぬ、そんなの」

「………葛木氏言い過ぎです!!」

「精々言えば、自分より妹か姉の方が出来てて、両親に見捨てられたか」

「………そうよ、だからナニ?私は生きちゃ行けないワケ??!!なんで………それだけのことで虐待されないと行けないの………ねぇ、教えて?」

「………面白い、だったらここから出た記念に俺の両親に頼んでやろう、それだったらどうだ?」

「ホント?嘘じゃない??!!」

「………俺は嘘は嫌いだ」

「ありがとうございます………。」

「あのね、もうすぐ………警察がくるはずなの」

『えっ??!!』

「………だからさ、入口に行ってみよ?」

「うん!!」

「………あの、なるべく暴走ロボットは成敗しました。」

「へぇ、凄いね」

「あと、新の黒幕もわかったよ」

「………伊藤だろ?」

「うん、そうだよ………今も見てる」

監視カメラのその先に………。

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